渋谷すばるASIA TOUR 2025-2026「Su」福岡公演のこと
2026年4月19日(日)
朝。羽田空港を発って、空路福岡へ。
ホテルに荷物を置いて、会場へ急いだ。
会場の福岡国際会議場は、福岡サンパレスのお隣りだった。
サンパレスは2022年9月、『二歳と1328日』のツアーで訪れた思い出の場所。
ファーストツアーの『二歳』でコロナ禍のために海外公演が中止となり、国内ホール公演ラストで途切れた想いが2年の月日を経て『二歳と1328日』初日で繋がった思い出の場所だ。
会場に着いたのはグッズ販売時間開始の少し前。
もう壁に沿って行列ができている。この、ワクワクとしたざわめきが大好きだ。
会場限定ブレスレット、福岡は黒だった。

開場時間が来て中に入る。
前から後ろにかけて傾斜がついている、とても観やすい会場だった。
福岡国際会議場のシートの色は赤。すばるくんの登場を今か今かと待っている。
ステージのスクリーンにはすばるくんの曲のMVがずっと流れている。ドキドキする。
その最後の曲のラスト、ひときわ高く音が鳴りカウントダウンが始まり、ゼロになって。
ライブスタートだ!
力強いビートに乗って高まっていく気持ち、可愛くてあたたかな笑顔、一瞬にして会場の空気を掌握する唯一無二の声…
今日もすばるくんの声は世界で一番素敵だ。
数曲を歌ってのMC。
「ええバンドやー」
と、唐突に言うすばるくん。
『Lov U』を作ってツアーを回って、ずっと忙しく走ってきて、最近ようやくいろいろと噛み締めることができるようになった。そして今、歌っていてしみじみと感じた、と(ニュアンス)。
「世代とかバラバラなんだけど、なんか絶妙にまとまってる感じで…だって世界のレジェンド、T-BORANおるんやで!そんなことある!??」
興奮気味に叫ぶすばるくん。
そこからリリイベで初めて五味さんとご一緒した時のこととか、「すばると」の東京公演を三井さんが観に来ていらっしゃったこととか。
バンドメンバーがそろって初めてのライブは当初「YY×SS」の予定だったのだけれど、そこに仙台の 「enigma music fes」と福井の「おぼろっく」が入って、いい流れで対バンに行けた、とか。
珍しく(?)饒舌なMC。
すばるくんがしゃべっている間、BGMのように三井さんがずっとギターを鳴らしている。
「三井君のギター聴いてるとずっとしゃべれる」
とぽろっとこぼしたすばるくんの言葉に
「俺は?」と五味さん。
「え!それやめてー!そういうことやないねん。世界のレジェンドの『俺は?』は聞きたくない!笑」
そして
「五味さんっておもろい人やねんで」
と楽しそうに話すすばるくん。
五味さんは何でも食べちゃう人で、台湾で「これなんだ?」と言って確かめもせずに食べたのはお鍋に入れる前の食材で、
「五味さん!それあかん!」と慌てて止めたという豪快&可愛いエピソードをばらしてくれた。
それから台湾で久しぶりにカラオケに行った時、そこにいらした日本人の方がT-BORANの曲を歌っていたそうで、そこになんと五味さんがハモリをつけていった。
何も知らずに歌い続けるそのお客さん(それはそう)。
その状況に熱くなった茂木ちゃんが
「誰がハモってるかわかってるか??本物だぞ!!」と言いに行ったというエピソードとか…楽しそうにいろいろ話してくれた。
その言葉のひとつひとつにすばるくんのバンドメンバーの方への愛情と信頼とリスペクトが感じられて。
素敵なご縁を繋いだ、最高のバンドなんだということが伝わってきた。
その後のMCでは
「なんでかわからないけど…このツアー、ただただ楽しいんです」
「今はとにかく一緒にやってくれている人たち、バンドメンバーはもちろん、渋谷すばるのチームのみんなを楽しませたい。…何より、お金と時間を使って来てくれる皆さんのことを楽しませたいんです」
独立してからのことを振り返り、今立つ場所のことを、真っ直ぐに伝えてくれた。
ロックナンバーの前には
「福岡ーーーーー!」
「まだやれるかーーーー?
まだやれるよな!そんなもんじゃないよな!!」
「福岡ーーーーーー!暴れろ―――――!!」
何度も、その地の名前を叫んで煽ってくれた。
そして本編ラストの曲前、すばるくんは
「俺は人生の最後まで渋谷すばるを全うします。
だからお前たちも、俺とでもいいし誰かとでもいい、自分の人生を生ききってください。燃え尽きて灰になって土に還って…生まれ変わってまた会えたらいいな」
そんなふうに伝えてくれた。
少し、目が潤んでいるように見えた。
この「俺とでもいいし、誰かとでもいい」のところで胸がぎゅっとなった。
相手のことしか考えていない、少し苦しいほど、なんてやさしい言葉なんだろう…
改めて思う。
どうしたって、すばるくんがいい。
すばるくんじゃなきゃダメなんだ。
すばるくんを追いかけながら、私は私の人生を生ききる。
そして、生まれ変わってもあなたを見つけるよ。
「ずっと忘れられないライブになりました。今日ここであなたたちとライブができてよかった」
「また、福岡であなたたちとライブがしたい」
そう言って優しい表情で客席を見てくれた。
あの日、あの場所にいられてよかった。
あの日のすばるくんの歌を聴けてよかった。
その言葉を聞けてよかった。
その表情を観られてよかった。
あのライブを一緒に作れたことが
本当に幸せだと思えた。
すばるくんの歌う声も表情もハーモニカの音もバンドの音も。
確かに今、繋がってると感じた瞬間の胸の高鳴りも。
なんだか特別で、すばるくん自身も言ってくれたように
ずっと忘れられないライブになった。
ーまた福岡に来て!
そんなお客さんの声に応えて
「また来るから!絶対来る!だから、また来てな!」
と。力強く約束してくれた。
このツアーのライブ、毎回そうだけれど、福岡でもすばるくんは
「幸せです」と
「楽しい!」「最高です!」
と何度も何度も言ってくれた。
そして
「長生きします」とも。
その言葉が本当に嬉しかった。
ステージを重ねるごとに、毎回最高を超えてくる今回の「Su」ツアー。
福岡も最高だった。
次はいよいよファイル、大阪。
すばるくんは私たちをどこまで連れて行ってくれるんだろう。
最高のツアーが終わってしまうのは寂しいけれど、すばるくんはまた次の最高な場所へ連れて行ってくれるから。
悔いを残さないように、全身全霊、全力で楽しむぞ!!!
2026年3月20日(金・祝)
渋谷すばる アジアツアー 『Su』福岡公演
@福岡国際会議場メインホール
ボーカル、ハーモニカ 渋谷すばる
ギター 三井律郎
ギター 五味孝氏
ベース 平田卓巳
ドラム 茂木左
鍵盤 西野恵未
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