【中学生が『技術士』へインタビュー】~09建設部門~ ♯2|R01_Ⅰ-2
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この解説は、このインタビューは、
R01年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2を基にして構成しています。
📝R01年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2
我が国は、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象に起因する自然災害を繰り返しさいなまれてきた。自然災害への対策については、南海トラフ地震、首都直下型地震等が遠くない将来に発生する可能性が高まっていることや、気候変動の影響等により水災害、土砂災害が多発していることから、その重要性がますます高まっている。 こうした状況下で、「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な国土・地域・経済社会の構築に向けた「国土強靭化」(ナショナル・レジリエンス)を推進していく必要があることを踏まえて、以下の問いに答えよ。
(1)ハード整備の想定を超える大規模な自然災害に対して安全・安心な国土・地域・経済社会を構築するために、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。
(2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)(2)で提示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。
(4)(1)~(3)を業務として遂行するに当たり必要となる要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。
😉登場人物紹介
👧美咲:中学2年生。生徒会副会長。生徒会長の座を狙う、負けん気の強い女の子!理科が大好きで、将来はみんなが住みやすい街づくりに関わりたいと思ってるんだって。ライバルの翔太には絶対負けないぞ!
👦翔太:中学2年生。生徒会副会長。同じく生徒会長を目指す、ちょっとシャイな男の子。美咲にはいつも言い負かされちゃうけど、心の中では「いつか出し抜いてやる!」と燃えている。モノづくりが好きで、将来は何かを作る仕事がしたいらしい。
👩💼高橋さん:建設部門の技術士。橋やトンネルなどの設計・管理をしている頼れるお姉さん。難しいことをわかりやすく説明するのが得意だから、安心してインタビューできるね!
🎤インタビュー開始
[会議室のドアをノックする音]
👧美咲: (少し緊張した面持ちで) 失礼します!
👦翔太: (美咲の後ろから) こんにちは。今日はお忙しい中、インタビューのお時間をいただきありがとうございます!
👩💼高橋さん: (笑顔で) いらっしゃい。よく来てくれましたね!生徒会のみんなが建設の仕事に興味を持ってくれるのは、とても嬉しいです。どうぞ、そこに座ってください。
[美咲と翔太は、高橋さんに促され、テーブルの向かい側の椅子に座る]
👧美咲: 今日は色々と教えてください!私、街づくりに興味があって、高橋さんのお仕事の話を聞けるのがすごく楽しみなんです!
👦翔太: 僕も、将来は何かを作る仕事がしたいと思っているので、今日は高橋さんのお話からたくさんのことを学びたいです。よろしくお願いします!
👩💼高橋さん: こちらこそ、よろしくお願いします。今日は皆さんが疑問に思っていること、何でも聞いてくださいね。難しい言葉はなるべく使わないように説明しますから、気軽に質問してください。
👧美咲: はい!ありがとうございます!早速ですが…
[美咲は、用意してきた質問リストを開き、高橋さんを見つめる]
👦翔太: (美咲に負けじと) あの、僕からも質問いいですか?
👩💼高橋さん: もちろん、二人とも順番に質問してくださいね。今日は時間いっぱい、皆さんの疑問にお答えしますよ!
[高橋さんは、優しく微笑み、インタビューの開始を告げる]
❓ 問題の前提を質問
👧美咲: 高橋さん、今日は国土強靱化について色々教えていただきたいんですが、そもそも、なんで今「国土強靱化」ってそんなに重要視されているんですか?ニュースとかでもよく聞くけど、正直、言葉だけだとピンとこなくて…。
👦翔太: 僕も同じです。地震とか災害が多いのは知ってるんですけど、「強靱化」って具体的にどんなことをするのか、よく分かってないんです。さっき美咲も言ってたけど、ニュースで聞くくらいで…。
👩💼高橋さん: いい質問ですね。お二人が疑問に思うのは当然です。国土強靱化っていうのは、簡単に言うと、「災害に強い国づくり」のことなんです。日本は昔から、地震や台風、大雨などの自然災害が多い国ですよね?
👧美咲: はい、ニュースとかでよく見ます。
👩💼高橋さん: そうなんです。そして、最近は特に、南海トラフ地震や首都直下地震がいつ起きてもおかしくないって言われていたり、地球温暖化の影響で、今まで以上に大雨や土砂災害が増えたりしているんです。
👦翔太: ええっ、そうなんですか?!
👩💼高橋さん: そうなんです。だから、「災害が起きても、被害を最小限に抑えられて、すぐに復旧できるような強い国」を作る必要があるんです。それが「国土強靱化」なんです。
👧美咲: なるほど!災害に強い国づくり、ってことなんですね!
👦翔太: 少し分かってきました!具体的には、どんなことをするんですか?
👩💼高橋さん: 例えば、橋や道路を丈夫にしたり、堤防を高くしたり、避難場所を整備したり、色々な対策があります。今日は、そういった具体的な対策についても、お話していきたいと思います。
👧美咲: 楽しみです!
👦翔太: よろしくお願いします!
✅(1)多面的な観点から「課題」抽出と分析
👧美咲: 高橋さん、災害に強い国づくりって、すごく大事なことだと思うんですけど、実際に進めていく上で、どんな課題があるんですか? 私たちが想像もできないような、技術者ならではの視点から見た課題とかってありますか?
👦翔太: そうですね。ニュースとかで見るのは、どうしても「お金が足りない」とか「人手が足りない」みたいな話が多い気がするんですけど、それ以外にも、もっと根本的な問題とかってあるんでしょうか?
👩💼高橋さん: 鋭い質問ですね!確かに、国土強靱化を進める上では、色々な課題があります。技術者の立場から、多角的な視点で考えると、大きく分けて3つの課題があると思います。
👧美咲: 3つも?!どんな課題ですか?
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