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【中学生が『技術士』へインタビュー】~09建設部門~ ♯5|R03_Ⅰ-1


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この解説は、このインタビューは、
R03年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-1を基にして構成しています。




😉登場人物紹介


👧美咲:やり手生徒会副会長!未来の街づくりクイーン!?

(👧キリッとした表情)

「フン、生徒会長なんてアタシがもらって当然!街の未来もアタシがデザインしてやるんだから!よろしくね、高橋さん!今日は根掘り葉掘り聞かせてもらいますよ!」

<美咲の特徴>
・理科大好き、負けず嫌いの生徒会副会長。
・生徒会長の座を虎視眈々と狙っている。
・特に都市計画や建築に興味津々で、将来は街づくりに関わる仕事がしたいと思っている。
・翔太のことはライバル視しているけど、実はちょっと意識してる…?


👦翔太:モノづくり男子!打倒・美咲!?

(👦ちょっと困ったような笑顔)

「あ、あはは…。美咲は相変わらず飛ばしてるね。高橋さん、今日はよろしくお願いします!僕もモノづくりが好きで、将来は何か作れたらいいなと思ってるんです。美咲には負けないように頑張ります!」

<翔太の特徴>
・物静かで優しい男の子。
・手先が器用で、プラモデルやDIYが好き。
・美咲にはいつも圧倒されているけど、心の中では「いつか絶対に見返してやる!」と思っている。
・実は、美咲の行動力や発想力を尊敬している一面もある。
・将来は建設業界で活躍したいという密かな夢を持っている。


👩‍💼高橋さん:頼れる技術士!街の安全を守るスーパーウーマン!

(👩‍💼優しく微笑む)

「美咲さん、翔太くん、こんにちは!今日はインタビューありがとうございます。建設の仕事は、みんなの生活を支えるとても大切な仕事です。難しい言葉を使わずに、わかりやすく説明できるように頑張りますね!一緒に楽しく学んでいきましょう!」

<高橋さんの特徴>
建設部門の技術士として、橋やトンネルなどの設計・管理に携わっている。
・冷静で論理的な思考を持ちながらも、親しみやすい人柄で、後輩からの信頼も厚い。
・街づくりへの情熱は誰にも負けない。
・今日は中学生の2人に建設の魅力を伝えようと意気込んでいる。


🎤インタビュー開始!


(🏢高橋さんの会社のエントランス。緊張した様子の美咲と翔太。)


👧美咲:(キョロキョロとあたりを見回す)
「うわー、すごい立派な会社!さすが技術士さんの職場って感じね。翔太、ちゃんとメモの準備はできた?今日は徹底的に質問攻めにするわよ!」


👦翔太:(リュックからノートとペンを取り出す)
「うん、大丈夫。高橋さんに失礼のないように、ちゃんと聞くよ。でも、美咲こそ落ち着いて。質問ばかりじゃなくて、ちゃんと話も聞かないと…。」


(受付で名前を告げると、高橋さんが笑顔で現れる。)


👩‍💼高橋さん:
「美咲さん、翔太くん、よく来てくれました!遠かったでしょう?さあ、こちらへどうぞ。」


(高橋さんに案内され、会議室へ。テーブルには飲み物とお菓子が用意されている。)


👧美咲:
「わー、ありがとうございます!飲み物まで用意していただいて…。」
(早速、オレンジジュースを手に取る)


👦翔太:
「ありがとうございます。あの、今日はお忙しいところ、お時間をいただき、本当にありがとうございます。」
(少し緊張した面持ちでお辞儀をする)


👩‍💼高橋さん:
「いえいえ、こちらこそ、お二人とお話できるのが楽しみでした。今日は、皆さんが普段疑問に思っていることや、建設の仕事について、何でも聞いてくださいね。リラックスして、ざっくばらんに話しましょう!」


👧美咲:(ニヤリと笑う)
「わかりました!遠慮なく、色々と質問させていただきます!」


👦翔太:「僕も、高橋さんのお話を聞いて、将来の参考にしたいと思っています。よろしくお願いします!」


📝R03年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-1


 近年、地球環境問題がより深刻化してきており、社会の持続可能性を実現するために「低炭素社会」、「循環型社会」、「自然共生社会」の構築はすべての分野で重要な課題となっている。社会資本の整備や次世代への継承を担う建設分野においても、インフラ・設備・建築物のライフサイクルの中で、廃棄物に関する問題解決に向けた取り組みをより一層進め、「循環型社会」を構築していくことは、地球環境問題の克服と持続可能な社会基盤整備を実現するために必要不可欠なことである。このような状況を踏まえて以下の問いに答えよ。
(1)建設分野において廃棄物に関する問題に対して循環型社会の構築を実現するために、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。
(4)前問(1)~(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件、留意点を述べよ。

「日本技術士会」HP


❓ 問題の前提を質問


👧美咲:
「あの、高橋さん。早速なんですけど、この問題の最初に出てくる『低炭素社会』とか『循環型社会』とか、ちょっと難しい言葉が出てくるんですけど…これってどういう意味なんですか?」


👦翔太:
「僕も、なんとなくはわかるんですけど、人に説明できるほどじゃないというか…。『社会資本の整備や次世代への継承』っていうのも、具体的にどういうことなのか、イメージしづらいです。」


👩‍💼高橋さん:
「はい、いい質問ですね! わかりやすく説明しますね。
 『低炭素社会』というのは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量をできるだけ少なくする社会のことです。
 例えば、電気自動車を使ったり、省エネ性能の高い家を建てたりすることが、低炭素社会につながります。」


👧美咲:
「なるほど! それは聞いたことあります。じゃあ、『循環型社会』っていうのは何ですか?」


👩‍💼高橋さん:
「『循環型社会』は、ものを大切に使って、できるだけゴミを出さない社会のことです。
 例えば、ペットボトルをリサイクルしたり、壊れたものを修理して長く使ったりすることが、循環型社会につながります。
 建設分野で言うと、建物を解体した時に出るゴミを再利用したり、環境に優しい材料を使ったりすることが重要になりますね。」


👦翔太:
「建物のゴミを再利用するんですか? コンクリートとかもですか?」


👩‍💼高橋さん:
「そうです! コンクリートも、砕いて再利用することができます。
 他にも、木材を再利用したり、新しい建材として活用したりする技術も開発されています。」


👧美咲:
「へー、すごい! じゃあ、『自然共生社会』っていうのは何ですか?」


👩‍💼高橋さん:
「『自然共生社会』は、自然を守りながら、人間も自然と共に生きていく社会のことです。
 例えば、建物を建てるときに、周りの自然環境に配慮したり、緑を増やしたりすることが、自然共生社会につながります。
 建設分野では、生物多様性を守るための取り組みも重要になっています。」


👦翔太:
「生物多様性…ですか? それは、生き物の種類をたくさん守るってことですか?」


👩‍💼高橋さん:
「その通りです! 生き物はみんな繋がっていて、一つの種類が減ると、他の種類にも影響が出てしまいます。
 だから、建設工事をする時は、周りの生き物たちのことも考えて、影響を最小限にするように努力する必要があるんです。」


👧美咲:
「なるほど、よくわかりました! それで、問題文に出てくる『社会資本の整備や次世代への継承』っていうのは、具体的にどういうことなんですか?」


👩‍💼高橋さん:
「『社会資本』というのは、みんなが使う道路や橋、学校、病院などのことです。それを新しく作ったり、古くなったものを直したりすることを『整備』と言います。
 そして、『次世代への継承』というのは、未来の人たちが困らないように、今のうちにちゃんと整備しておくということです。
 例えば、地震に強い橋を作ったり、長く使える建物を作ったりすることが、次世代への継承につながります。」


👦翔太:「未来の人たちのために、今、僕たちが頑張らないといけないんですね。」


👩‍💼高橋さん:
「その通りです! 皆さんの世代が、より良い社会を築いていくためには、地球環境問題や資源の問題について、しっかりと考えていくことが大切です。」


✅(1) 多面的な観点からの課題抽出とその内容


👧美咲:
「高橋さん、前提のお話、とてもよくわかりました!
 いよいよ本題に入りたいのですが…この(1)の問題で、まず何をすればいいのか、ちょっと迷っています。
 『多面的な観点から3つ課題を抽出』っていうのは、具体的にどういうことですか?」


👩‍💼高橋さん:
「いい質問ですね、美咲さん。
 まず、建設分野で出る廃棄物の問題について、いろいろな角度から見てみましょう、ということです。
 例えば、コストの問題、技術の問題、法律の問題、環境への影響の問題…といったように、色々な視点から問題点を探し出す、ということです。」


👦翔太:
「なるほど! いろんな角度から見て、問題点を見つけるんですね。
 でも、どんな観点から見ればいいのか、ちょっと難しいです…。」


👩‍💼高橋さん:
「そうですね。いくつか例を挙げながら、一緒に考えていきましょう。
 まず、皆さんが一番気になるのは、お金のことではないですか? コストという観点から見てみましょう。」

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