総監技術士的日記 ♯130|地球規模の危機、数百万人の禁煙努力を妨害
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📚 本日のテーマ
「the japan times」から、下記の記事を本日のテーマとします。
【地球規模の危機、数百万人の禁煙努力を妨害】
新型コロナウイルスのパンデミック、気候変動、そして戦争が複合的に作用し、世界各国の政府によるタバコ使用削減計画を妨げ、推定9500万人の禁煙努力を頓挫させていると、57の運動団体が支持する報告書が金曜日に発表された。各国政府は、2015年に合意された世界の持続可能な開発目標(SDGs)に連動する行動計画の一環として、2010年から2025年の間に15歳以上の喫煙率を30%削減することを計画していた。
しかし、目標達成の期限は2024年にさらに5年間延長された。これは、他の優先事項により各国が、168カ国が署名した世界保健機関(WHO)のタバコ規制枠組条約の実施から資源を転用せざるを得なくなったためである。
「この…遅延は、そうでなければ2025年までに禁煙していたであろう推定9500万人もの喫煙者が新たに生まれることを意味する」と、世界の持続可能な開発を監督する国連経済社会理事会に提出された報告書は述べている。
各国政府は喫煙者数の削減には成功しているものの、30%削減目標の未達成は、報告書に記載された喫煙率と人口統計に基づくと、目標としていた11億1240万人ではなく、世界で依然として12億780万人が喫煙していることを意味する。
アクション・オン・スモーキング・アンド・ヘルス・カナダ(ASHカナダ)が発行し、キャンペーン・フォー・タバコフリーキッズ、キャンサー・リサーチUKなどが支持するこの報告書は、遅延が続けば、タバコ使用による死者がさらに数百万単位で増加する可能性があると警告している。国連は既に、資金不足、地政学的緊張、パンデミックに関連する混乱により、17の広範な持続可能な開発目標のほとんどで世界が目標達成から遠のいていることを認めている。これらの目標は、とりわけ貧困と飢餓の削減、医療と教育へのアクセス向上を目指すものである。
ASHカナダの報告書を支持した団体は、各国政府に対し、増税や禁煙令などのタバコ規制政策への取り組みを一層強化するよう求めている。
このテーマに対し、技術士「総合技術監理的視点」から、
全体最適化の途を探ってみます。
📚 5つの管理の観点からの「問題点」
❓「1. 経済性管理」の問題点
地球規模の危機(パンデミック、気候変動、戦争など)への対応が優先され、タバコによる健康被害を減らすための予算や人員といった資源の投入が後回しにされてしまっている。
これにより、将来的に国民の医療費が増大したり、労働力が低下したりするなど、かえって大きな経済的損失を生む可能性がある。
❓「2.人的資源管理」の問題点
タバコ規制の取り組みが遅れることで、喫煙を続ける人が多くなり、将来的に健康を害する人が増えてしまう。
これは、社会全体の活力を支える働き手が減ってしまうことにつながり、国の持続的な発展にとって大きな問題となる。
❓「3. 情報管理」の問題点
タバコ規制の遅れが、将来的にどれほど多くの人々の健康を危険にさらし、社会に悪影響を及ぼすかという重要な情報が、政策を決定する人々や一般市民に十分に伝わっていない、あるいは理解されていない可能性がある。
その結果、対策の緊急性に対する認識が薄れ、取り組みがさらに遅れてしまう危険性がある。
❓「4. 安全管理」の問題点
タバコの使用を減らす計画が遅れているということは、喫煙者自身が病気になるリスクだけでなく、周りの人がタバコの煙を吸い込んでしまうことで健康を害する危険性も高い状態が続いてしまうことを意味する。
これは多くの人々の健康という安全が脅かされ続けている。
❓「5. 社会環境管理」の問題点
タバコ使用削減計画の遅延は、SDGs(持続可能な開発目標)、特に目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成を著しく妨げている。
地球規模の課題解決を目指す国際的な合意があるにもかかわらず、その一環であるタバコ規制が進まないことは、より健康で持続可能な社会環境の実現を遠ざけてしまう。
📚 部分最適化|5つの管理に対する「解決策」
🔎「1. 経済性管理」の解決策
タバコをやめる人が増えることで、将来的に病気になる人が減り、国全体の医療費がどれだけ節約できるか、また、健康な人が増えることで社会がどれだけ活気づくかを具体的に計算して示す。
そして、その効果を広く知らせることで、タバコ対策にもっと予算や人を使うことの正当性を理解してもらう必要がある。
🔎「2. 人的資源管理」の解決策
学校の授業や、インターネットなどを通じて、タバコが体にどれだけ悪い影響を与えるのか、そして禁煙するとどんないいことがあるのかを、若い世代にも分かりやすく、繰り返し伝えていく。
また、禁煙したい人が気軽に相談できたり、助けを求められたりする場所や機会を増やすことが大切である。
🔎「3. 情報管理」の解決策
タバコ対策が遅れると、将来どれだけ多くの人が健康を損なう危険があるのか、社会全体でどれだけの損失が出るのかといった情報を、グラフやイラスト、短い動画などを使って、誰にでも一目でわかるように工夫して伝える。
特に、若い人たちがよく使うSNSなどを活用して、正確な情報を広めることが重要である。
🔎「4. 安全管理」の解決策
レストランや駅、公園など、たくさんの人が利用する場所では、タバコの煙を吸わなくて済むように、喫煙できる場所を厳しく制限したり、完全に禁煙にしたりするルールをしっかり作って守らせる。
これにより、タバコを吸わない人が他人の煙で健康を害する危険を減らすことができる。
🔎「5. 社会環境管理」の解決策
タバコの使用を減らすことは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成、特に「すべての人に健康と福祉を」という目標に直接つながる重要な取り組みであることを、国や国際社会全体で再認識する。
その上で、WHOが進めるタバコ規制の国際的なルール(タバコ規制枠組条約)を各国がしっかりと守るように、目標設定や進捗状況の確認を強化し、必要であれば国際的な協力を通じて支援を行う。
また、タバコ規制に成功している国の良い事例(ベストプラクティス)を積極的に学び、自国の対策に取り入れるべきである。
📚 トレードオフ|各解決策の矛盾
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👨🎓総監技術士的日記🧐 #114 ~
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