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【中学生が『技術士』へインタビュー】~09建設部門~ ♯10|R05_Ⅰ-2


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この解説は、このインタビューは、
R05年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2を基にして構成しています。




😉登場人物紹介(👧👦👩‍💼)


このブログは、未来の街づくりを夢見る中学生コンビが、建設のプロに突撃インタビューする企画!個性豊かな3人が、難しい技術士試験の問題をわかりやすく解説しちゃいます!


👧美咲
「よーし、生徒会長はいただきだ!そのためには、街づくりについてもっと詳しくならないとね!翔太なんかに負けてられないんだから!」

しっかり者で負けず嫌いな中学2年生。生徒会副会長として学校を引っ張る存在。理科が得意で、街の構造やデザインに興味津々。来年の生徒会長の座を狙い、ライバルの翔太を意識しまくっている。


👦翔太
「(美咲には逆らえないけど…)将来は何かモノづくりに関わる仕事がしたいんだよな。ここはしっかり勉強して、美咲を出し抜いてやるぞ…!」

おっとりしているけど、実は負けず嫌いな中学2年生。美咲と同じく生徒会副会長。将来は何かを作る仕事がしたいと思っているが、美咲の勢いに押され気味。密かに美咲を出し抜く作戦を練っている。


👩‍💼高橋さん
「お二人とも、こんにちは!今日はよろしくお願いしますね。難しい内容もありますが、なるべくわかりやすく説明しますので、気軽に質問してくださいね。」

橋やトンネルなどの設計・管理に携わる、頼れる女性技術士。難しい専門知識をわかりやすく解説してくれる、まさにプロフェッショナル!優しい笑顔と丁寧な説明で、美咲と翔太の疑問を解決してくれる。



🎤インタビュー開始!


緊張しながらも、高橋さんの会社を訪れた美咲と翔太。

受付を済ませ、いよいよ高橋さんとの対面です!


👧美咲
「高橋さん、本日はお忙しい中、インタビューのお時間をいただきありがとうございます!生徒会副会長の美咲です。今日はよろしくお願いします!」


👦翔太
「同じく生徒会副会長の翔太です。高橋さんのお仕事について、色々教えてください!」


👩‍💼高橋さん
「美咲さん、翔太さん、ようこそいらっしゃいました!お二人とも生徒会副会長なんですね。こちらこそ、お時間いただきありがとうございます。今日は、建設の仕事について、楽しくお話しましょう!」


高橋さんは、笑顔で二人の挨拶に応えます。少し緊張気味だった美咲と翔太も、高橋さんの優しい雰囲気に安心したようです。


👧美咲
「あの、早速ですが、技術士の試験問題について質問してもよろしいでしょうか?」


👦翔太
「はい!僕たち、技術士の仕事についてもっと深く知りたいんです!」


👩‍💼高橋さん
「もちろんです!今日はR05年度の建設部門、必須問題Ⅰ-2について解説しますね。まずは問題を見てみましょう。」


いよいよ、技術士試験の問題に挑戦です!


📝R05年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2


 我が国の社会資本は多くが高度経済成長期以降に整備され、今後建設から50年以上経過する施設の割合は加速度的に増加する。このような状況を踏まえ、2013(平成25)年に「社会資本の維持管理・更新に関する当面講ずべき措置」が国土交通省から示され、同年が「社会資本メンテナンス元年」と位置づけられた。これ以降これまでの10年間に安心・安全のための社会資本の適正な管理に関する様々な取組が行われ、施設の現状把握や予防保全の重要性が明らかになるなどの成果が得られている。しかし、現状は直ちに措置が必要な施設や事後保全段階の施設が多数存在するものの、人員や予算の不足をはじめとした様々な背景から修繕に着手できていないものがあるなど、予防保全の観点も踏まえた社会資本の管理は未だ道半ばの状態にある。
(1)これからの社会資本を支える施設のメンテナンスを、上記のようなこれまでの10年の取組を踏まえて「第2フェーズ」として位置づけ取組・推進するに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要点・留意点を述べよ。

「日本技術士会」HP


❓ 問題の前提を質問


👧美咲
「あの、前提文の最初に出てくる『社会資本』って、具体的に何を指すんですか?なんか難しそうな言葉で…」


👦翔太
「僕もよくわからないです!それと、『高度経済成長期』っていつ頃のことですか?」


👩‍💼高橋さん
「いい質問ですね!
 社会資本というのは、私たちが生活する上で欠かせない、みんなで使うものを指します。
 例えば、道路、橋、トンネル、ダム、港、公園、上下水道など、生活や経済活動を支える様々な施設のことです。」


👧美咲
「なるほど!道路とか公園とか、普段使っているものが社会資本なんですね!」


👩‍💼高橋さん
「そうです。そして、『高度経済成長期』というのは、日本が経済的に大きく成長した時期のことで、大体1950年代後半から1970年代前半くらいまでのことを言います。この時期に、たくさんの社会資本が作られたんです。」


👦翔太
「じゃあ、今から50年以上前に作られた社会資本がたくさんあるってことですね!」


👩‍💼高橋さん
「その通りです。そして、問題文にあるように、それらの施設が老朽化してきているのが現状なんです。」


👧美咲
「それで、次の文に出てくる『社会資本メンテナンス元年』って、どういう意味ですか?」


👩‍💼高橋さん
「2013年に、社会資本の老朽化対策を本格的に始めよう!ということで、国土交通省が『社会資本メンテナンス元年』と位置づけたんです。それから10年間、色々な取り組みが行われてきました。」


👦翔太
「具体的にどんな取り組みが行われたんですか?」


👩‍💼高橋さん
「例えば、橋やトンネルなどの点検をしっかり行ったり、壊れる前に修理する『予防保全』という考え方が重要視されるようになりました。でも、まだ十分とは言えない状況なんです。」


👧美咲
「『予防保全』って、壊れてから直すよりも、事前にメンテナンスする方が良いってことですよね?」


👩‍💼高橋さん
「その通り!事前にメンテナンスすることで、大きな事故を防ぐことができたり、修理費用を抑えることができるんです。
 でも、現状は予算や人員が不足していて、なかなか予防保全が進んでいないという問題があるんです。」


👦翔太
「なるほど…!社会資本が老朽化しているのに、メンテナンスが追いついていない状況なんですね。」


👩‍💼高橋さん
「そういうことです。この前提を理解した上で、問題文を改めて見てみましょう。」


[1] 🔍社会資本って何?


👧美咲
「社会資本って、道路とか公園のことなんだ!私たちの生活にすごく身近なものなんだね。」


👦翔太
「そういえば、通学路の橋も社会資本ってことか!なんだか急に親近感がわいてきた!」


[2] 📅高度経済成長期っていつ?


👦翔太
「50年以上前にたくさんの社会資本が作られたんだね!昔の人はすごいなぁ。」


👧美咲
「でも、作ったものが古くなってきてるってことは、今、私たちがしっかりメンテナンスしないといけないってことだよね。」


[3] 🛠️メンテナンス元年って?


👩‍💼高橋さん
「老朽化対策を始めた年だけど、まだ課題が多いんだ…。もっとたくさんの人にメンテナンスの大切さを知ってもらいたいな。」


👧美咲
「私たちも、このブログを通して、メンテナンスの大切さを伝えていきたいですね!」


✅(1)第2フェーズで取り組むべき3つの課題


👧美咲
「高橋さん、問題文の(1)について質問です。『第2フェーズ』ってどういう意味ですか?それに、多面的な観点から3つの課題を抽出するって、具体的にどうすればいいんでしょうか?」


👦翔太
「僕も同じところが気になります!『観点を明記する』って、どんな風に書けばいいんですか?」


[1] 🤔第2フェーズって何?


👩‍💼高橋さん
「いい質問ですね!まず『第2フェーズ』というのは、これまでの10年間の取り組みを『第1フェーズ』と捉えて、その次に進むべき段階、つまり、これから取り組むべき新たな段階という意味です。」


👧美咲
「なるほど!これまでの取り組みを踏まえて、さらに進化したメンテナンスを目指すってことですね!」


👩‍💼高橋さん
「その通りです。そして、『多面的な観点から3つの課題を抽出する』というのは、色々な角度から見て、重要な課題を3つ見つけ出すということです。
 例えば、技術的な観点、経済的な観点、人材育成の観点など、色々な視点から課題を考えてみましょう。」


[2] 🔎多角的な観点って?


👩‍💼高橋さん
「『観点を明記する』というのは、その課題をどんな視点から見ているのかをはっきり書くということですね。」


👦翔太
「つまり、課題を見つけるときに、どんなメガネをかけて見ているかを書くってことですね!」


👩‍💼高橋さん
「上手い例えですね!
 例えば、『技術的な観点』から見ると、老朽化した社会資本をどのように効率的に補修・更新していくかという課題が出てきます。
 この時、『技術的な観点』と明記することで、課題の内容がより明確になります。」


👧美咲
「わかりました!色々な視点から課題を見つけて、それぞれの課題がどんな観点から出てきたのかを明確にするんですね!」


👩‍💼高橋さん
「そうです!それでは、実際に3つの課題を考えてみましょう。」

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