【セルフケア2025/4/16】体の傷は治るが、言葉の傷は治らない🩹
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[1]🌱プロローグ
わたしたちは、日々の暮らしの中で、
思いもよらない「言葉の刃」に心を切られることがあります。
「そんなの甘えだよ」
「何をそんなに気にしてるの?」
そういった何気ない一言が、深く心に刺さり、
そのまま抜けなくなってしまうこともある。
けれど、体の傷とは違って、
心の傷には絆創膏も薬もない。
だからこそ、時間が経っても、ふとした瞬間に疼いてしまう。
もう忘れたはずの『あの言葉』が、今日の自分を責め立ててくる。
でも、それはあなたが弱いからじゃありません。
誰だって、言葉には傷つきます。
たとえそれが、小さな声だったとしても。
この物語のようなセルフケアは、
『言葉の傷』を癒すための、そっと置くランプのようなもの。
今日もまた、自分にやさしい声をかけてあげられるように。
このページを開いたあなたに、
あたたかい灯りが届きますように。
[2]✂️カッターの出来事
カッターナイフで指を切ってしまった――
そんな何気ない、けれど少し痛みを伴う出来事が、
ひとりの少女の人生を変える瞬間になったとしたら。
それは、歌手・中島みゆきさんの少女時代のこと。
(有名なエピソードだと思います)
不注意でカッターの刃が指に触れてしまい、
血が滲むのを見たお父さんが、
黙って薬を塗ってくれたそうです。
そのとき、お父さんはぽつりとこう言ったのだといいます。
『体の傷は薬で治るけれど、言葉で傷ついた心は、薬じゃ治らないんだよ』
この言葉が、みゆきさんの胸の奥に静かに残った。
そして、それはやがて歌詞というかたちになり、
多くの人の『心のかさぶた』を包む、歌の言葉へと変わっていきました。
みゆきさんが届け続けてきたメッセージには、
「見えない傷を抱える誰か」をずっと想う、
小さな少女の記憶と、父の深い優しさが宿っているのかもしれません。
私たちも、どこかで似たような経験があるかもしれません。
ちょっとしたひと言に泣きたくなったあの日。
でも、それを誰にも見せられなかった日。
みゆきさんが受け取ったように、
あなたにも、心を守る言葉が届きますように。
[3]🧴お父さんの言葉
「体の傷は薬で治るけど、言葉で傷ついた心の傷は治らない」
――その一言には、
人生を見つめてきた大人の静かな実感がにじんでいます。
中島みゆきさんのお父さんは、お医者さまだったそうです。
傷に薬を塗ることは、彼にとって日常の一コマだったかもしれません。
けれども、娘の指先にそっと手を添えながら、
心の傷のことまで語ったのは、
きっとただの『医学的対応』ではなかったのでしょう。
お父さんは知っていたのです。
どんなに体が元気でも、心が折れてしまえば、人は前に進めなくなること。
どんなに笑っていても、言葉の刃が深く突き刺さっていることもあること。
そして、薬や包帯では癒えないものが、この世にはあることを。
誰かに言われた何気ない言葉、
冗談のつもりだった一言、
優しさのつもりで投げかけた忠告。
それが時に、長い間こころを締めつける『とげ』になることがあります。
だけど、みゆきさんのお父さんのような「気づきの言葉」も、
誰かの心をふと救うことがあるのです。
それは、すぐに効く薬ではないかもしれないけれど、
静かに沁みこんでいって、やがて力をくれる言葉。
あなたにも、そういう言葉、ありましたか?
そしてもし今日、あなたがそんな言葉を思い出せないでいたとしても、
これから出会う可能性だって、きっとあるんです。
心の傷は、癒す手を選びます。
でもその手は、あなたを想って語られた言葉の中に、
きっとそっと忍ばされているのかもしれません。
[4]🩹見えない傷
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