【中学生が『技術士』へインタビュー】~09建設部門~ ♯6|R03_Ⅰ-2
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この解説は、このインタビューは、
R03年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2を基にして構成しています。
😉登場人物紹介(👧👦👩💼)
👧美咲:
「ふんっ、生徒会長なんて楽勝よ!街づくりも私が引っ張ってくんだから!」
生徒会副会長。成績優秀、運動神経抜群。
来年の生徒会長の座を虎視眈々と狙う、負けず嫌いの頑張り屋さん。
特に理科が得意で、最近は街の建物とか道路とか、普段何気なく見ているものに興味津々。
口は悪いけど、根は真面目。翔太のことはライバルだと思ってるけど、実はちょっと意識してる…?
👦翔太:
「(ボソッと)美咲には負けないぞ…いつかきっと…」
同じく生徒会副会長。
美咲にはいつも言い負かされてるけど、心の中ではメラメラと闘志を燃やしている。
手先が器用で、プラモデル作りとか大好き。
将来は何かカッコイイものづくりに関わる仕事がしたいなぁ、と夢見ている。
今回のインタビューで、美咲をアッと驚かせるような質問をぶつけて、一泡吹かせてやりたい…!
👩💼高橋さん:
「難しいことも、わかりやすく説明しますよ!一緒に建設の世界を探検しましょう!」
今回のインタビューに答えてくれる、建設部門の技術士さん。
橋やトンネルなどの設計・管理のエキスパート。
難しい専門知識も、中学生にもわかるように、優しく丁寧に教えてくれる頼れるお姉さん。
(実は、昔はちょっとやんちゃだったとか…?)
🎤インタビュー開始!
場所: 高橋さんの会社 (会議室)
(会議室のドアをノックする美咲と翔太)
👧美咲:
「失礼します!〇〇中学校の美咲です。本日はよろしくお願いします!」
👦翔太:
「同じく、翔太です。よろしくお願いします!」
(深々と頭を下げる二人)
👩💼高橋さん:
「いらっしゃい!よく来てくれましたね。高橋です。どうぞ、そちらの席に座ってください。今日は楽しんでいってくださいね!」
(高橋さんは、美咲と翔太を席に案内し、温かいお茶を出す。)
👧美咲:
「ありがとうございます!あの、今日は技術士のお仕事について色々教えていただきたいと思って来ました!」
👦翔太:
「はい。僕も将来、モノづくりに関わる仕事がしたいと思っているので、色々勉強させてください!」
👩💼高橋さん:
「もちろん!二人とも熱心で嬉しいわ。今日は時間の許す限り、皆さんが疑問に思っていることを何でも聞いてください。
私も、できる限り分かりやすく説明しますね!」
(高橋さんは、資料を広げながら、インタビューの準備を始める。)
👧美咲:
「よーし、今日は徹底的に質問攻めにするわよ!」
👦翔太:
「うん、僕も負けないぞ…!」
📝R03年度「09建設部門」必須問題Ⅰ-2
近年、災害が激甚化・頻発化し、特に、梅雨や台風時期の風水害(降雨、強風、高潮・波浪による災害)が毎年のように発生しており、全国各地の陸海域で、土木施設、交通施設や住民の生活基盤に甚大な被害をもたらしている。こうした状況の下、国民の命と暮らし、経済活動を守るためには、これまで以上に、新たな取組を加えた幅広い対策を行うことが急務となっている。
(1)災害が激甚化・頻発化する中で、風水害による被害を、新たな取組を加えた幅広い対策により防止又は軽減するために、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。
❓ 問題の前提を質問
🌪️ 1) そもそも「風水害」って何?
👧美咲:
「あの、高橋さん。問題文に出てくる『風水害』って、具体的にどんな災害のことですか? なんか難しそうな言葉だなって…。」
👩💼高橋さん:
「いい質問ね、美咲さん。
『風水害』っていうのは、風と水によって引き起こされる災害のことよ。
具体的には、台風や大雨による洪水、強風による建物の倒壊、高潮による浸水などが含まれるわ。」
👦翔太:
「高潮って、ニュースで聞くけど、どんなものなんですか?」
👩💼高橋さん:
「翔太君、いいところに気が付いたわね!
高潮っていうのは、台風などの強い風によって海水面が異常に上昇する現象のことよ。
普段の満潮よりもさらに海面が高くなって、低い土地に海水が流れ込んでくるの。
特に、海岸近くの地域では大きな被害が出やすいのよ。」
👧美咲:
「なるほど!風と水でいろんな災害が起こるんですね。」
📈 2) 激甚化・頻発化ってどういうこと?
👦翔太:
「問題文に『災害が激甚化・頻発化』って書いてあるんですけど、これもよくわかりません…。」
👩💼高橋さん:
「そうよね。これは、『災害がますますひどくなって、起こる回数も増えている』、という意味なの。
例えば、昔はあまりなかったような記録的な大雨が降ったり、非常に強い台風が何度も上陸したりするようになった、というイメージね。」
👧美咲:
「確かに、最近ニュースでそういうのよく見ます!」
👩💼高橋さん:
「地球温暖化などの影響もあって、これからもますます災害が激しく、頻繁に起こる可能性が高いと言われているの。
だから、今以上にしっかりと対策を立てていく必要がある、というのが、この問題の背景にあるのよ。」
🏠 3) 生活基盤って何のこと?
👧美咲:
「あの、もう一ついいですか?『生活基盤に甚大な被害』ってありますが、生活基盤って具体的に何を指すんですか?」
👩💼高橋さん:
「美咲さん、すごく良い質問ね!
生活基盤っていうのは、『私たちが生活していく上でなくてはならないもの』、のことよ。
例えば、家、電気、水道、ガス、道路、鉄道、病院、学校など、普段当たり前のように使っているものが全部含まれるわ。これらのものが災害で壊れてしまうと、私たちの生活は大きく困ってしまうわよね。」
👦翔太:
「なるほど、家がなくなったり、電気が止まったりしたら、生活できないですもんね。」
👩💼高橋さん:
「そう。だから、これらの生活基盤を守ることが、とても大切なの。
今回の問題は、まさにそういった生活基盤を風水害から守るために、どんな対策が必要かを考えるものなのよ。」
✅(1)3つの課題を見つけよう!
🤔 1) 課題って何を見つければいいの?
👧美咲:
「高橋さん、(1)の問題は、風水害を防ぐための課題を3つ見つけるんですよね? でも、どんな風に考えればいいのか、ちょっとイメージがわかなくて…。」
👩💼高橋さん:
「そうよね、いきなり課題を見つけるのは難しいわよね。
まず、『課題』っていうのは、『現状のままだとマズイこと』っていう風に考えると分かりやすいわ。
風水害対策で言うと、『今までのやり方だけでは、被害を防ぎきれない!』っていうことなの。」
👦翔太:
「今までのやり方じゃダメってことか…。具体的にどんなことがありますか?」
👩💼高橋さん:
「例えば、堤防を高くする、とか、避難場所を整備する、とか、色々な対策があるわよね。
でも、災害はどんどん激しくなっているから、それだけでは足りないかもしれない。
そこで、『もっと〇〇する必要がある!』っていうのが、課題になるの。」
👧美咲:
「なるほど! 今までやってきたことの弱点とか、足りないところを見つけるってことですね!」
🧭 2) 多面的な観点ってどういうこと?
👦翔太:
「問題文に『多面的な観点から』って書いてありますけど、それってどういう意味ですか? いろんな方向から見ろってことですか?」
👩💼高橋さん:
「そう!翔太君、その通りよ。
多面的な観点っていうのは、『一つの問題に対して、色々な角度から見て、色々な側面から考える』ってことなの。
風水害対策で言うと、例えば…
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