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技術士口頭試験対策🧐🎯 ♯12|「やりっぱなし」は卒業!結果を次へ繋げる『評価』の思考技術|失敗談こそ最大の武器!(R08更新版)


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📨受験生さんへ


第11話では、

限られた資源を最適に配分して目標を達成する

「マネジメント」について解説しました。


今回は、そのマネジメントとセットで評価される、

合否の鍵を握る能力「評価」にスポットを当てます。


あなたは「評価」という質問に対し、

こんな風に答えてしまっていませんか?


「無事に完成し、顧客からも感謝されたので、良い評価だったと思います」

「大きな事故もなく終わったので、問題なかったと評価しています」


もし、このような「感想」に近い回答をしているのなら、

R08の試験官を納得させることはできません。


断言します。


技術士に求められる「評価」とは、

単なる結果の確認ではなく、

「客観的なデータに基づき、成功や失敗の真因を突き止め、

 次への改善策を提示するプロセス」のことです。



🤔【罠】「主観的な満足」は、技術士の評価ではない


口頭試験で最も多い不合格パターンの一つが、

評価を「感想」で語ってしまうことです。


「頑張った」

「喜ばれた」

「うまくいった」。


これらの言葉は主観的であり、再現性がありません。


R08の新基準では、

評価のプロセスにおいて

以下の「プロの視点」が厳格にチェックされます。


  • 客観的な裏付け

    • 勘や経験則ではなく、データ、数値、ITツール(シミュレーション、BIM/CIM、センサーデータ等)を用いて、結果をどう分析したか。

  • 多角的な検証

    • QCD(品質・コスト・納期)だけでなく、「次世代への影響」「文化的価値の保存」「持続可能性」という観点から、その業務をどう振り返ったか。

  • 波及効果の予測

    • その業務の結果が、組織や社会にどのような「負の影響」「新たな課題」を生む可能性を予見したか。



💡【本質】評価とは『次のPlan(計画)』を生み出すための儀式


技術士としての「評価」能力を証明するには、

以下の3つのステップで物語を構成する必要があります。


  • ①【実績の可視化】

    • 目標に対し、実際はどうだったのか。

    • ITやデータを駆使して、達成度を数字で明確にする。

  • ②【真因の分析】

    • なぜその結果になったのか。

    • 良かった点も悪かった点も、その理由を構造的に特定する(ここに専門的学識を注ぎ込む)。

  • ③【改善と水平展開】

    • その学びを、今後の自分の業務や、組織の「継続研さん」にどう繋げるか。


「やりっぱなし」で終わる技術者と、

「一つの経験を10の教訓に変える」技術士。


試験官は、その圧倒的な差を

この「評価」のセクションで

見極めようとしています。



🔧【実践】R08版・評価の「決め台詞」を身につける


あなたの過去の業務を、

R08基準の言葉で振り返ってみましょう。


  • 「データによる評価」の例

    • 施工後のモニタリングデータを解析した結果(IT活用)、当初の予測と3%の乖離を確認しました。

    • その原因を地質データの再評価により特定し、次回の設計基準に反映させました

  • 「持続可能性の評価」の例

    • 目先のコスト削減(C)は達成しましたが、次世代のメンテナンス性(持続可能性)に課題が残る結果となりました。

    • この反省を活かし、以降のプロジェクトではLCC(ライフサイクルコスト)を重視した選定基準を導入しました。


いかがでしょうか。


「うまくいきました」の一言で終わらせず、

そこに「根拠」と「未来への繋がり」を持たせる。


これが評価30点を満点にする技術です。



🗣️【プロの視点】合格者は「自分の非」をロジカルに語る


第2話の失敗談でも触れましたが、

評価において最も価値があるのは「失敗の分析」です。


「完璧でした」と語る人よりも、


「ここには課題が残った。

 しかし、その原因をデータで突き止め、現在はこう対策している」

と語る人の方が、技術士として遥かに高い評価を受けます。


自らの仕事を冷静に、

かつ客観的に「裁く」ことができるか。


その誠実な姿勢こそが、

あなたの技術士としての品格を証明します。



✍️【今日の課題】「成功」または「失敗」の理由を、数字で一つ挙げてください


これまで振り返ってきた業務の中から、

一つの結果(成果)を選んでください。


  • その結果を証明する「具体的な数値やデータ」は何ですか?

  • その数値になった「技術的な理由」は何だと考えますか?

  • その結果は、「10年後の社会」にどのような影響を与えると思いますか?


このワークを繰り返すことで、

あなたの回答から「感想」が消え、

試験官を唸らせる「技術士の評価」が宿ります。




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