ドラマ感想|今日もあなたに太陽を⑪
今日もあなたに太陽を
〜精神科ナースのダイアリ〜
Netflix 独占配信中(韓国ドラマ)
この感想には、ネタバレを含みます。
未視聴の方は、ご注意ください。
#11 そして旅は続く
自分の家族が言われると
つらいですか? 耐え難いですか?
精神疾患とは
誰もが経験しうる 予測不可能なもの
無関係だと思わないでください
11話目は、精神疾患に対する
偏見や差別について
描かれています。
前話で、看護師長の言葉に
勇気づけられた主人公は
うつ病の治療を続けながら
看護師として働き始めます。
そんなある日、
とある患者の母親から
「チョン・ダウン看護師は嫌です」
と言われてしまいます。
この時ダウンは自分の病気のことを
同僚たちに話していませんでした。
うつ病を抱えながら働くことを
反対されるかもしれない、
嫌な目で見られるかもしれない、
とダウンは思い込んでいたのです。
しかし、ダウンのことを聞いた
同僚たちは以前と変わらず接してくれて
ダウンの心配は杞憂に終わりました。
本当の問題は、患者の家族たちでした。
先ほどの母親は
ダウンが精神病院に入院していたことを
他の人たちにも言いふらしてしまいます。
やがて、その噂は病棟全体にも広まり
家族たちはダウンを無視するようになります。
事態は次第にエスカレートし
『チョン・ダウン看護師を解雇せよ!』という
デモまで行われるようになりました。
そのデモによって病院全体に広まり
そこに勤めている医師や看護師たちからも
冷たい目を向けられるようになりました。
そんな中、かつてダウンが働いていた
内科の看護師長がこう言います。
「何も悪くない、堂々としてなさい。」
敵だらけの場所にいるダウンにとって
この看護師長からのメッセージは
とても心強いものだったと思います。
そしてここから物語は
少しずつ風向きを変えていきます。
デモをしていた家族たちによる
抗議会議が開かれることに。
そこに出席したのは
ダウンと精神科の看護師長。
その場でも患者の母親は
「精神疾患があるのに社会生活をするとは」
と厳しい言葉を投げつけます。
冒頭の文は
感情的になっている家族たちに
投げかけた看護師長の言葉です。
ダウンを責めているのは
精神疾患で苦しむ患者の家族。
ダウンと同じように
精神疾患を治すために入院している
患者の家族です。
そんな患者たちの苦しみを
1番近くで見ているはずなのに
相手が家族ではなく他人になると
攻撃的な言葉を向けてしまう。
精神疾患を経験した身として、
この回の描写は少しつらく、
目を背きたくなるものでした。
言論の自由がある以上、
いろんな意見があることも分かるけれど
言い方を変えるなり
心に留めておくなり
できないものかとも思いました。
それでも、うつ病と闘いながら
他人にも自分にも負けない主人公の姿は
とても格好良く見えました。
言葉の重みを感じる
そんな、1話でした。
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