ドラマ感想|今日もあなたに太陽を⑧
今日もあなたに太陽を
〜精神科ナースのダイアリ〜
Netflix 独占配信中(韓国ドラマ)
この感想には、ネタバレを含みます。
未視聴の方は、ご注意ください。
#8 悲しみの有効期限
全然 大丈夫じゃない
私はつらいのに
“大丈夫?”ってみんなが聞くの
私はずっとつらかった
大丈夫なんかじゃなかった
8話目は、主人公の心の葛藤を描いた物語です。
それと同時に、主人公を取り巻く登場人物の想いも丁寧に描かれています。
これまでは“精神科に入院している患者”に
焦点が当てられていましたが
今回は“患者を支える側”である看護師、
主人公自身の心の内側に焦点が当てられています。
物語は、患者の死を忘れてしまっていたことに
気付く主人公の様子から始まります。
そんな彼女に看護師長は
「何日か休んでは?」と提案しますが、
チョン・ダウンは働くことを選びます。
しかし、そんな生活も長くは続かず…。
ある日、息抜きのために親友とカラオケに行き
いつもと変わらぬ元気な様子を見せますが、
親友からの「大丈夫か?」という質問に
まるでプツッと糸が切れたように
彼女は、涙ながらに本音を呟きます。
「大丈夫じゃない」
冒頭の言葉は、そのシーンの彼女の言葉です。
自分の心のSOSに気付きながらも
聞こえないふりをしてしまうこと。
私は違う、と言い聞かせて
自分と周りの間に線を引いてしまうこと。
身体が思うように動かなくなって
心もどんどん暗闇に引きずられていくこと。
全部、共感できてしまうからこそ
感じるものがたくさんあるように思います。
今、私がこうしてnoteを書いている瞬間にも
真っ暗なトンネルの中に居る人がいるかもしれない。
もしそんな人がいるなら
私が光を持って見つけてあげたい。
何もできっこないのに、そう思うときがあります。
この回のラストは、
車が行き交う交差点へ歩いていく彼女を
トラックが迫るその瞬間に、母が助けるという
衝撃的なシーンで終わります。
崩れていく主人公の心を見届けるのはつらかったけれど、
心に残る温かな言葉たちにも出会える作品なので
このドラマに出会えて、観ることができてよかったです。
感受性が高まる
そんな、1話でした。
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