ドラマ感想|今日もあなたに太陽を⑨
今日もあなたに太陽を
〜精神科ナースのダイアリ〜
Netflix 独占配信中(韓国ドラマ)
この感想には、ネタバレを含みます。
未視聴の方は、ご注意ください。
#9 私はうつ病のナースです
不思議ね
人間って自分の傷より
他人の傷のほうがよく見える
自分の傷はよく見えないから病院に頼るの
内臓が悪い時は内科
鼻や喉の場合は耳鼻咽喉科
心の場合は精神科
9話目は、タイトルにもある通り
主人公のチョン・ダウンがうつ病と診断される回です。
前話のラストで描かれた彼女の自殺未遂。
母に助けられるシーンで終わっていましたが
現実は、それだけで終わっていなかったのです。
母に助けられたあと、再び立ち上がると
車の行き交う交差点に飛び出してしまい、
その場に居合わせた同僚の医師が彼女を救出します。
(※医師=彼女に好意を寄せている人物)
しかし、一連の記憶が抜け落ちている彼女は
精神科に入院している事実を受け入れられず、
「重症でもない私がなぜ患者扱いされるのか」
と面会に来た母を責めてしまいます。
また、担当医や同じ病棟の患者に対しても
つい冷たい態度をとってしまうのです。
やがて、自殺未遂を図ったことを思い出すと
彼女はようやく、自分の姿を直視することになります。
「私は自殺未遂を図ったうつ病患者だ」と。
“精神科の看護師”という自分の立場が
自分自身を苦しめる材料になってしまったこと。
人を支える側であるはずの自分が、
助けられる側になってしまったこと。
そのことに、彼女は深く傷ついたのだと思います。
私がこのドラマを好きになった理由が、
この描写に詰まっている気がしました。
精神疾患を“遠い存在”ではなく
“誰にでも起こり得ること”として描いてくれている。
そのような視点で描かれているからこそ、
このドラマは心に沁みてくるのだと思いました。
肩の力を抜いて、見てほしい
そんな、1話でした。
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