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🎧色のない世界で|音の処方箋 No.22



これは、立ち直った話でも
元気になった記録でもない。

まだ途中の、
呼吸みたいな音の話。

愛も、心も、
目には見えませんよね。

同じ言葉でも、
その日の心の状態で
受け取り方は、
簡単に変わってしまう。

辛いときにかけられた言葉が、
傷口に塩みたいに感じる日もある。
優しささえ、
少し重たく感じてしまうことだって
ある。

自分の受け取り方次第だって、
頭ではわかっている。
それでも、
すべてを放り出したくなる日がある。
誰にも会いたくない日も確かにある。

でもそれは弱さじゃなくて、
自分を守ろうとしている証だと
私は思ってる。

⭐︎*・゜゚・*.⭐︎.*・*・゜゚・*⭐︎ *・゜゚・*.⭐︎

あの日から、
時間が止まったままのように
感じていた。

見える景色も、
聞こえる音も、
色を失った世界。

静かで、優しい、
透明な光だけが、
壊れそうな私を
そっと包んでくれていた。

愛し方も、別れ方も、
喜びも、悲しみも、
人それぞれ。

平等なんて、どこにもないと
分かっているからこそ、
心は余計に揺れてしまう。

一日の中で、
笑って、泣いて、怒って。
感情の波にさらわれても、
それは決して間違いじゃない。

これ以上傷つかないように、
私は、私を守っているだけ。

涙が止まらないのは、
ちゃんと向き合っている証。

⭐︎*・゜゚・*.⭐︎.*・*・゜゚・*⭐︎ *・゜゚・*.⭐︎

納得できない現実を、
受け止めるには、
時間が必要だと、
今はただ思っている。

ふとした匂いが、
過去を「今」に引き戻すこともある。

思い出にさえできない想いを、
無理に閉じ込めなくていい。
まだ整理できていなくてもいい。

勝手に、
きれいな物語にはしないでほしい。
まだそこにいる存在を、
なかったことにしないでほしい。

寄り添ってくれる あたたかい手。
静かな、優しい声。
冷えた胸に灯る、
小さな陽だまり。

⭐︎*・゜゚・*.⭐︎.*・*・゜゚・*⭐︎ *・゜゚・*.⭐︎

わかっているのに、
振りほどいてしまう私を、
今は、どうか責めないでほしい。

どんなに時間がかかっても、
自分で整理しなければ、
前には進めないから。

それだけのこと。

未練を背負って生きることは、
弱さじゃない。
悲しみを抱いた分だけ、
人は強くなれると、信じている。

涙の数だけ、
痛みが、いつか
光に変わることを知ってるから。

⭐︎*・゜゚・*.⭐︎.*・*・゜゚・*⭐︎ *・゜゚・*.⭐︎

みんな、
違う景色を見ながら、
それぞれの「愛という光」に
共鳴しあって生きている。

無理な同調も、我慢も、
その光を歪ませてしまうなら、
手放してもいい。

色のない世界を、
自分色に染める力は、
誰の中にも、ちゃんとある。

私は、それを信じている。

⭐︎*・゜゚・*.⭐︎.*・*・゜゚・*⭐︎ *・゜゚・*.⭐︎

「がんばれ」なんて言葉はいらない。
ただ、隣にいてくれるだけでいい。

それだけで、
十分、救われる日がある。

この音が、
誰かの夜に、
静かに効きますように。


この音に、言葉は添えません。


by きずな🌸



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きずな🌸|エモーショナル・エッセイスト| 言葉を音で届ける人♪ 大切なお気持ちを、今後の活動資金にさせていただけると嬉しいです✨決して無理のない範囲でお願い致します🙇‍♀️

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