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頭じゃ分からんことがある

おぬし、
どうやらまた“頭”で分かったつもりになっておるな?

「こうすればいい」
「ああしてはいけない」

もっともらしい顔してうなずいておるが、
それは全部、頭の中で転がした言葉にすぎんぞ。

おぬし、ちと理解が浅いのぉ。

心はなんと申しておる?
腹はどう反応しとる?

頭で分かったふりをして、心の声に聴き耳立てぬ者、
この世にどれだけ多いことか。

『腑に落ちる』という言葉を知っておろう。
「あぁ、そういうことか」と腹の底から静かに納得することじゃ。

食い物をよく噛み、消化し、血肉になるように、
言葉も気づきも、ちゃんと“腹の中”に落としていかねばならんのじゃ。

腹とは、思考もあり、感情もあり、
頭に負けず劣らず、いやそれ以上に賢き“命の中心”じゃ。

身体の一部いちぶに、細胞の一つひとつに“想い”あるぞ。

腹さんが納得しとらんのに、
「まぁいいや」「分かったフリで進もう」としてみろ、
心はぐらつき、身体さんもついてこんぞ。

そういうときに、体調崩すのじゃ。
気が重くなるのじゃ。
進もうとしても足が動かんのじゃ。

なぜか?
腹さんが「ちょっと待て」と言っとるからじゃ。

どんな教えでも、どんな答えでも、
まずは腹で“よく噛む”のじゃ。
味わい、感じ、飲み込んで、血にし、骨にするのじゃ。

そうして初めて、
「これはわしのものじゃ」と言えるようになる。

今日から頭だけでなく、“心”と“腹”にも話しかけてみなされ。

今まで聴こえなかった声が、そっと囁いてくるはずじゃ🍵

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