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記憶の彼方にある本の話15

【おばけのてんぷら】
何を使って描かれた絵なのか、特徴的な
挿し絵の絵本です。

主人公はうさぎのうさこで、友達の弁当の
おかずを少し分けてもらって食べたのが
キッカケで天ぷらにハマり、自分で作ってみる
ことにします。
材料を切り揃え、天ぷら粉を溶き、
油を熱して、準備万端。
揚げたて熱々の天ぷらを食べながら、
どんどん揚げて行きます。
その匂いに誘われて、山から おばけが
やって来ました👻
姿が見えないのを良いことに、おばけは
次々と天ぷらをつまみ食いしていきます。
うさこは揚げて食べてに忙しく、天ぷらが
減ってることに気付きません。
そうこうしてるうちに、油で滑った おばけは
天ぷら粉の中に落ちてしまいます。
どろどろの天ぷら粉に口も目も塞がれ、
自力で脱出することも、助けを求めることも
出来ないまま、溶き粉に まみれたおばけに
何も知らない うさこの菜箸が迫るのでした…

この絵本には、今でも書店の絵本コーナーで
会うことが出来ます。
考えてみると、ものすごいロングセラーな作品
ですね。

天ぷらと言えば…
天ぷらの香りも、蕎麦つゆの香りも、それぞれ
いい匂いではありますが、そそられるとまでは
行かないのに…
足し算して「天ぷらそば」になると、
とてつもなく心惹かれる香りになるのは
何故なんでしょうか。
あぁいけない…思い出したらヨダレが🤤

昨年10月23日、作者の せな けいこさんが
老衰で亡くなりました。92歳でした。
心よりご冥福をお祈り致します。