年間300件のPOPUPをぶん回してきたプロモーターが見た、文フリで売れるブース。
文学フリマ(文フリ)に訪問して気づいた、売れるブースと閑散としているブースの違いについて考察したnoteです。
自身のメモとして残そうとしましたが、もしかしたら誰かの為になるかもと思い、公開します。
ほとんど無料なので、とりあえず読んでみてください。
こんにちは。みつると申します。
現在、個人事業主として、古着屋を運営しています。
それ以前は、スキンケアブランドのプロモーターとして、全国の商業施設で年間300件のPOPUPイベントを約4年、ぶん回してきました。
文フリには全く無関係な経歴に見えますが、通りすがりの一見さんに対して、自ブースへの立ち寄りを増やし、買い上げの確率を上げることが至上命題の仕事でしたので、文フリとも共通事項が多く、参考になる点が多いのではと思い、書かせていただきました。
以下の章立てでお話ししていきたいと思います。
1、最低限のマナー
ずっとスマホをいじってる。
声を掛けない。
座りっぱなし。
ここら辺は論外です。
まずは、目の前を通るお客様に自分から関心を持ちましょう。
2、接客について
上の最低限のマナーをクリアした上で、みんながやりがちだなと思ったのは、無料のチラシやサンプルを最初に渡してしまうこと。
わざわざ初手で「検討します」の口実をプレゼント
これはダメ。もらって満足してしまうので。
最初に手渡すべきは、売りたい本や商品の1番おいしいページを開いて差し出す。
他の業種で考えればわかりやすいのですが、例えば、化粧品なら化粧品のサンプルは接客の最後に渡します。
食べ物の試供品も買ったおまけに付けます。
一方で、スーパーの試食、化粧品のタッチアップ(実際につけて試すこと)、洋服の試着は、商品の良さをその場で体験してもらうことを目的にしています。
その場で購入をするか否かを判断してもらうから、買い上げにつながるのであって、持ち帰ることができるものを最初に渡すことは、「検討します」の逃げ道を作ることになってしまい、そこから販売に繋げるのは難しくなります。
目的が販売ではなく、SNSのフォロワー増やしであれば、多少話は変わりますが、販売からフォロワーに繋げた方が、よりロイヤリティは高くなりますので、いずれにしても、良い手とは言えません。
サンプルや名刺、リーフレットは接客の最後です。
じゃあ、どうやって商品を手に取ってもらうか。
手に取れるタイミングで一言プレゼン
ブースの前を通過するまでの時間はせいぜい2~3秒。
その間に足を停めさせられるか。
タイミングが良く、気の利いたお声掛けは、絶対に必要です。
そのためには、2~3秒で興味を引く謳い文句(一言プレゼン)を考えること。
いろいろ考えて、試してみてください。その内に反応が見えてきます。
大切なのは、自分がどんな商品を販売しているのかを理解すること。
3、商品について
誰かが書いていそうな日常のつぶやきとか、小説とか。
それでもいいんです。
その中でも、自分が意識している視点や、こだわり、届けたいことはどこにあるのかを自覚することが非常に重要です。
これは他者との比較ではなく、あくまで、自分の中でのこだわりでいいんです。
これは個人的な主観も入りますが、特に文フリにおいては、大衆受けを意識した文章より、独りよがりで、他人に迎合しない、その人の世界観が伝わるものをみんな求めているのではないかと思います。
大衆受けは普通の本屋で買えるので。
自分のこだわりを意識することで、打ち出すべきところが見えてきます。
これが、次のブース作りに効いてきます。
4、ブース作りについて
目的なく歩いている通行人が、ブースへの立ち寄りから購入するまでの大まかな導線は以下の通り。
ブースの雰囲気(造作)に興味
スタッフの声掛けに興味
本のタイトル(2と3は入れ替わる可能性あり)に興味
本の内容に興味
付帯情報(価格、著者情報、希少性など)への納得
購入
ブース作りは、行き交うお客様との最初の接点。無目的な一見さんに立ち寄ってもらうために、最も大事な項目です。
以下、ブース作りのテクニックも含めて思いつくままに書いていきます。
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