やらずにいられない行動を、売上につなげる公式
本記事に川原卓巳さん(こんまりさんのプロデューサー兼旦那様)からコメントをいただきました!

この記事の要約
売上(成果)は「量 × 質 × 単価」の構造で決まる
初期フェーズで優先すべきは、確率(質)より行動量(量)である
やらずにいられない行動を「量の変数」に当てると、ビジネスは無理なく回り始める
1. 公式を作ると、力の入れ所が明確になる
ビジネスは、その構造を理解するために、公式を作ると話が早い。
私の場合、古着販売の売上は次の式で表せる。
売上=在庫数 × 回転率 × 単価
この式により、売上は「どこを動かすか」で決まることが分かる。
同じ考え方は、コーチングや無形サービスにも当てはまる。
売上=接触人数 × 成約率 × 単価
どのビジネスでも、構造は極めてシンプル。
2. 質とは確率であり、量とは分母である
この公式を分解すると、次の対応関係が見えてくる。
回転率・成約率=確率(質)
在庫数・接触人数=分母(量)
質とは、確率をどれだけ高められるかという話である。
量とは、試行回数そのものをどれだけ増やせるかという話だ。
3. なぜ質より量を先に重視すべきなのか
理由は三つある。
1- 確率には上限がある
回転率や成約率は、どれだけ改善しても100%を超えない。
一方で、量には原理的な上限がない。
在庫数や接触人数は、行動次第で増やし続けることができる。
2-確率には自分でコントロールできない要素が含まれる
市場環境、相手の心理、タイミング。
どれも確率に影響を及ぼし、完全には操作できない。
対して、量=行動は自分でコントロールできる。
出品する、発信する、会いに行く。
量の増減は、自分の行動に委ねられている。
3-質は量がなければ検証できない
試行回数が少ない状態で質を改善しても、検証が難しい。
確率は分母が増えて初めて検証が可能になる要素である。
したがって、初期フェーズで優先すべきは質ではなく量である。
4. 量の変数にどんな行動を当てはめるか
重要なのは、量の変数にどんな行動を当てはめるかである。
私は在庫数を増やすために、
「仕入れ」という行動をとっている。
私にとって、仕入れは、ついやってしまうことであり、やっている時間が何より楽しい。
だから結果的に、出品数が増える。
努力して増やしている感覚はない。
量を増やす行動が、自分がやりたいことと一致している。
5. 接触人数は「ついやってしまう行動」から増える
コーチング(無形サービス)の公式はこうである。
売上=接触人数 × 成約率 × 単価
量の変数は、接触人数である。
接触人数を自分が「ついやってしまう行動」で、どう増やしていくか。
例えば、
考えを言語化せずにいられず、Xやnoteに書いてしまう
→ 投稿が増えることで、露出が増え、見知らぬ人との接触が生まれる。人の話を聞くのが好きで、質問してしまう
→ 対話人数が増え、関係人口が広がる。構造やパターンを整理したくなる
→ 様々な事例が蓄積され、参照する人が増える。
集客のために頑張っている行動ではなく、
本人にとって、自然な癖の延長であることが重要。
結果として、接触人数という分母が、無理なく増えていく。
6. 「やりたいことを仕事にする」の正体
「やりたいことを仕事にする」とは、好きなことを選ぶことではない。
やらずにいられない行動を、
売上の「量の変数」に当てはめることである。
努力で回す構造は、長くは続かない。
次回書く機会があれば、行動を量の変数に落とし込む方法について深堀りしてみたい。
まとめ
先に挙げた公式は一例であり、それぞれにしっくりくる公式が存在する。
大切なことは、行動量を変数にすることで、売上(成果)が上がる構造を見つけることである。
おまけ
やらずにいられない行動とは、
気づくと、勝手にやってしまっている行動
やらなくてもいいのに、やらないと落ち着かないこと
お金や評価がなくても続けてしまう行動
疲れていても、なぜか手を伸ばしてしまう作業
努力している感覚がない
人から見ると大変そうだが、自分には自然なこと
