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【IUの表現力が光る】『ホテルデルーナ』レビュー!1000年の時を超えた愛と「別れのシーン」に涙腺崩壊

1000年の時を超えて、死者を迎え入れるホテルで始まった運命の愛。『ホテルデルーナ』は、IUとヨ・ジングの圧倒的なケミストリーと豪華絢爛な映像美が織りなす、史上最も切ないファンタジーロマンスだ。トッケビにも通じる壮大な設定と、涙腺崩壊必至の別れのシーンを、韓国ドラマ好きの僕が徹底レビューします。

僕が韓国語の勉強を始めてから、気がつけばもう2年以上が経過しました。

この勉強を始めたのをきっかけに、毎晩欠かさず韓国ドラマを観るのが日課になっているのですが、そろそろがっつりとした長編にも挑戦しようと思い、以前からずっと気になっていた作品、『ホテルデルーナ』を観ることにしました。

早速ですが、このレビューには一部ネタバレが含まれますので、まだ観ていない方はご注意ください。


🌙 ホテルデルーナの概要

(あらすじ)

韓国ソウルのど真ん中、人知れず存在する、死者だけを招く不思議なホテル。その社長であるチャン・マンウォルは、なんと1,000年以上も姿形を変えながらこの宿を営んできました。そんなある日、ふとした手違いで、生きた人間が支配人としてこのホテルにやってくることになり…

(主な出演)

  • チャン・マンウォル:イ・ジウン(IU)

  • ク・チャンソン:ヨ・ジング

  • チェ・ソヒ:ペ・ヘソン

  • チ・ヒョンジュン:P.O(Block B)

  • キム・ユナ:カン・ミナ


🌟 レビュー:なぜこの作品にハマるのか?

時空を超越した豪華絢爛なファンタジー

本作は、時空を超越した霊的な要素を含むロマンティック・コメディ(ラブコメ)です。

その雰囲気は、「星から来たあなた」のようでもあり、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のようでもあります。特に、死者を招くホテルという設定はまさに「トッケビ」に近いものがありますよね。

その一方で、洋館を舞台にした魔術的な雰囲気が全編に漂っており、わずかながら「ハリーポッター」的な側面も感じられました。ファンタジックな設定でありながらも、死者を“お客様”として迎えるホテルを中心としたストーリーに、僕はすぐに惹きつけられました。

「星と月」が織りなすケミストリー(相性)

主人公のク・チャンソンは、漢字で書くと「具 燦星」、ハングルで書くと「구 찬성」です。実は、彼の名前の「찬성(チャンソン)」は「賛成」とも読めるんです。そういった意味では、ちょっとしたダジャレが込められた、キラキラネームかもしれませんね。

そして、宿の社長であるチャン・マンウォルは「張 満月」。二人はまさに、「星と月」の関係ということになります。

この二人を演じているIUことイ・ジウンさんとヨ・ジングさんは、ラブコメのカップルとしては本当にお似合いでした。雰囲気、いや波長とでも言うのでしょうか、不思議と通じ合うものがあるように感じたんです。そいういった要素が、この時空を超えたストーリーに非常に大きな説得力を持たせていたと思います。

IUの「感情表現のギャップ」が胸を打つ

IUさんは、アイドル歌手としての活動もさることながら、「マイ・ディアミスター」や「おつかれさま」「ベイビーブローカー」などでの演技も素晴らしかったので、本作でも大いに期待していました。結果から言うと、期待を遥かに超えて良かったです。

  • 抜群の表情管理と心地よいセリフのリズム: 歌手ということもあり、言葉のリズムがとても良いと感じました。彼女の発するセリフの展開に心地よさを感じます。

  • 圧倒的な演技力: 彼女の演技は、相手を引き込む力がポイントです。演者として泣いているはずなのに、こちらも誘われて泣きそうになるほどのパワーを持っていました。

  • 我儘なプリプリぶり: なんとも我儘にホテルの社長を演じている時の、ツンとしたプリプリぶりも魅力です。

色々な意味で、本当に魅力的な俳優さんだと再認識しました。

ヨ・ジングの「重低音」がIUの音色と対をなす

対するヨ・ジングさんは、「怪物」で誠実な刑事を演じていましたが、今回は彼のしびれるようなロートーンボイスがIUさんと対になっていて最高でした。

この、どこから出ているかわからないような重低音が、IUさんの音色と見事な対を成し、心地よいコントラストを生み出しています。さらに、普段は無表情でありながらも、重要なシーンではその気持ちの昂ぶりを見事に表現していました。

冷徹なようで切なさを秘めたチャン・マンウォルと、温かく誠実なク・チャンソン。この二人の「感情表現のギャップ」と絶妙な掛け合いのテンポが、物語のダイナミクスを生み出し、視聴者である僕により深い感動を与えてくれたのです。


😭 個人的に最も心に残ったシーン

作品全体として、豪華な映像美と「死者を迎え入れるホテル」「1000年の時空を超えた設定」そして「ラブコメ」という企画が非常に面白く、評価できる作品だと僕は思います。

特に、個人的に最も印象的で心に残ったのは、ドラマの終盤の別れのシーンです。

チャン・マンウォルがク・チャンソンに別れを告げる瞬間、そして一ヶ月後、ク・チャンソンが現実世界で彼女の存在をあるきっかけで思い出すシーンが、あまりにもエモーショナルでした。

ホテル帰りのバス停でふと目の前に来たバスに書いてあった広告。彼女がいつも話題にしていた大食いタレントの写真を見た瞬間、ク・チャンソンは、今まで彼女と過ごした何気ない日々を一気に思い出し、大泣きするのです。

このシーンは、本当に共感できましたし、僕の涙腺も緩む瞬間でした。愛する人を失う悲しさが痛いほど強く伝わり、「実際に自分もそうなったら非常に悲しいだろうな」と思わずにはいられませんでした。


👗 その他の魅力:ファッションと伏線回収

チャン・マンウォルのゴージャスなファッション

視覚的な楽しさも、このドラマの大きな魅力でした。

チャン・マンウォルのゴージャスで多様なファッションが、とにかく印象的なんです。一話あたりおよそ3回は衣装が変わるなど、その回数の多さとデザインの華麗さがドラマの大きな魅力の一つだったように思います。16話でトータルしたら50着程度は着替えていたのではないでしょうか。

特に、黒いハットとロングガンを持った紫色のシャツのルックや、オードリー・ヘプバーンを思わせるクラシックな黒いワンピースのスタイルは圧巻でした。

物語が交錯する緻密なプロット

「ファンタジーな設定」でありながら、「多くの物語が交錯する」構成が面白く、ストーリー展開に終始惹きつけられました。特に、北朝鮮から持ち込まれたとされる「白頭山(ペクトゥサン)の絵」をク・チャンソンが売却するまでのサイドストーリーも、「結局どうなるの?」という視点で興味深い要素として楽しめました。

その他、脇を固めるホテルのスタッフや、チャンソンの友人に関するエピソードもしっかり組まれており、話が進むにつれて伏線をキチンと回収してゆく様はなかなか見事だったように思えます。短絡的な回収ではなく、比較的ストーリーを練りこんだ上でひとつひとつ大切に拾っていった感がありました。

(少しだけ残念だった点)

ただ、個人的には、若干BGMによる演出が過剰な部分も見られたのは残念でした。役者の演技だけで進めればいい場面でも、なぜか話の中盤あたりで次回に続くような雰囲気のBGMを流して雰囲気を刺激するのはいいのですが、多すぎると少し食傷気味になる気がしました。


✨ まとめ

とは言え、このドラマは、豪華な映像美と心に訴えかける愛の物語、そしてIUとヨ・ジングの絶妙な掛け合いが織りなす、忘れがたいファンタジーロマンスです。

僕が今年観た作品の中では、間違いなく「見て良かった」と思える作品でした。

みなさんは、このドラマについてどう思われますか?

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