消しゴムを置く時間
職場で、
透明人間のように感じていた。
働くことは、
自分を殺すことのように思っていました。
しばらく、
どう考えても自分と仲直りできなくて、
本当に働けなかった。
実際、
仕事に行きだすと、
休日は眠ることしかできなかった。
趣味や
やりたいことができる人は、
体力おばけだとずっと思っていた。
みんなは、
楽しそうに人生を歩んでいるのに。
私だけは、
なんでこんなにずっと苦しいのか。
幼少期から
誰かの喜びが、
自分の喜びになっていました。
最初はお母さん。
兄弟でも友達でも、
誰かを笑顔にすることが
大好きでした。
その笑顔は、
私の心をあたためてくれるようで。
だけどいつからか、
笑顔にしてあげられることばかりを
選ぶようになっていきました。
そしていつの間にか、
私の分まで
誰かにあげてしまうようになっていきました。
誰かに合わせること。
自分は後回し。
働くことも、同じでした。
「こんな私を雇ってくれたんだから」
そんな気持ちが大きくて、
食べるものも、
寝る時間も。
私の生活は
すべて仕事中心。
職場でも私生活でも、
どんどん
私が消えていく。
そして、透明人間になっていった。
すると、
心が自分を取り戻したくて…、
もうこれ以上
自分を消したくなくて、
誰とも関わりたくなくなる。
引きこもることは、
私の心を
もう誰にも渡したくないという
心のSOSだったんだと、
やっと気づきました。
自分で自分のことを、
消しゴムで消していく。
透明人間にしていたのは、
私だったのです。
ずっと周りの環境や
人間関係のせいだと思っていた。
もしくは、気質のせいだと。
だけど本当は、
ずっと自分を守るより先に、
自分を消すことを
選び続けていただけだったんです。
自分を守る。
誰かに与えない。
もう消さない。
『余白』
それは、
消しゴムを持たない時間のよう。
きっとみんな
何かの役割の中で生きている。
知らないうちに、
自分を後回しにしてしまう日もある。
だから、
つい消してしまう自分に気づくこと。
真っ白な自分に触れるため。
私にとっての『余白』は、
すぐに消えてしまいそうな自分を、
「ここにいていいよ」と
思い出させてくれる時間なのです。
消しゴムを置いて、
また自分に戻るための、小さな時間。
実は最近、
noteも少し苦しかったのです。
きっとまた、
自分が消えていたのかもしれません。
続けることは、
頑張ることだとずっと思っていました。
けれど、
本当は静かな時間を持って、
自分を守ることなのかもしれません。
仕事も同じ。
つい消してしまいますが、
輪郭だけは消さないように。
なので、
少しだけnoteをお休みします。
また戻れるように。
また書きたいと思えるように。
この場所に帰ってきたいから。
みなさんの場所にはお邪魔させてくださいね😌
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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