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お粥のイメージが変わる。出汁たっぷり中華粥を作ってみた

お粥と聞くと、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?

1月7日(人日の節句)に無病息災を願って食べる七草粥でしょうか。

それとも、風邪をひいたときに胃に負担をかけないように食べる、やさしい味のお粥でしょうか。

いずれにしても、日本で食べるお粥は「味が控えめ」という印象が強いのではないでしょうか。

グルメ好きの方ならご存知かもしれませんが、中国や台湾でもお粥は日常的に食べられています。いわゆる「中華粥」「台湾粥」と呼ばれるものですが、これが日本のお粥とは少し違います。

鶏や椎茸などの出汁をしっかり効かせたスープに生米をじっくり炊き、調味料や香辛料で味を整える。そんな、しっかりとした旨みのある一品です。調べてみたら中華粥と台湾粥の違いは、食べ方のスタイルにあるそう。中華粥は出汁や具材をとろとろになるまで煮込んだ一品料理として扱われます。一方、台湾のお粥屋さんはビュッフェスタイルが一般的で、シンプルな白粥や芋粥を、炒め野菜や肉・魚などのおかずと一緒に食べるスタイル。ですが、台湾でも出汁を効かせた中華粥スタイルのお粥ももちろんあるので、本記事では中華粥と表記で統一します。

じつはこの中華粥、以前香港で食べたことがあるのですが、それがとても印象的でした。

「お粥って、こんなにしっかりした味わいになるんだ」と、少し驚いたのを覚えています。

そして、今日はいつもとは違うものを作ってみようと思ったときに、ふと頭に浮かんだのがこの中華粥でした。

調べてみると、どうやら家でも作れそうです。

初めてではありますが、思い切ってチャレンジしてみることにしました。


■食材の準備(2人前)

・お米(0.5合)
・水 600ml

具材

・鶏もも肉 200グラム
・生姜 1片
・カットタケノコ
・干しエビ 4グラム
・干し椎茸 4個
・鶏ガラスープのもと 小さじ1
・塩 2つまみ

仕上げ用
・ごま油 

トッピング用
・青ネギ 適量
・ザーサイ 適量
・ラー油 適量
・フライドオニオン 適量
・五香粉 ほんの少し
・花椒 適量
・鎮江香酢 ほんの少し

■まずは下準備から

今回作る中華粥は下準備が8割です。

この下準備のなかで1番重要になるのが、

干し椎茸の戻し  です。

椎茸に含まれる旨味成分「グアニル酸」。
これが中華粥の味を引き立てる鍵になります。

やり方自体は簡単でつぎの2ステップです。
①椎茸を水洗いし汚れを取り除く
②お水に椎茸がしっかり浸かるように入れて戻す

ここで、ポイントは次の2つです。
・冷水を使うこと
・5時間以上、できればひと晩じっくり漬ける

冷水の方が水を良く吸い、グアニル酸もたくさん出てくるそうです。ですので、ぬるま湯は推奨されません。

また、グアニル酸は浸けてから5時間6時間で最大になり、椎茸自体は冷水の場合、大きさにもよりますが、12時間から24時間で戻ります。
グアニル酸たっぷりの出汁を活用しながら、プリップリになった椎茸も美味しく楽しめる。2度の幸せを得るためにも、時間をかけていきましょう。

 干し椎茸4個に対して水300-400mlで戻します。


浸け始めの椎茸。水を吸ってきたらだんだん沈んでいきます。
ひと晩経った状態。旨味成分がたっぷり出てきたのか、水の色もすっかり出汁の様相です。


■いざ、調理

さて、調理していきます。

まずは材料の下準備から。

今回の材料①
左から水で少し研いだお米、椎茸、生姜、タケノコちゃん
今回の材料②
 鶏もも肉を細かく刻んでみました

干しエビは今回は4グラム使いましたが、重さに対して約2倍ほどの水、干しエビがひたひたになるくらい入れて20-30分ほど置けば戻ります。
※ここで取れた出汁も今回使ってみました。

さて、材料の準備ができたらあとは調理あるのみです。

じつは、今回はとても簡単です。

手順

1
お米と水、具材用をお鍋に入れて沸かしていきます。今回水は合計600ml使ってますが、出汁で不足してる分はお水を足しました。


材料が入った状態。


2
沸いたら蓋をして弱火で30分コトコト煮込んでいきます。
その間、6分ほどおきに鍋底に具材やご飯が付着していないか、水分が足りているかを確認しながら、軽くかき混ぜます。水分が少ないと感じた場合は、適宜水を足してください。

煮込み終わった状態がこちら

いい感じの粘度になりました。この段階で普段のお粥とは違う、出汁たっぷり香るものに仕上がってます。

最後に火を消して、鍋にごま油をひと回しほどかけて盛り付けです!

■盛り付け後がこちら✨️

器に盛った感じ。中華を感じられるものに出来上がりました。早く食べさせてくれという、食欲を何とか抑えて写真を撮りました。

フライドオニオンに搾菜、青ネギにラー油に五香粉に花椒、鎮江香酢。。

お店で言えばトッピング全部盛りのような仕上がりです。なんとも欲張りな1杯です笑。

味に関しては、めちゃくちゃ美味しかったです。
初めて作ったときって思いのほか美味くできるー
そんな法則が今回も当てはまる結果となりました!

個人的に、このトッピングの中で味の決め手となったのは、鎮江香酢と五香粉、花椒。

使う量自体はほんの少しですが、これがあるだけでお粥の印象が一気に変わります。味に輪郭が出るというか、ぐっと引き締まる感覚です。うまく言葉にするのは難しいですが、個人的には外せない調味料でした。

お粥だけでシンプルに味わったり、
トッピングと一緒に食べたり、
混ぜながら味の変化を楽しんだり。

そんなふうに、お粥の新しい楽しみ方を見つけることができました!

身体にもやさしい一品なので、いつもと少し違うお粥を試してみたい方にはおすすめです!

作るハードルもそれほど高くないので、ぜひ一度チャレンジしてみるか、お店で探してみてはいかがでしょうか。




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