いつからか苦みに慣れてしまった。
雨の音と珈琲の苦みに耐えながら文章を書く。
あなたには後悔がありますか。
今日という日を夢の中で過ごし、現実にいる時間は空虚に感じる。
命が減っていく感覚も薄れ、生きる理由を追い求める毎日。
いつからこうなってしまったのだろうか。
変わってしまったあの日。
自然と笑みを浮かべたが、それは身を守るもの。
あの日の笑顔で人生の幸福を使い切ってしまったのだと思う。
慣れてしまった感覚では、あの味を思い出すことはできない。
避けるのでなく、慣れようとしてしまったからだ。
このおいしさが分かる日を求めている。
違う、ただ自らの妥協点を求めているだけだ。
諦めなければ良かった。
いつかこの文章が誰かのもとへ届けばいいな。
読んでいる人が私の失った幸福を代わりに感じることができれば嬉しい。
そして、もしよかったらあなたにとっての幸福を教えてください。
