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小学校の図書室で借りた本について①。「あの本のタイトル、なんていうの?」

小学校の図書館で借りて読んだ本で、大人になった今、調べてみたいと思っているものがある。

まず、ひとつめ。
タイトルも作者もきれいに忘れてしまったが、内容は少しだけけ覚えており、長いあいだ、「なんだかよくわからない変なお」として、ずっと気になっていたものがあった。
あれは、なんだったんだろう?

話の舞台は、外国だった。
おじいさんと女の子が親子のように暮らしているのだけど、そのおじいさんというのがとても気味の悪い人で、しかも、女の子の、本当のおじいさんではないらしい。
女の子は、どこか弱々しい感じ。
何か事情があって、そのおじいさんと暮らしているらしいのだが・・・。

私が覚えていたのはこれだけで(しかも、これでさえ曖昧で、間違っている可能性あり)、あとは、さっぱりだった。

しかし、大人になってから、私は気づいた。
あれは、もしかしてディケンズの「骨董屋」だったのではないか?
そういえば、女の子の名前はネリーだったかネルだったはず。
間違いない、あれは、「骨董屋」だ。

・・・でも、ディケンズの「骨董屋」を小学生向けに書き直したものなんて、本当に、あったんだろうか?
「クリスマス・キャロル」ならわかるけれど・・・。

これに関しては、これから調査する予定である。(調査、というほどでもないけれど)
まさか、すべて私の妄想、なんてことはないと思うけれど。

それから。
もうひとつ、これまた、作者も本のタイトルも何もかも忘れてしまったのだが、気にかかっているものがある。

それは、キツネしか登場してこないお話だった。
表紙も、キツネが腕組をしている絵。背景には、月と、池が描かれていたと思う。
何章かに分かれていたが、その中に、あるキツネが医者に行くのだが治療してもらっているときその痛みに耐えられず、叫び声をあげて病院を飛び出す・・・というものがあった。
キツネは病院を出て野原を突っ切り、自分の家へ帰るのだけど、両手両足を振り上げて走っている挿絵がおもしろくて、私は大笑いした。

このキツネのお話についても調べてみたのだが、どうしてもわからないので、今度、図書館のレファレンスで聞いてみようと考えている。
(本の探偵、赤木かん子さんならご存じだろうか?)

それにしても、小学校の図書館の本を読んで笑っていたとき、私は、自分が大人になってからこのときのことを懐かしく思い出すようになるだろう、なんて想像もしなかった。
もしできるなら、今現在から過去の私に、「あの本のタイトル、なんていうの?」とたずねてみたいくらいである。
小学生の私が本を読んでいる姿を思い浮べていると、なんだか、こちらの問いに答えてくれそうな、そんな気にもなることが、あるのだけれど・・・。







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