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洗い物は嫌い。でも料理は好きな話|古着屋がリペアをやめない理由

日常は「頑張り」でできている

日常生活の中で、私たちはそれぞれ何かを頑張っています。
仕事、家事、子育て。
人によって内容は違えど、「何も頑張っていない」という人は
実はあまりいないのではないでしょうか。

その頑張りの中には、
好きでやっていることもあれば、
必要に迫られてやっていることもあります。

私自身で言えば、仕事は頑張っていると言えると思います。
家事も、できる範囲ではやっています。
正直なところ、仕事をしなくても生きていけるなら
その方が楽だとは思います。

ただ、もし本当に仕事をせず、
遊んでばかりいたり、家でゴロゴロしていたとしても、
それが幸せかと聞かれると、
案外そうでもない気がしています。

特に独立してからは、
「仕事が嫌いだからやっている」というより、
本能的な部分で仕事が好きなのかもしれないと
感じるようになりました。

一方で、家事はというと、
正直なところあまり好きではありません。

ただ、全部が嫌いというわけでもなくて、
苦にならないものと、本当にやりたくないものに分かれます。

料理は苦ではありません。
どちらかといえば好きな方です。
でも、洗い物は嫌いです。めんどくさすぎます。

部屋は綺麗な方が好きですが、掃除はめんどくさい。
洗濯も嫌いではありませんが、
畳んで収納する作業はできればやりたくありません。

こうして考えてみると、
私は「後始末」が嫌いな人間なんだと思います。

もちろん、必要に迫られればやります。
でも、しなくていいならしたくないですし、
お金で解決できることは、お金で解決したいと考えています。

食洗機を使ったり、
お掃除ロボットを使ったり、
自分が手を出す範囲をできるだけ減らして、
ストレスを感じないようにしています。

本当に好きなことというのは、
頑張っているという感覚すらないものなのかもしれません。
気づいたら時間が過ぎていて、
「疲れたけど嫌じゃない」
そんな感覚に近い気がします。

ただ、それを見つけるのは意外と難しいものです。

趣味がある人もいれば、
特にこれといった趣味がない人もいるでしょう。
仕事が趣味でもいいですし、
旅行やゴルフが好きでもいい。
料理が好きな人もいれば、
子どもと遊ぶ時間が何より楽しいという人もいると思います。

日常生活の多くは、
「やりたくないけれど、やらなければならないこと」で
できています。

だからこそ、
自分が自然と頑張れてしまう「好きなこと」がひとつでもあれば、
それだけで気持ちはだいぶ楽になるのではないでしょうか。

何よりも大切なのは、心と体です。
無理をせず、頑張りすぎないこと。
そして、好きなことには素直に力を使えること。

頑張らなくていいように頑張るのも、
頑張れることを大切にするのも、
どちらも悪くない生き方だと思っています。

手をかけることで生まれる満足感

古着の仕入れをしていると、当然ですが
程度の良いものと、そうではないものがあります。

状態の良いものは仕入れ価格が高くなりますし、
そうでないものは、その分安く仕入れることができます。
事業として成立させる以上、利益を出さなければなりませんから、
できるだけ仕入れ価格を抑えて販売できた方がいいのは事実です。

そうなると、程度の良くないものを
仕入れなければならない場面も出てきます。

ただ、それをそのまま販売するかというと、
私はできるだけそうしないようにしています。

もちろん、状態を理解したうえで
「安ければ何でもいい」という方もいらっしゃると思います。
それでも、せっかく購入していただくなら、
できるだけ長く着用してもらいたいですし、
その洋服やバッグを気に入って、愛用してもらえたら嬉しい。

だから私は、
仕入れた商品は可能な限りきれいな状態にしてから
販売するようにしています。

リペアにも、できることとできないことがあります。
明らかにどうにもならないものは仕入れませんが、
軽微なダメージであれば、リペアやクリーニングを行います。

洋服についたシミを染み抜きで落としたり、
バッグや財布のコバが傷んでいれば補修したり。
レザー製品であれば、クリーニングをして補色もします。

それだけで、
見違えるほどきれいになることも珍しくありません。

きれいになった商品を見ると、
正直なところ、自分のテンションも上がります。
「ちゃんと手をかけてよかったな」と
素直に思える瞬間です。

作業内容によっては時間もかかりますし、
コスパが良いかと聞かれれば、
決して効率の良い作業とは言えないかもしれません。

それでも、
時間を忘れて没頭している自分がいます。
その感覚は、仕事というより
趣味に近いものなのかもしれません。

その趣味のような時間が、
仕事の一部になっている今の環境は、
とてもありがたいものだと感じています。

もし、今の仕事や環境に
どこか満足できていない方がいたら、
小さくてもいいので、
何か別のことを始めてみるのも悪くないと思います。

やってみて合わなければ、やめればいい。
深く考えすぎず、
とりあえず行動してみる。

その一歩が、
思っている以上に日常を楽しくしてくれるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
このnoteでは、
仕事のこと、日常のこと、考えていることを
自分なりの言葉で綴っています。

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