青森で癒される旅。地元で愛される3つの日本庭園
青森といえば、ねぶた祭りやりんご、雪景色などが真っ先に浮かぶかもしれませんが、実は美しい日本庭園が点在していることをご存知でしょうか?観光スポットとしてはやや控えめながら、地元の人にとっては「静かに深呼吸できる場所」として親しまれています。今回は、青森県内の代表的な3つの日本庭園と、地元ならではのおすすめポイントをご紹介します。
JR青森駅から電車で1時間30分
【1】藤田記念庭園(弘前市)
弘前公園から徒歩すぐの好立地にあり、明治の豪商・藤田謙一が築いた庭園です。敷地は広く、洋館・和館・茶室を備え、和洋折衷の建築と庭の美が一度に楽しめます。高台に位置しており、特におすすめなのが庭園の展望スペースから見下ろす弘前市街と岩木山の景色。春は桜、秋は紅葉、冬は雪見庭園として、四季折々に表情を変える庭が魅力です。
地元ポイント: 園内の喫茶室では、りんごを使ったスイーツが楽しめます。観光の合間に、ちょっと一息つくにはぴったりの場所です。
藤田記念庭園からバスと電車を乗り継いでさらに1時間30分
【2】盛美園(平川市)
津軽平野ののどかな風景の中にある、池泉回遊式の名園。築山や石組みが美しい本格的な日本庭園の中に、洋風の「盛美館」がそびえ立つ不思議な景観が特徴です。
アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界観にも影響を与えたといわれており、どこか幻想的。
地元ポイント: 盛美園の見どころは、春から夏にかけて咲くツツジやアヤメ、そして静かな朝の時間帯。午前中のやわらかな光の中で歩くと、庭の美しさがより際立ちます。
盛美園から乗り継いで2時間30分
【3】更上閣庭園(八戸市)
明治時代の実業家・赤川義一の別邸にある、枯山水と池泉を組み合わせた庭園。八戸の中心街からもアクセスが良く、市民にも親しまれている憩いの場です。
建物は和風建築の重厚感があり、茶会や文化行事も行われる文化財的存在。
地元ポイント: 八戸は海産物が有名ですが、庭園近くの地元カフェや和菓子店でテイクアウトして、庭の縁側で一息つくのがおすすめ。観光客にはあまり知られていない、静かな贅沢時間です。
青森の庭園は、観光地としての派手さはないかもしれません。
でもその分、静かに歩き、風を感じ、草木の息遣いを聴く時間が、深く心に残ります。
1日でまわるのは難しいかもしれませんが、次に青森を訪れるときは、ぜひ「庭をめぐる旅」も計画に加えてみてください。
