はじめまして。心と体を壊した元施工管理技士が、いま伝えたいこと
はじめまして。star(スター)と申します。
このnoteを開いてくださったあなたは、もしかしたら今、
毎日終わりの見えない長時間労働に、心も体もすり減っている
工期・安全・品質、すべての責任を背負わされて押しつぶされそう
職場の人間関係に、もう限界を感じている
「自分が弱いだけなのかもしれない」と、自分を責めてしまう
——そんな夜を過ごしているのかもしれません。
もしそうなら、どうか少しだけ、ここで一息ついてください。
かつての私も、まったく同じ場所に立っていました。
そして当時の私は、ずっとこう思い込んでいました。
「自分さえ耐えれば、それでいい」
——でも、それは違いました。
耐え続けた先で、私は心と体の両方を壊しました。
いまの私
いまの私は、飲食店の店長をしています。
朝はコーヒーの香りに包まれて、お客様の「おいしかった」という言葉に救われる毎日です。
数年前の自分には、こんな朝が来るなんて、とても想像できませんでした。
ここにたどり着くまでには、長くて暗いトンネルがあったからです。
その話を、これから少しずつ書いていこうと思っています。
私が歩いてきた道
私はかつて、設備(電気・空調)の施工管理の仕事をしていました。
最初は、図面が少しずつ形になっていく現場のダイナミックさに、確かにやりがいを感じていました。
けれど、現実は想像をはるかに超えていました。
月200時間の残業
早朝に現場へ入り、気づけば日付が変わっている。
残業は、多い月で月200時間にのぼりました。
休みもまともに取れず、体は常に悲鳴をあげていました。
それでも私は「みんなやっていることだ」「自分が弱音を吐くわけにはいかない」と、自分に言い聞かせ続けました。
すべてを背負うプレッシャー
工期・安全・品質——現場では、そのすべてが施工管理の肩にのしかかります。 一つの判断ミスが大きな事故や損失につながる。
その緊張感の中で、私の神経は休まることがありませんでした。
そして、人からの仕打ち
いちばん私を追い詰めたのは、日常的なパワーハラスメント、そして暴力でした。
逃げ場のない毎日の中で、私の心は少しずつ削られていきました。
心が壊れた日
やがて私は、双極性障害を発症します。
最初は「ただの疲れ」だと思っていました。でも、それは違いました。 気力が湧かず、布団から出られない日々。
かと思えば、眠れず、思考が止まらなくなる日々。
ある日、私は文字どおり倒れました。
もう、仕事を続けることが、どうしてもできなくなったのです。
会社と戦った5年間
倒れたあと、私はこの不調が仕事に起因するものだと考え、声をあげる決意をしました。
労災の認定。障害の認定。そして、会社との交渉。
そこから先は、5年間に及ぶ長い闘いでした。
簡単な道ではありませんでした。 「なぜ自分が、ここまでしなければいけないのか」 「これからどうなってしまうのか」 ——不安と悔しさで、眠れない夜が何度もありました。
それでも私は、最後まで向き合い続けました。 そして最終的に、和解金1,820万円という形で、一つの区切りにたどり着いたのです。
お金で、失った時間や健康が戻るわけではありません。 けれど、それは「自分の苦しみは、気のせいなんかじゃなかった」と、社会に認めてもらえた証でもありました。
なぜ、いまnoteを書くのか
トンネルを抜けた今だから、はっきり言えることがあります。
あのとき苦しんでいたのは、あなたが弱かったからではありません。
私は、立派なアドバイスができる専門家ではありません。
ただ、同じ場所で同じように苦しみ、もがいて、なんとか今日まで生きてきた一人の人間です。
だから私は、上からではなく、あなたと同じ目線で書きたいと思っています。 「わかるよ」「私もそうだった」——そう言える相手が一人でもいることが、どれだけ心の支えになるか。
それを、私自身が痛いほど知っているからです。
このnoteで書いていくこと
これから、こんなことを綴っていく予定です。
月200時間残業の現場で、実際に何が起きていたのか(リアルな記録)
心と体が壊れていくとき、どんなサインが出ていたのか
双極性障害との付き合い方、回復までに私が試したこと
労災認定・障害認定・会社との交渉で、私が実際にたどった道のり
つらい場所から抜け出し、新しい一歩(いまの仕事)を踏み出すまで
このうち、より踏み込んだ内容や具体的な経緯は、有料記事としてお届けする予定です。
同じ立場の方の「次の一歩」に、できるだけ実際に役立つ形で残したいと思っています。
最後に
もし今、あなたが当時の私のように苦しんでいるなら。
どうか、自分を責めないでください。 そして、一人で抱え込まないでください。
「自分さえ耐えれば」と思う必要は、ありません。 耐えなくて、いいんです。
ここで私の言葉に少しでも触れて、「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら、それだけで私がnoteを始めた意味があります。
ひとつだけ、先にお伝えしておきたいことがあります。 この記録は、当時のことを思い出しながら書いていきます。 正直に言うと、思い出すだけで胸が苦しくなる日もあり、更新が遅くなってしまうこともあるかもしれません。 それでも、ここに残すことには意味があると信じています。 どうか、私のペースにも気長にお付き合いいただけたら嬉しいです。
これから、よろしくお願いします。 ゆっくり、一緒に歩いていきましょう。
star
