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今世における「働き方」はどうなっていくか。

少なくとも私が10年前に正社員を廃業したころから
「もう会社という働き方が廃れてきて、個人で独立して
そういう人たちがネットワークとして組み合わさることで
プロジェクトが組まれる」

と言われてきたが、会社に出社して働く、
というトップダウン構造が変わる気配がないのが何故?
ずっと気にはなっていたところ。

時代が変わってなくは無いはずだが…。
「言われるような時代になってない」
というのは気になったので考察しました。

時代の流れを追う・コロナになって「変わった」ように思えたが…

私が2016年にIT会社の正社員を辞めてITフリーランスエンジニアになって
かれこれ長い歳月が経ちました。

「これからは会社というスタンスでなく、人的ネットワークがものをいう」
なんて水瓶座っぽいことを言われたのを記憶しています。

少しずつ独立するサラリーマンが増えて
自我を持ち始めてやがては会社同士でなく
個人同士で繋がりを生み出す時代になる、と。

フリーランスの集いであるとかそういう場所に足を運んで
色々話を聞いてみるに、どんどんそういうのが進んでいくと。

そういう時代に思いを馳せていたが、コロナまでの5年くらいは
家と会社を行ったり来たりの生活が続いて
そう言われるほどの時代になる、という感じが見えなかった。

まぁそれは単に私が会社と家を行ったりする立場を選んだから
その世界しか見えないだけで
実際に独立している経営者の方で
本当にフリーランスな繋がりで仕事されている方はおられるだろうから
私が見ている世界が狭すぎただけといえばそうですね。

ただそうだとしても、満員電車に乗り込む人間の数が変わっていない、
むしろ増えているような感じでもある。
地方出身で就職しようにも目ぼしい企業が東京に集中してるから、
という理由ではあるでしょうが。

私が見てる世界が狭すぎたのだとしても
都心にカチコミに行く人間の数が多すぎるように思える。

実際にそういった人的ネットワークの時代としても
それを定着させているのはほんの一握りで
会社という媒体に縋った働き方は変わってない
というのは感じていたことでした。

コロナの前ですらリモートワークができるのは
デザイナーやコーダーといったほんの一部と言われていましたから。
本当の意味で「個人」で活動して連携しながら働いたり
あるいは離島でリモートしてる人を、
少なくとも私は見たことも聞いたこともありませんでした。

理想の働き方を謳うが、できててもほんの一握り。
ここら辺は私がかつて力を入れた起業家時代と同じような香りがします。

コロナになって、少なくとも場所を選ばずに働けるようになったが
緊急時は会社に行かないと辛いというのがあって
結局はコロナ前と同じ週5勤務に戻した会社も多いと聞きました。

コロナという未曾有の出来事があったから
「仕方なく許可してやった」
それが落ち着いたら元に戻すということで
「働き方」という意味では変わったのかもしれないが
「変わる」と言われてるほど変わってない印象を受けています。

会社は無くなるか否か

ニュースを見てみると「2033年には会社がなくなる」
という大胆な予測を立てている
経営コンサルタントの方もいらっしゃいます。

今の時代なんかAIがやってくれることも多いから
専門の会社に頼る必要がなくなってきたり、
ということもありうるでしょう。
実際、存在しなくていいビジネスは無い方がヘルシーでしょうね。

AIが発達したからといって会社に従属するスタイルがなくなるか、
というとすぐは無くならないと思えます。

現に「なくなる」と言われて10年経ってもなくなっていない。
その障壁を取り払わねばなりません。

まず、「個人としての成熟」をしなくてはならない。

おそらくこの時点で会社というものを削ったら路頭に迷う人が多い。
そうなった途端、「成熟していない養育が必要な子供」と同様に
「守ってもらってた」という感覚を感じるかもしれません。

正社員は義務や責務がのしかかる代わりに
税務であるとかそういったものを会社に肩代わりしてもらっています。
それだけでなく、もし自分が技術専門職だとしたら
営業とか経理といった、会社だったら誰かが肩代わりしていた役割を
自分で担う必要がある。起業とはそういうものです。

誰かに肩代わりしてもらっていた部分を自分でやったり、
覚えなくてはならないことが増えてくること。
仕事だけやってれば良かった部分を、果たして巻き取れるだろうか?

「言われたことだけやってれば良い」というのは会社では通じるが
個人になったら肩代わりしてもらったことを自分でやらねばならないし、
自分で価値を生み出さねばならない。

おそらく集合意識的には「言われたことだけやってれば大丈夫」
のままの方が都合がいい、複雑に考えさすな、
というのが根強いのかもしれない。

そういうのは流行りつつも
「自分で考えて働く」というのを本当の意味でやる、
本質的な意味での独立に抵抗があるのかもしれない。

とは言え、これから社会人になるであろう世代は
「不登校」というのが多い時代の少年少女が大人になるところで
非常に繊細かつ敏感な人たちが多いとも考えられます。

学校や会社さえ辞めればどうにかなるものでないが
会社の仕事と自分のゴールとしていることが噛み合わない、
というのが気になってしまったり。

会社が求めるものあくまで利潤追求と組織の維持及び拡張であるが、
個人として求めるものがその組織に準じたものでない。

その違和感が生まれる人も少なくないのでは?と感じるところもあります。

まぁどのみちAIで消えるビジネスはそのうち出てくるだろうから
「これから消えるビジネス」と全く同じことをやらないことが大事になってきます。

総括

私自身、太古の昔より雇われの身という立ち位置をどのように変えるか、
会社からなけなしのエサ代をもらう人生を卒業したい、
というのを夢見てやってきました。

会社に依存しなくなる、
あるいは法人というものが消えるであろうと言われる時代。
AIの発達によって従来は誰かに頼っていたものを頼らなくて済んだりで
人間の手でやることは「判断」だけくらいか。

最終的な判断基準は「感情」。
どんなにAIが優れても感情に刺さらなければ終わり。
だから「感情」の部分は残しておきたい。


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