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マリオはなぜこんなにもわたしの心を惹きつけるのか

わたしの美学の理想の位置にマリオがある。これは非常に強固な美学であり、わたしのすべての詩や『繭』さえもそのような美学の流出したものである。マリオとはなんなのか。知人たちにこれはマリオか/マリオでないかというヒアリングを受け、マリオ的なものの条件が掴めてきた。これはそのメモである。美学に通じている人は、このマリオの説明を試みていただけると嬉しい。

まず、マリオである画像を貼る。

ファイヤーマリオ
ビート板
横にずれたキノピオ
冷蔵庫
コロナウイルス

これらの画像は非常に「しっくりくる」感じがある。逆に、友人たちがこれはマリオかという問いのもとに貼ってくれた画像のなかで、マリオでないものとその理由を羅列してゆく。

シャンプー/画像に余白がなく、文字がまず読めてしまい意味がありすぎる。
太陽の顔文字/まず、下のリンクの文字列がマリオでない。そして、サングラスをかけた太陽は「狙いすぎ」であり、マリオでない。
プーチンと晋三/晋三の存在はかなりマリオなのだが、この画像は情報が多すぎてマリオでない(情報が多くてもマリオである場合はある)。
すしざんまい/マリオに近いが、やはりすしざんまいのポーズに象徴性がありすぎる。意味がありすぎている。
ココ/人間すぎる。

マリオ的なものを規定するのはおそらく意味のなさ・アンチ・ヒューマニズム・過剰な大衆性である。以下は諸々のコンテンツにおいて俺が各分野でマリオ的なものに近い性質があるとして認めているものである。

・漫画:ワンピース
・塔:スカイツリー
・音楽:KAWAII LAB.のアイドルソング、バッハ
・文学:古事記
・哲学:パスカル
・映画:ディズニー、ヒッチコック
・料理:カレーライス
・乗り物:電車
・虫:蝿
・人間:ドナルド・トランプ
・YouTube:ヒカキン、ミスタービースト
・芸人:令和ロマン
・ウイルス:コロナウイルス
・AI動画

マリオ的なものの条件として以下がありそうという話が出た。

・なにかの点でナンバーワンだがあまり愛着は持ちえない
・実家のリビングで見れる
・レスバの最中に貼ったら勝利せざるをえない(マリオ的な画像)

美術系の人から出たのは、「バウハウス」という芸術運動がマリオ的ではないかという意見である。たしかに、マリオ的なものに近いものがある。

バウハウスデザインの特徴

・バウハウスデザインは合理的でシンプル、かつ機能的である。

・バウハウスデザインの主な信条は、「形状は機能に従う」「少ないことは多いこと」。

・見かけ倒しのデザインは美しくはなく、機能的なデザインこそ美しい。

・バウハウスデザインやアート、建築には、円、四角、三角といったシンプルな幾何学的形態が多く見られます。

・原色(赤・黄・青)の大胆かつ控えめな使用

「バウハウスとは何か-芸術運動、様式、歴史の解説 」https://officialbauhaus.jp/blogs/magazine/what-is-bauhaus

理念がかなり近い。

以上がマリオへと接近する手がかりである。このマリオの美学のもとにそのおかしみを極限まで脱色するとわれわれの『繭』になる。

X/宇宙人(@game_or_art)の投稿より
同上

これはふしぎなことである。マリオについてみなさんの見解を求む。

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