「星雲乱破ナイファス」キャラクター設定。
●二人の主人公●
アルマンゾ・ベリフィールズ伍長

人類と動物のハイブリッドで生まれた中でも、天文学的な数字で出現する「ハイクラス・ビースター」の「グリフォン」種。21歳。身長192cm、体重95kg。
声のイメージは、細谷佳正。
銀灰色の髪に、右目は暗視スコープ義眼の赤、左目は成層圏の青。
貴重種のグリフォンやフェニックス、ホワイトファング、マーメイドなどのほとんどは、アルファヒューマノイドの王侯貴族に保護され、家宝として豪華な屋敷や研究所で科学的ブリーディングによって子孫を残している。
アルマンゾもかつては母や弟と人間の王に大切に飼われていたが、ある夜襲撃を受け彼だけが燃える城から脱出。以降は、雇われ少年兵としてアステロイドベルト外惑星の戦場を転々と戦い抜く。
10歳で偶然、ソーヴィ・ツタンカーメンに命を救われてから恩返しをすべく、傭兵チームを組織しつつ近付く機会を狙っていた。
BC級ビーストの愚連隊集団「ピンキーダッシュ・ファミリー」のボスとして、「マンジー・ベラスカトーレ」として名乗り、人間の貴族や軍人に雇われて暗殺仕事をしたり、闇取引のブローカーをしていたり、過去を消すフィクサー稼業を長く重ねていた。
ソーヴィが義理の父親である静・ツタンカーメンの手を離れて、一人で木星にて貧困生活をしていると知り、「アルマンゾ・ベリフィールズ」を名乗って腹心の友であり右腕になることに成功。年下でありながら、常にソーヴィの保護者かつ守護者として行動する。主君であるソーヴィから与えられた騎士名は「愁」。獣人ビースターでありながら、王族の騎士となったただ一人の男である。
実の父親もどこかで生き延びているはずだが、その行方はわからず、情報を集め続けている。
ソヴェアリス・憂(ウレイ)・キャスバリエ。

アルマンゾ伍長と再会した時には25歳だった。身長172cm、体重62kg。
ストロベリーブロンドに、金色の瞳。
声のイメージは、清原伽耶。
地球人類のほとんどが、優生遺伝子配合によってハイブリッド人工授精された試験管ベビーになった23世紀。自然受胎のみによって生まれる「ナチュリア・クスィーアン」であり、体内に精巣と卵巣、子宮を持つ。
ハイブリッド人類より体力や筋力、運動能力は劣るが、クスィーアンの多くは第六感的な直感能力を持ち、常人の五倍以上の動体視力や反射神経を誇る。
小柄で、額が広く中高の顔で、不思議な色素の大きな瞳を持つのが特徴的。
親は一人しかおらず、義理の父親である静・ツタンカーメンのただ一人の親友だった「青衣(ジョーイ)・カガリエ・キャスバリエ」。
青衣は代々、クスィーアンとして生まれる家系の子孫で、他人類やビーストの血や文化を拒絶して栄えていた天王星の小部族。おそらく青衣が自分一人の能力により妊娠して出産したのが、ソーヴィである。
五歳まで「クスィーアン保護施設」に預けられていたが、青衣の遺言により静が施設から奪還。以降はツタンカーメン家の養子として育てられる。
太陽系随一の人型巨大兵器「ナイファス」の天才的なパイロットで、「空の舞踏家」の異名を持つ。コードネームは「ナイチンゲール、死を告げる鳥」。
クスィーアン特有の性格として、常に冷静な思考のもとに行動し、一人で子孫を残せる特質から性欲や恋愛感情を持たない。
静・アマデウス・ツタンカーメン。

人類が地球から外惑星へと文化を拡大した21世紀末から、自らの血族を優性遺伝子配合し続けて、究極のエリートハイブリッドとして君臨したツタンカーメン家の現当主、50歳。身長188cm、体重85kg。
アンバーブラウンの髪に、グリーンの瞳。ハイブリッド・アルファ貴族では非常に珍しいエジプト系で、褐色の肌を持つ。
声のイメージは、三上哲。
父親は先代ツタンカーメン当主の響(ひびき)で、母親は静が幼い頃に謎の出奔をして行方不明。父のような政治家兼実業家ではなく、軍人を目指して幼年学校から士官学校を主席で卒業。最終学年の時に、部族から家出してきた同い年の青衣・カガリエ・キャスバリエと出会い、生涯唯一の友として絆を持つ。
母の出奔をトラウマとしており、社交界の貴公子で「クロノスのドンファン」と多くの浮名を流すも女性不信を拭えず、クスィーアンである青衣に友愛以上の想いを抱いてしまう。
30歳の時に、青衣が宇宙民間船をビーストの強盗集団から庇って戦死。それから生きる気力を一時的に失うが、カガリエの遺伝子を受け継ぐ瓜二つのソーヴィの存在を知り、クスィーアン研究施設から奪還。愛情の全てを注ぎ、育てていく。
ソーヴィを護る為に腕利きのハイクラスビーストを集め、最強の暗躍武闘組織を結集。人間には嫌悪されるビーストハイブリッダーに、天王星での永久在留権や、大学受験資格、医師や弁護士資格取得の権利を保障するなど、手厚いビースター擁護者として知られる。
また、貧困区域のコロニーや地球の土地を買い漁り太陽系のほとんどを監視下に置くことから「猛禽王」と呼ばれ恐れられている。卓越した思考能力と実行力に秀で、目的遂行の為ならば非情も厭わない策略家ながら、ソーヴィを見守り、その幸せを心から願っている。
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マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。