「ファイブスター物語」、原作者は永野護!
本日はせっかくのnoteさん交流会とあって、「明日は休み! この仕事が終わったら、おら家に帰ってワクワクすっぞな記事書くんだ〜!」なぞとラストフラグを上げつつ昨日は帰宅。入浴してお顔ケアして「ちょっとだけ刀剣乱舞しよ〜」と寝転がったら。
おかしい、ゴミ収集車の音がしている。いや待てまだ慌てる時間じゃない。これは孔明の罠だ。
そんなわけで、交流会直前にこちらを書いてます。雲州はとむです。よろしくお願いします!

お堅すぎずおふざけし過ぎず、同世代の方と盛り上がれてお若い人には刺激を与えられる話題を探したんですね。まあさすがに「鬼滅の刃」は私如きが今更扱える題材ではないので、せっかく明日が何年も待たされた新刊の発売日! 今年は珍しく告知通りに発送されるようなので、永野護の「ファイブスター物語」を語ることにしました!
そういやファイブスター物語の最新13巻が10年(すごい!)ぶりに発売との事!!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚
— 結城信輝 (@nobuteruyuuki) August 7, 2015
恥ずかしながら、たしか画集収録を見送ったクローソーをちょっとだけいじってお祝いに上げときます♪ pic.twitter.com/JcKBpc1pGA
「ファイブスター物語とは」
「機動戦士ガンダム」の生みの親である富野由悠季監督の、まさに実子と称賛しても過言ではなかろうメカデザイナー永野護氏が、35年以上にわたって漫画連載を展開している伝説作品。
コミックス単行本は明日10月8日発売の16巻が、他デザイン集やキャラクターとメカのフィギュアも発売されていて、1989年にはアニメ映画化もされておりまして。そして何と原作者自ら作曲&プロデュース、奥様の声優・川村万梨阿さんが歌唱するアルバムとシングルも数枚発売されています。

「FSSとのめぐりあい、宇宙」
私がこの作品に覚醒し、人生を革命の渦に落とされたのが12歳の時。キッカケは富野由悠季監督による待望続編であった「機動戦士Zガンダム」のメカデザインでした。

それまでのアニメのメカデザインは、例えば「初代ファーストガンダム」の大河原邦夫さんの作品のように無骨で線の太い作風続きで、正直当時大ブームだったガンプラをそれ程欲しいとは思いませんでした。
ところがこの永野護という天才児が、それまで地球上で見たことも無かった美しく荘厳な、気品に溢れるモビルスーツを次々と生み出していったんです。



「壮大な宇宙叙事詩の創作者」
私は永野護や「ファイブスター物語(以下、FSS)」をこの40年近い年月で何十人もの人達に布教してきました。その時に必ず説明するのは「1万年以上の歴史を年表にして、それを漫画やアニメにしている人」「何年も普通に休載する」「富野由悠季の一番弟子」ということ。
永野護は京都にて、洋裁士だった母親に育てられます。中高生の頃からバイクや改造車を乗り回すかなりヤンチャさんで、当時走り屋仲間だった友達のほとんどは事故死しているそう。彼自身もバイク事故で大怪我をしいまだに腕に傷が残っています。
そんな彼が夢中になったのが、ジャーマンプログレのロックミュージックと、昭和51年に放送された「機動戦士ガンダム」のアニメ。
彼は同世代の庵野秀明や「超時空要塞マクロス」の河森正治と同様に、ガンダムの子としての洗礼を受け、シャアのコスプレをしてベースギターを弾きまくったパフォーマンスから富野監督に見そめられ上京。以降は日本でメカアニメの代表格となる「巨神ゴーグ」「重戦機エルガイム」のデザイナーとして頭角を表していくことに。

「富野由悠季の弟子、筆頭」
結婚式の仲人も任された富野由悠季監督の、既に実子と言っても過言ではなかろう永野護。「親父」「トミ爺」と監督を呼ぶ程の絆で結ばれ、時々派手な親子喧嘩もしちゃいますが、永野護の他にも私が「富野の賢者」と呼ぶ人物達が。
「超時空要塞マクロス」の河森正治、美樹本晴彦、結城信輝、「逆種のシャア」スタッフ北爪宏幸、恩田尚之、土器手司、「機動警察パトレイバー」原作者ゆうきまさみ、評論家氷川竜介、「エヴァンゲリオン」作者の庵野秀明、貞本義行、他は北久保弘之、前田真宏、「機動戦士ガンダムユニコーン」原作者の福井晴敏、角川書店代表の井上伸一郎など錚々たるアニメーターやプロデューサーが名前を連ねています。

「漫画を読む前に、資料で勉強しろ!」
「FSS」を読むに当たって必要とされるのは、次の単行本まで数年間待てる忍耐と、途中から突然キャラクターやメカの名前や呼称、デザインが激しく変化しても「はははは、またか、仕方ないな〜」と遠い目で許せる寛大さ、そして何より最終回まで何とか生き延びられる寿命!!!
まさか、この人に憧れて文化服装学院のファッション科に進学することになるとは……。


「ファイブスター物語」にはクロニクルと呼ばれる事典や「designs」シリーズという永野護のフルカラーデザイン本があります。まず本編を読む前に、一冊¥8000とそれぞれ¥1800のこれらを熟読して、ある程度の知識を得なければ楽しめません。
メカに使用されるネジや駆動系一つずつのシステム解説、そして少女型アンドロイドが着用するミニドレスに使われている糸や生地についてのこと細やかな説明が、これでもと書き込まれる設定書。

原作者が「これ、終わんねぇわ!」と名言!
何故そこまでするのか、この男は何様なのかと驚き怒り呆れる前に、さあまずは明日発売の最新16巻を読んでみよう! 漫画に抵抗があるなら、偉大なる声優陣がファン投票によってキャスティングされた素晴らしいアニメ映画版を観てみよう! この五つの物語を遙かなる銀河系に心を馳せて読み始めた時に、必ず無二唯一の才能とセンスに圧倒されるはず!
壮大な銀河系音伽話がいつ、どうやって終わるのか既に作者本人も分からなくなっている! 何てこったい笑うしかない! それでも私達昭和からの「マモルマニア」は、父親富野由悠季の魂を引き継いだ、まるで兄のようにずっと慕い続ける永野護兄貴の背中を追い続けるしかない。「五星故事」の瞬きをいつかつかみ取れる日を信じて!

https://twitter.com/naganomamoru/status/1425740169332674562?s=12
発売中のNewtype9月号でも告知しましたが、「ファイブスター物語」の単行本第16巻は、2021年10月8日(金)の発売を予定しています。カバーのイメージもできましたよ! #ファイブスター物語 pic.twitter.com/WPYpYUVLQe
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) August 12, 2021
ニュータイプ2021年11月号の表紙画像はこちら。表紙イラストは永野護描き下ろし。あの巨大な騎体のGTM版デザインが初公開となります! 付録にはコミックス第16巻と連動したポスターや特製シールも! 第16巻と同じ10月8日発売です #ファイブスター物語 pic.twitter.com/xSzIhvbkF2
— 永野護作品公式アカウント (@naganomamoru) October 4, 2021
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マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。