Stripe・Visa・Mastercard・Coinbaseがステーブルコイン構想:Circle・Tether中心の構図は変わるのか
これまでのステーブルコイン市場において、流動性の提供や発行シェアの中心を担ってきたのは、Tether(USDT)やCircle(USDC)といった暗号資産をネイティブとする企業であった。これらの企業が発行する米ドル建てデジタル資産は、暗号資産取引所における価値の保存手段として、また分散型金融(DeFi)プロトコルにおける担保資産として、さらには一部の新興国における越境送金手段として、大きな流通量とネットワーク効果を構築してきた。ステーブルコインは、事実上、暗号資産エコシステムを支える不可欠な基盤として機能してきたと評価できる。
しかしながら、2026年6月に報じられたStripe、Visa、Mastercard、およびCoinbaseによる新たなステーブルコイン構想は、この市場の主要な担い手が構造的な変化を迎えつつあることを示唆している。
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