なぜ日本語を学びたいのかを、私は知りたい
日本語レッスンで、私は未来を聞いていた。
「将来、日本で働きたいです」

その言葉が、
今日一番印象に残った。
Preplyで3人目のトライアルレッスン。
今回の生徒さんは、
カザフスタン出身で、
今はイスタンブールに住んでいる方だった。
日本語を勉強している理由を聞くと、
「ホテルやレストランで働きたい」
と、
とてもはっきり答えてくれた。
しかも、
「敬語を使いたいです。」
「丁寧に話せるようになりたいです。」
と、
かなり具体的だった。
私はその瞬間、
この人は、
日本語を勉強しているだけじゃないんだなと思った。
未来を変えようとしているんだって。
N4〜N3のリアルな会話力を初めて体感した
今回、
みんなの日本語1・2が終わって、
3を勉強していると言っていた。
かなり努力家なんだと思う。
そして実際、
N4〜N3くらいの学習者が、
どのくらい会話できるのかを、
私自身が体感できる良い機会にもなった。
「あ、このくらい話せるんだ。」
「ここで詰まるんだ。」
そういう感覚は、
やっぱり実際に話さないと分からない。
「先生の声、少し低いです」
レッスン中、
生徒さんに言われたことがある。
「先生、もう一度言ってもらってもいいですか?」
そして、
「先生の声、少し低いです。」
と言われた。
私は内心、
「え、結構高めに喋ってたつもりだった!」
と思った(笑)
でも、
こういうことを言ってもらえるのって、
本当にありがたい。
自分では気づけないからね。
子どもたちの前に立ったときの
営業ボイス。
気持ちはやす子の「はい〜!」
ぐらいを意識している。
出ないけど…。
でも、大事。
ちゃんと
意識していないとね。
だから次は、
もう少しピッチを上げて、
聞き取りやすさを意識しようと思った。
「楽しいひと時を過ごせました」
今回も、
「ありがとう」の表現をいくつか紹介した。
そのあと、
フリートークをして、
最後に感想を聞いた。
すると彼は、
今日覚えた表現を使ってくれた。
「楽しいひと時を過ごせました。」
ゆっくり、
丁寧に。
私は、
「そうそう、その感じ。」
と思いながら、
一緒に笑った。
教えた言葉を、
ただ覚えるんじゃなく、
“使いたい”
と思ってくれたことが嬉しかった。
男子は、世界共通でゲームと漫画が好き
さらに彼は、
「日本の友達ができて嬉しいです。」
とも言ってくれた。
ありがたい。
本当にありがたい。
しかも、
「ゆうきさんは明るいエネルギーがあります。」
とも言ってくれた。
なんだか、
照れくさかった。
でも、
少し自信にもなった。
途中、
好きなアニメやゲームの話にもなった。
ジョジョが好きらしい。
モータルコンバットも好きだと言っていた。
やっぱり男子は、
漫画とゲームでできているんだなと思う。
これは世界共通だ(笑)
ちなみに私は、
ジョジョグッズを持っているので、
しっかり自慢しておいた。
好きなものが同じだと、
一気に距離が縮まる。
あの感覚、
やっぱり好きだ。
私は、レッスン中ずっと波長を探していた
今回、
少し緊張もしていた。
でも、
相手の言葉を聞くと、
自分の中にちゃんとスイッチが入る。
「ボクはエンターテイナーなんだ。」
そんな感覚になる。
目の前の相手を見て、
「この人に、
今、自分は何を渡せるだろう。」
と考える。
余談だが、私はディズニーのジャングルクルーズの
船長の人たちのキャラが大好きだ。
コミカルでファンシー
シリアスもいける。
自分もあの動きとトーク
真似をしすぎて
当時幼稚園の担任をしていた時に
そんな調子で保育をしていたら
主任の先生に
「ゆうき先生、保育は常に
エンターテインメントじゃないんだから
もっと落ち着きなさい。」
と言われたんだ。
しょぼんとしたよね
(´・ω・`)
そこからは、時と場合を
考えるようになりました。
でもさ、
結局、
一番大事なのは、
自分が楽しむことなんだと思う。
笑顔。
オーバーリアクション。
感情をちゃんと出すこと。
そうすると、
楽しさって増幅していく。
やっとその時が来たんだね。
レッスン中、
私はずっと、
彼との“波長”を探していた。
返事を待つ時間。
少し険しくなる表情。
笑った瞬間。
その変化を見ながら、
少しずつ距離が近づいていく。
短い時間だった。
でも、
気づけば、
まるで知り合いみたいな空気になっていた。
あれが、
嬉しかった。
「なぜ日本語を学びたいのか」を知りたい

そして今回、
改めて思ったことがある。
私は、
日本語を教える前に、
「なぜ、この人は日本語を学びたいんだろう」
を知りたいんだと思う。
理由を知ると、
見え方が変わる。
そこから初めて、
「自分の中にあるもので、
何を差し出せるだろう」
と考えられる。
それは、
知識だけじゃない。
人間性だったり、
感性だったり、
好きなものだったり。
そういうもの全部を使って、
私は、
生徒さんの一番近くを一緒に走りたい。
前を歩くんじゃなくて、隣を走りたい
前を歩くんじゃなくて。
隣で、
一緒に進んでいきたい。
その時
その場で
そのことを。
そんな風に、
今日のレッスンで改めて感じた。
現在、オンラインで日本語レッスンもしています。
「正しい日本語」より、 まずは安心して話せることを大切にしています。
大和言葉や、日本文化を交えながら、 やさしく自然な日本語を一緒に学んでいます。
もし興味があれば、 気軽に遊びにきてください☺️
Preplyについて、こんな記事も書いています
私はPreplyを23ドルでスタートしましたが、何ヶ月もほとんど生徒が来ませんでした。
そこから5ドルに変更して最初の生徒に出会い、星5レビューをもらっても継続されない経験などを経て、現在は100レッスンを超えています。
その中で分かったのは、人によって「今、改善すべき場所」が違うということでした。
体験レッスンが来ない人と、体験は来るけれど継続しない人では、やるべきことが違います。
私自身が0から100レッスンまで進む中で、何につまずき、何を変えてきたのかをこちらの記事にまとめました。
『何ヶ月も生徒が来なかった私が、Preplyで最初の1人に会うまで』
【記事はこちら⇩】
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