アトレのお金の教室 "信用取引のすすめ" #9 ”含み益ロック”と“二つのペア”を扱う応用編
あとれすとスタイル 第九章
”含み益ロック”と“二つのペア”を扱う応用編
ここまでの章で、あとれすとスタイルの
「基礎」と「実践」をひと通りお伝えしてきました。
ここからは、
あとれすとスタイルの 応用編 に入ります。
応用編といっても、
難しいテクニックを覚えるわけではありません。
これまで学んだ基礎の延長線上にある
「建玉のさらなる扱い方」
「役割の入れ替え」
「含み益と含み損の同時制御」
といった、
あとれすとスタイルの“本質”に近づいていく章です。
特にこの第九章では、
実際の値動きを使いながら、
含み益ペアと含み損ペアが同時に存在する局面と
そこから団体戦を再スタートさせる技術を、
モデルケースを示して、丁寧に解説します。
(簡単のために株数を除外します)
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◆ 1. 1000円:先鋒が買いでエントリー
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まずは、○先鋒が1000円で買いエントリーします。
株価 1000円
○先鋒(買い) 1000円 ±0円(エントリー直後)
先鋒は「観察の一手」。ここではまだ勝負しません。
株価が上昇したとします。
※本来のあとれすとスタイルでは、
先鋒が含み益になったら決済しますが、
今回は応用編の説明のために、
(利益を伸ばそうとして)
先鋒を持ったまま進めていきます。
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◆ 2. 1100円:次鋒が売りで入り、含み益ロックペアが完成
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株価が上昇し、先鋒が含み益になりました。
そこで●次鋒が1100円で売りで入ります。
株価 1100円
○先鋒(買い) 1000円 +100円(含み益)
●次鋒(売り) 1100円 ±0円(エントリー直後)
このペアを同時に決済すれば、
株価がどの様に動いても、
必ず+100円の利益になります。
これが”含み益ロックペア”です。
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◆ 3. 1200円:中堅が買いでエントリー
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株価がさらに上昇したので、□中堅が買いで入ります。
株価 1200円
□中堅(買い) 1200円 ±0円
●次鋒(売り) 1100円 -100円(含み損)
○先鋒(買い) 1000円 +200円(含み益)
→含み益ペア(○と●)は+100円のままです。
中堅が入りました。
株価がさらに値上がりして欲しいところです。
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◆ 4. 1200円 → 1050円:急反転
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(□中堅が含み損になる)
ところが、株価が急反転してしまって、
□中堅が含み損になりました。
株価 1050円
□中堅(買い) 1200円 -150円(含み損)
●次鋒(売り) 1100円 +50円(含み益)
○先鋒(買い) 1000円 +50円(含み益)
→含み益ペアは+100円のまま。(○●)
守りが必要な局面に陥りました。ピンチ!
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◆ 5. 1050円:■副将が売りで入り、□中堅+■副将で含み損凍結ペアが完成
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守りを固めましょう。
■副将が1050円で売りで入ります。
株価 1050円
□中堅(買い) 1200円 -150円(含み損)
■副将(売り) 1050円 ±0円
●次鋒(売り) 1100円 +50円(含み益)
○先鋒(買い) 1000円 +50円(含み益)
ここで、
○先鋒-●次鋒 +100円(含み益)(含み益ロック)
□中堅-■副将 -150円(含み損)(含み損凍結)
という、二つのペアが同時に存在する状態になりました。
ここからが「応用編の本番」です。
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◆ 6. 副将が凍結した“この瞬間”が最重要
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○先鋒-●次鋒の含み益ロックを外して利益確定する
■副将が売りで含み損凍結ペアを作った瞬間、
○先鋒-●次鋒の”含み益ペア”は役割終了です。
副将が入ったあと、
株価がさらに下がり、1000円になりました。
ここで含み益ペアを決済します。
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◆ 7. 含み益ロックペアを同時決済する。
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株価 1000円
□中堅(買い) 1200円 -200円(含み損)
■副将(売り) 1050円 +50円(含み益)
○先鋒-●次鋒→(決済する)+100円(利確)
ここで、現状を整理します。
ロックペアの確定利益+100円
凍結ペアの含み損 -150円
差し引き -50円
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◆ 8. 団体戦はここから“再スタート”
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○先鋒と●次鋒は、利益確定して
キャッシュポジション(資金)に戻っています。
その結果、
資金①(○)、資金②(●)の先鋒と次鋒は
再び自由になりました。
一方、
□中堅(買い)-■副将(売り)は、
-150円の含み損凍結ペアとして残っています。
ですが、含み益ペアが100円の利益を確定
したので、
「挽回すべき目標は、-50円」です。
これは、初期の先鋒-次鋒の凍結ペアと同じ構造 です。
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◆ 9. 役割を入れ替える
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ここで役割を入れ替えます。
□中堅(高値の買い)
■副将(低値の売り)
このペアを、
新しい先鋒-次鋒の(含み損凍結ペア)と見なします。
□中堅→□新先鋒
■副将→■新次鋒
そしてキャッシュに戻った(決済した)
○先鋒 ●次鋒 を、
○新中堅 ●新副将 として再投入して、
そこから、-50円の挽回トレードを続けていきます。
☆大将は温存です。
不測の事態に備えて、大将はまだ資金のままです。
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◆ 10. この技術の本質
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この動きの本質は、
含み損ペアを“新しい初期凍結ペア”として扱い、
・旧先鋒+旧次鋒を再び攻めの部隊として使える。
・一連の制御で、含み損は −50円で固定された。
・資金①と②がキャッシュポイントになった。
・新しい順行が来れば挽回できる
・大将(資金⑤)は温存
(大将は切り札だから、いざという時に動く。)
という 最強の布陣 が完成します。
あとれすとスタイルの上級編は、
このように“建玉の役割を入れ替えながら”
どんな相場でも戦えるように設計されています。
この後は、
引き続き挽回トレード。試合続行です。
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◆ 第十章へのお誘い
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ここまで、
あとれすとスタイルの
“技術としての完成形”に触れてきました。
・含み損を止める
・含み益を守る
・役割を入れ替える
・団体戦として再スタートする
こうした動きは、
あとれすとスタイルの 仕組み を理解すれば
誰でも再現できるものです。
しかし──
技術だけでは、長く勝ち続けることはできません。
実際に相場と向き合うと、
・含み損が怖くなる日
・思わず焦ってしまう瞬間
・ルールを守れなくなる場面
こうした“心の揺れ”が必ず訪れます。
そして、その揺れこそが
トレードを難しくしている本当の正体です。
あとれすとスタイルは、
技術と同じくらい 心の在り方 を大切にしています。
次の第十章では、
あとれすとスタイルの根底にある
“哲学”をお伝えします。
・なぜ「当てる」ではなく「制御する」なのか
・なぜ含み損と向き合えるようになるのか
・なぜ心が安定すると勝ち続けられるのか
・そして、あなたが自分の力で運用できる理由
技術の章をすべて読み終えた今だからこそ、
この考え方が深く響くはずです。
どうぞ、次の第十章をお読みください。
あとれすとスタイルの“本当の意味”が、
そこで明らかになります。
第十章は、近くアップします。
ではまた。
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◆ 投資詐欺に関する注意喚起
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投資の世界には、残念ながら“うまい話”を持ちかけてくる人がいます。
「明日、必ず上がる銘柄を教えます」
「爆上がり確実の銘柄があります」
「利確10万円が約束されています」
こうした言葉を聞いたら、どうか思い出してください。
そんな話はすべてウソです。詐欺です。
人からお金を預かって運用する行為は、
法律で厳しく規制されていて、
登録された企業しか行うことができません。
もし誰かが、
「あなたのお金を預かって増やします」
「私に任せれば大丈夫です」
と言ってきたら──
その人とは距離を置いて構いません。
あなたのお金は、
あなた自身が守って育てるものです。
そして、あなた自身が運用できるようになってもらうために、
この「あとれすとスタイル」をお伝えしています。
どうか、安心して学び進めてください。
あなたは、あなた自身の力で運用できるようになります。
目次です。 よろしくお願いします。
あろれすとスタイル 目次
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"信用取引のすすめ" #0 あとれすとスタイル
https://note.com/stock_style_640/n/n0dd5e00eec05?magazine_key=mb66aa70c3fb2
シリーズのご案内
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"信用取引のすすめ" #1 基本の考え方
https://note.com/stock_style_640/n/nfb7e6ec7a286?magazine_key=mb66aa70c3fb2
信用取引でトレードする理由
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"信用取引のすすめ" #2 信用取引の基礎
https://note.com/stock_style_640/n/nee7c72137d81?magazine_key=mb66aa70c3fb2
安全装置を理解して「怖い」を消す
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"信用取引のすすめ" #3 建玉の基本操作
https://note.com/stock_style_640/n/nc742cf543b74?magazine_key=mb66aa70c3fb2
建玉制御の基本動作
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"信用取引のすすめ" #4 銘柄の選び方
https://note.com/stock_style_640/n/n3053e2488722?magazine_key=mb66aa70c3fb2
あとれすとスタイルに向いた銘柄のタイプ
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"信用取引のすすめ" #5 含み損を制御する
https://note.com/stock_style_640/n/ne31fc0ef6ba8?magazine_key=mb66aa70c3fb2
含み損を制御する(心理と技術)
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"信用取引のすすめ" #6 建玉制御の実践例
https://note.com/stock_style_640/n/ne2f34decafb4?magazine_key=mb66aa70c3fb2
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"信用取引のすすめ" #7 資金管理の基本
https://note.com/stock_style_640/n/neadaefbf6624?magazine_key=mb66aa70c3fb2
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"信用取引のすすめ" #8 あとれすとスタイルの実践
https://note.com/stock_style_640/n/nc00343156904?magazine_key=mb66aa70c3fb2
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"信用取引のすすめ" #9 ”含み益ロック”と“二つのペア”を扱う応用編
https://note.com/stock_style_640/n/n4a6635015645?magazine_key=mb66aa70c3fb2
=====
"信用取引のすすめ” #10 「心」と「姿勢」
https://note.com/stock_style_640/n/n0d0116138f8f?magazine_key=mb66aa70c3fb2
あとれすとスタイルの哲学
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