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アトレのお金の教室 "信用取引のすすめ" #5 含み損を制御する

第五章 含み損を制御する(心理と技術)
― あとれすとスタイルの神髄

こんにちは、アトレです。

第四章では、
あとれすとスタイル向けの
“制御しやすい銘柄”の選び方をお伝えしました。

そしていよいよ、この第五章では──
読者が最も不安を感じる
 「含み損」と向き合う章 に入ります。

あとれすとスタイルは、
含み損を「悪いもの」とは考えません。

むしろ、
含み損は“材料”であり、“制御開始の合図” です。

この章では、
含み損が出たときに心が乱れないための“心理”と、
含み損を止めて利益に変えていく“技術”を、
やさしく丁寧にお伝えしていきます。

含み損は“悪”ではなく“材料”
多くの人は、含み損を見るとこう思います。

「失敗した…」
「損切りしないとダメかな?」
「戻るまで耐えるしかないか?」

この感情は、
“現物トレードの常識”に縛られている感情です。

しかし、あとれすとスタイルでは違います。
含み損は“材料”
含み損は“制御開始の合図”
含み損は“利益に変えられる存在”

含み損は、あなたを責めるものではありません。
むしろ、あなたが次の一手を打つための“情報”です。

含み損を見ると心が乱れる理由
含み損が怖いのは、
あなたが弱いからではありません。

理由はとてもシンプルです。

未来が見えない
どこまで下がるか分からない
損切りか耐えるかの二択しか知らない
→ 現物トレードの癖が残っている

つまり、
「制御できない」という感覚が不安を生む のです。

あとれすとスタイルは、
この“不安の正体”を取り除くために存在します。

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凍結(固定化)は“心の安全装置”
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含み損が出たとき、
あとれすとスタイルで最初に行うことは
凍結(固定化) です。

凍結(固定化)とは、

含み損が広がらない
損益が動かない
心が落ち着く
次の制御に集中できる

という“安全地帯”を作る技術です。

凍結(固定化)ができると、
あなたの心は一気に軽くなります。

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先鋒と次鋒で含み損を「凍結(固定化)」する仕組み

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ここから、あとれすとスタイルの核心に入ります。

あとれすとスタイルでは、
5分割資金はすべて同じ株数 で扱います。
(100枚なら100枚、500枚なら500枚)

だからこそ、
凍結(固定化)はとてもシンプルで強力な技術になります。

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◆ 先鋒(資金①)が逆行して含み損になったとき

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例として、以下の状況を考えます。

先鋒:(買い )100枚(@1000円)でエントリー
    ↓
株価が900円に下落 → 含み損発生

このままでは含み損が広がる可能性があります。
そこで次鋒(資金②)の出番です。


=====

◆ 次鋒(資金②)で逆方向に同じ株数をぶつける

=====

次鋒:(売り )100枚(@900円)

すると、
買い100枚(@1000)/ 売り100枚(@900)

この2つの建玉が向かい合い、
株価がどちらに動いても含み損が変わらない状態 が生まれます。


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◆ 含み損凍結の計算
買い1000円 − 売り900円 = 100円差
100円 × 100枚 = 1万円の含み損が凍結
=====

この1万円は、
株価が上がっても下がっても変わりません。

つまり、含み損が“凍った”状態になる。

これが凍結(固定化)の本質です。

=====

◆ 凍結(固定化)で何が得られるのか

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含み損が広がらない
心が落ち着く
次の制御(中堅・副将・大将)に集中できる
“損切りするしかない”という思考から解放される

凍結(固定化)は、
あとれすとスタイルの 心理的・技術的な安全装置 です。

=====

◆ 凍結後は「3人が挽回する」

=====

凍結(固定化)が完了すると、
含み損は止まり、あなたの心は守られます。

ここから、

中堅(資金③)
副将(資金④)
大将(資金⑤)

の3人がエントリーしていきます。
少しずつ利益を積み上げて
含み損を挽回していくフェーズ に入ります。

そして、
積み上げた利益が凍結した含み損を上回ったら──

資金①と資金②を同時に決済し、
 全体として利益が残る。

これがあとれすとスタイルの核心です。

=====

損切りと制御はまったく違う

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一般的なトレードでは、

含み損 → 損切り
含み益 → 利確
という二択しかありません。

しかし、あとれすとスタイルは違います。

含み損 → 凍結(固定化)して止める
その後の値動きで利益を積む
全体でプラスにしてから決済する

つまり、
損切りではなく、建玉制御で勝ちに変える手法 です。

=====

含み損と向き合う“心の姿勢”

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含み損は、あなたを責めるものではありません。

含み損は材料
含み損は制御の入口
含み損は利益に変えられる
含み損はあなたの味方になれる

含み損を、
「挽回すべき目標」と捉えて欲しいのです。

この視点でポジションを眺めると、
トレードの世界がまったく違って見えてきます。


=====

◆ コラム:含み損が怖いときの「3つの処方箋」

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含み損を見ると、どうしても心が揺れます。
そんなときに思い出してほしい“心の処方箋”です。

① 凍結(固定化)で含み損を止める
まずは、含み損が広がらない状態を作ること。

止まった瞬間、心が落ち着きます。

② チャートから一度離れて呼吸を整える
凍結したら、もう含み損は動きません。

だからこそ、チャートを閉じる
深呼吸する 
5分だけ離れる

こうした“心の余裕”を作ることができます。

③ 小さく挽回して「勝ちの流れ」を取り戻す
中堅・副将・大将で、
小さく利益を積む ことに集中します。

1回の小さな利益が挽回して行くプロセスです。
心の安定を取り戻し、
やがて凍結した含み損を上回る力になります。


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第五章のまとめ

=====

含み損は“悪”ではなく“挽回すべき目標”
心が乱れる理由は「制御できない不安」
凍結(固定化)は心の安全装置
先鋒と次鋒で含み損を止める
その後の利益を積み上げ、勝ちに変える
損切りと調整はまったく違う
心の姿勢が技術を支える

======
次の第六章では、
実際のシナリオで見る建玉調整 に進みます。

あとれすとスタイルが
“実戦でどう動くのか”が見えてきます。

ゆっくり進めていきましょう。

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◆ 補足:信用取引の「保持期間」と「コスト」

=====

あとれすとスタイルの本筋をわかりやすく伝えるため、
本文ではあえて触れませんでしたが、
信用取引には
保持期間 と コスト に関する大切なルール
があります。

ここで簡単に整理しておきます。

● 信用取引は、建玉を保持している間
 「コスト」が発生する

信用取引の建玉を持ち続けると、

買い建玉 → 金利(利息)
売り建玉 → 貸株料
が毎日少しずつ発生します。

保持期間が長くなるほど、
これらのコストは積み上がっていきます。

あとれすとスタイルは
日々の値動きの中で建玉を動かす手法 なので、
長期で建玉を放置することは基本的にありませんが、
信用取引にはこうしたコストがあることは知っておいてください。

(注意)凍結含み損を挽回していくプロセスで、
建玉をしばらく持ち越す局面はあると思います。
凍結せずに含み損が膨らみ続けるよりは、
コストが増えたほうが挽回しやすいと思います。

● 制度信用取引には「6か月」の保持期限がある
制度信用取引では、
建玉を6か月以上保持することはできません。

6か月を超えると、
制度上、強制的に決済されます(強制ロスカット)。

あとれすとスタイルは、
建玉を長期間持ち続ける手法ではありませんが、
制度として「保持期限がある」という点は
見落とせません。

● なぜ本文では詳しく触れなかったのか
本章では、
“含み損をどうコントロールするか”
という 心理と技術の本筋 を伝えることを優先しました。

そのため、
金利・貸株料・保持期限といった制度的な話は、
読者の理解を妨げないように補足としてまとめました。

ではまた。


◆ 投資詐欺に関する注意喚起
投資の世界には、
残念ながら“うまい話”を持ちかけてくる人がいます。

「明日、必ず上がる銘柄を教えます」
「爆上がり確実の銘柄があります」
「利確10万円が約束されています」

こうした言葉を聞いたら、どうか思い出してください。

それらはすべて ウソです。詐欺です。

人からお金を預かって運用する行為は、
法律で厳しく規制されており、
登録された企業しか行うことができません。

もし誰かが、
「あなたのお金を預かって増やします」
「私に任せれば大丈夫です」

と言ってきたら──
その人とは距離を置いて構いません。

あなたのお金は、
あなた自身が守って育てるものです。

そして、あなた自身が運用できるようになってもらうために、
この「あとれすとスタイル」をお伝えしています。

どうか、安心して学び進めてください。



目次です。 よろしくお願いします。

あろれすとスタイル 目次

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"信用取引のすすめ" #0  あとれすとスタイル

https://note.com/stock_style_640/n/n0dd5e00eec05?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  シリーズのご案内

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"信用取引のすすめ" #1  基本の考え方

https://note.com/stock_style_640/n/nfb7e6ec7a286?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  信用取引でトレードする理由

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"信用取引のすすめ" #2  信用取引の基礎

https://note.com/stock_style_640/n/nee7c72137d81?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  安全装置を理解して「怖い」を消す

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"信用取引のすすめ" #3  建玉の基本操作

https://note.com/stock_style_640/n/nc742cf543b74?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  建玉制御の基本動作

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"信用取引のすすめ" #4  銘柄の選び方

https://note.com/stock_style_640/n/n3053e2488722?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  あとれすとスタイルに向いた銘柄のタイプ

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"信用取引のすすめ" #5  含み損を制御する

https://note.com/stock_style_640/n/ne31fc0ef6ba8?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  含み損を制御する(心理と技術)

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"信用取引のすすめ" #6  建玉制御の実践例

https://note.com/stock_style_640/n/ne2f34decafb4?magazine_key=mb66aa70c3fb2

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"信用取引のすすめ" #7  資金管理の基本

https://note.com/stock_style_640/n/neadaefbf6624?magazine_key=mb66aa70c3fb2

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"信用取引のすすめ" #8  あとれすとスタイルの実践

https://note.com/stock_style_640/n/nc00343156904?magazine_key=mb66aa70c3fb2

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"信用取引のすすめ" #9  ”含み益ロック”と“二つのペア”を扱う応用編

https://note.com/stock_style_640/n/n4a6635015645?magazine_key=mb66aa70c3fb2

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"信用取引のすすめ” #10  「心」と「姿勢」

https://note.com/stock_style_640/n/n0d0116138f8f?magazine_key=mb66aa70c3fb2

  あとれすとスタイルの哲学

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