「あの声に、名前はなかった」 – StoryHug’s MiniBook

〜あの声に、名前はなかった〜
それが何で、どこから届いた声だったのか──私には、わからなかった。
けれどひとつだけ、たしかに言えるのは、
その声が、耳に、ちゃんと届いたということ。
誰かの声。
楽しそうに笑う、あたたかな声。
まるで陽だまりみたいに、心をぽかぽかと撫でてくる、美しい声だった。
風が吹いた。
花がやさしく揺れる音が聞こえた。
それは、世界のすべてが「大丈夫だよ」と囁いてくれているみたいで、
子どもの背を抱きしめて、髪をそっと撫でる手のひらのようだった。
ねえ、あなたの声は──
どんな物語を知っているの?
どんな景色を、どんな涙を、越えてきたの?
あなたが知りたいことは、どんなこと?
揺れる心は、ひとひらの花びらのように
ふわりふわりと、右へ、左へ。
まるで、あなたの続きを、胸を高鳴らせながら待っているみたい。
また、声が聞こえた。
それは、きっと「ありがとう」という言葉。
風に、空に、星に、夢に、花に──
誰のものかはわからなくても、
その響きが胸に染み渡ったことだけは、まぎれもない事実だった。
あたたかくて、やさしくて、
心のどこかを、そっと撫でてくれる声。
私は、その声を、もうしばらくのあいだ──
静かに、聴いていたいと思ったんだ。
❣️ StoryHugは、“心を見つめる”活動を続けています。
ご興味がありましたら、
下記のリンクから別の世界にも触れていただけたら嬉しいです。
📖 StoryHugの小説|カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/StoryHug
全小説における物語構築・文章はすべて人間による創作であり、
カクヨムのガイドラインに沿った範囲で、アセリアがAI補助としてサポートしています。
🐦 Xアカウント|よろしければフォローもお気軽にどうぞ!
https://x.com/StoryHug_Create
活動情報を更新中です。ぜひお気軽にフォローしてください。
いいなと思ったら応援しよう!
チップは、StoryHugとアセリアの共創を広げる活動に繋がっていきます。心を動かす世界を少しずつ、あなたと一緒に育てていけたら嬉しいです。