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STR room について

この note は、本棚や部屋の中にあるものから、ずっと考えてきたことを書くために作った。

本の感想をきれいにまとめたいわけではなく、
おすすめを並べたいわけでもなく、
趣味を一言にまとめたいわけでもない。

自分の部屋には、昔から捨てられないものがある。
本も、音楽も、小物も、何となく残してきたというより、残らざるを得なかったものが多い。
人から見れば、とっ散らかっているように見えると思う。
でも、自分の中ではわりと筋が通っている。

昔から、趣味は何ですかと聞かれると少し困った。
読書です、音楽です、映画です、で終わる感じではなかったからだ。
別に何でも好きというわけではない。
むしろ、見ている場所はいつもだいたい同じだったのだと思う。

あとから言えば、それは構造認知と呼んでもいいのかもしれない。
物を一つずつではなく、並びや差分や位置関係で見てしまう。
同じように見えるものの中で、どこがずれているのか。
離れているように見えるものが、どこでつながっているのか。

レイヤーが深いとか、スコープが広いとか、そういうことを言いたいわけではない。
ただ、どの層で見ているのか。
どこまでを見て、どこからを切るのか。
その境目が、昔から妙に気になっていた。

だから本棚は、趣味の一覧ではなく、考えてきたことの地層に近い。
この note では、その地層を書いていく。
本棚の一角から始まることもあれば、一冊の本から始まることもある。
映画、漫画、音楽、小物、昔から手元に残っているものを入口にして、その奥にある見え方を書いていく。

ここでは、これまで外に出してこなかったことを書いていく。
きれいに説明できることだけではなく、うまく説明しきれないまま長く残ってきたものも、そのまま書く。
読む人には、整理した結論より少し手前のところから話すつもりでいる。

STR room という名前にしたのは、これがまず部屋だからだ。
仕事の説明欄ではない。
ただ、今の自分の仕事の見方と、完全に切れているわけでもない。
物の並びや差分を見ること。
流れや関係を見ること。
どこで何がずれるのかを見ること。
たぶん、そういう見方は同じところにある。

最初は、本棚の話から始める。


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