2025年、移動距離は愛の証。三浦大知・星野源・小野大輔を追いかけた全力遠征記
まえがき
2025年。今年の私のカレンダーは、3人の名前を中心に回っていました。
三浦大知さん、星野源さん、そして小野大輔さん。
「この3人のライブに必ず参加する」
――そんな大きな目標を掲げて、私はこの一年を全力で駆け抜けました。
振り返ってみれば、千葉、沖縄、京都、そして高知へ。
自分でも「この先、これほど遠征することなんて二度とないかもしれない」と思うほど、日本中を移動し続けた一年。移動距離に比例するように、心には数えきれないほどの感動と、その土地ならではの思い出が積み重なっていきました。
仕事や日常に追われそうになっても、チケットを手に「あのステージまであと少し」と自分を奮い立たせてきた日々。
2025年の集大成として、私が音楽を追いかけて旅した、眩しい5日間の記録を残したいと思います。
三浦大知「太陽に焼かれて踊りましょう 雨に打たれ歌いましょう」2025.4.30 ららアリーナTOKYO-BAY
三浦大知さんの「太陽に焼かれて踊りましょう 雨に打たれ歌いましょう」アリーナツアー初日に参加しました。
こけら落とし間もない「ららアリーナ TOKYO-BAY」に足を踏み入れると、そこには独特な形状のセンターステージが鎮座していました。
このステージ構造のおかげで、運良く大知さんのパフォーマンスを至近距離で目撃することができたのですが、それはもう「観る」というより「浴びる」という表現がふさわしい体験でした。
重力を感じさせないステップ、指先一つにまで宿る意思。モニター越しでは決して分からない、肉体が空気を切り裂く迫力に圧倒されました。
そして何より感動したのは、会場全体を包み込む「一体感」。
センターステージを囲む観客全員の視線が一点に集中し、大知さんの呼吸と私たちの鼓動がシンクロしていく感覚。彼が提示する音楽の宇宙の中で、会場の全員が等しく「音楽の一部」になっているような、不思議で温かい連帯感がそこにありました。
27曲、ずっと出ずっぱりで動と静、圧巻のパフォーマンスを観せていただいたことが奇跡のようでした。
最後の曲は当日初披露だったので、最初から最後まで息をするのも忘れるほどステージから目が離せませんでした。
私はCOLORLESSツアーから妹のおかげで同行させていただいているのですが、毎回新しい感動と驚きでいっぱいになります。
ツアーのたびに新しくて圧倒的なパフォーマンスを見られるのは本当に幸せなことだと感じました。
会場のららアリーナは初めて訪れましたが、どこからも観やすそうで、何より音響がとても良かったです!
女性は気になるトイレもたくさんあって、あまり待たずに入ることができました。近くに宿が少ないことが難点ですね。

Apple Musicでのセットリストはこちらです。
星野源「MAD HOPE」2025.7.13 沖縄アリーナ
2025年のライブ旅の中でも、一際忘れられないのが沖縄アリーナでの星野源「MAD HOPE」。
当日会場で入場時に座席が判明するシステムだったのですが、スタッフさんに案内して頂いたその場所はなんとど真ん中最前列!何も視界を遮るものがない状態。頭が真っ白になりました。
もちろんセットリストも演出も何もかも最高だったのですが、何より震えたのは、源さんが放った「沖縄県民の魂を揺さぶる煽り」でした。
音楽を愛し、歴史を背負い、それでも踊り続ける沖縄の人たち。その核心を突くような彼の言葉がアリーナに響いた瞬間、会場の空気が一変したのを感じました。それは単なるパフォーマンスではなく、この土地への深い愛と敬意が溢れ出した瞬間だったと思います。
沖縄出身の自分にとっても身体の中から震え上がるような言葉。
実際、源さんのあの言葉でテンション上がった県民も多いと思いますし、会場のボルテージも最高潮でした。
そして、追い打ちをかけるように披露された、星野源さんによる「カチャーシー」。
源さんが軽やかに、けれど力強く手を舞わせる姿を見て、会場の熱狂は最高潮に。ステージと客席の境界線が消え、アリーナ全体が大きな渦のような多幸感に包まれました。あの光景は、2025年の音楽体験の中でも間違いなく「至高の瞬間」として心に刻まれています。
Apple Musicの公式セットリストはこちらです。
平安神宮御鎮座百三十年記念
三浦大知 奉納 Special Live 2025.10.12
京都・平安神宮での奉納ライブ、私は2日目の「球体」を鑑賞しました。
実は初めての京都。一泊二日の弾丸遠征でした。
「球体」はYouTubeで毎年プレミア配信されるのを楽しみに観ていましたが、生で観るのはこれが初めて。
通常のライブ会場とは全く趣の違う会場、しかも野外。
虫の音が聞こえるほどの静寂の中、儀式から始まりました。
舞台上には大知さんしかいません。
たったひとりで魅せる一時間半は濃密な時間でした。
時にステージから降りてパフォーマンスを目の前で観られることにも驚きました。あんな広い会場を歌いながら、踊りながら、軽やかに移動していくのです。
まるで神様からのお使いで地上に降臨されたかのように光り輝いていました。
曲目を入れ替えることで感じる世界観が、こんなに前向きになれるのかと感動しました。ずっと「球体」はアルバムをフルでリピートしていたので新鮮な驚きがありました。なにより、生身で「球体」を観られたことをしあわせに感じました。

ONO DAISUKE LIVE TOUR 2025
musée 2025.11.2〜3 高知県立県民文化ホール・オレンジホール
小野大輔さんのライブツアー「musée」の始まりの地は、彼の出身地である高知。
行きは片道5時間半、新幹線と特急を乗り継いで人生初めての高知上陸!



沖縄に居た時から一緒に応援してきた仲間であるD会のいつメンも一緒に前入りしました!
初日、ステージに現れたのは、どこか緊張の面持ちを浮かべた「美術館館長」としての小野さんでした。その立ち振る舞いには凛とした気品が漂い、まさに「musée」の名にふさわしい空間が広がっていきます。
しかし、中盤から一気に「小野大輔ワールド」が炸裂。地元の方々も多く駆けつけていたのだと思います。会場を包む空気はどこまでも柔らかく、家族の帰りを待っていたかのような温かさに満ち溢れていました。
2日目は、座席が変わったことでまた新しい発見がありました。
ステージ全体を俯瞰すると、この「美術館」がいかに緻密に、こだわり抜いて演出されているかがよくわかります。視覚的な美しさに浸っていると、後半のダンスパートでは会場全体が一つに。館長に導かれるまま、みんなで踊り、笑い、全力で楽しんだあの時間は、忘れられない最高の思い出になりました。
もちろん高知といえばカツオのタタキ!しっかり頂いてきました。
高知の人も気さくで明るい方が多くて、グッズを身につけて歩いている私達に話しかけてくださったり、小野大輔さんのことも存じ上げられていて、やはり地元の有志なのだなと再認識したのでした。


Apple Musicのセットリストはこちらです。
2025年を振り返って
三浦大知さんの圧倒的な身体表現、星野源さんの魂を揺さぶる言葉、そして小野大輔さんの愛に溢れたステージ。
ジャンルは違えど、どのライブにも共通していたのは「表現者と観客が、その場所でしか作れない熱量を生み出していたこと」でした。千葉、沖縄、京都、高知。それぞれの土地で受け取ったエネルギーを糧に、2026年もまた、大好きな音楽を追いかけていきたいです。
最後まで拙い文章をお読みくださった方、ありがとうございました。
