「ルーチェ」がフェラーリの希望の光にならない?
フェラーリの初の電気自動車が、物議を醸し出している。
私は、今の車は乗り潰すまで乗り続けると心に決めてしまうような人間なので、門外漢ではあるけれど。
イタリアのクルマ市場ってえげつないなあと思っていたけど、頑張っても根強いファン、関わりある歴代の人々に「ええっ!」って言われるようなデザインであれば、それは微妙だなぁ。
イタリアは、特に北イタリアは、車の排気ガスというか、もはや年代の古い車の排除がきっつくなってる。
アンティークカーと呼べそうな、大昔のちっさいタイヤのフィアット500に乗って、高速を時速60キロぐらいで走ってるご老人がいると、大変危ないのでまあ、考えた方がいいとは思うけれど、はじめ環境問題を筆頭に出して、交通規制を金曜日に引いたりしてたアレ、なんだったんかなあ。
オートマ車がなかなか普及しないで、運転してる感のあるマニュアルが愛される国。信号がしょっちゅう壊れても、激しくクラクションを鳴らしながら「仕方ねえなぁ」とぼやきながらも十字路をガガっと渡れるドライバー達。
ウインカーがあること知らないんじゃないかと思うほど、右折だか左折だかわかんないけどいきなりググッとハンドルを切る猛者。怖いよ。
そんな国なんだから、フェラーリは、スマートで高級だけど、至高のカッコ良さを貫いてほしい。手が出ない人でも、ぶおんっと追い越されると「ウェー。フェラーリじゃん!」とため息ついて許しちゃうような。
セルジオ・マッタレッラ大統領や、教皇レオ14世にポンとプレゼントするのは良いでしょう。プロモーションは大事よ。でも、この時代に合わせた挑戦は、いつもよりきっと、大変詳しく説明しないといけないものなのかもしれない。
すごいのはわかるのよ。
半端なく技術革新の塊。
Prezzo 550.000 euroって😱数字見ちゃったら、私ごときがもう文句も言えない。けど、株価が評価と連動して一時約8%安に急落したそうなので、文句言える人たちが手放してる。
初めの記事リンクに書いてあるけれど、フェラーリの元会長がかなり酷評している。「少なくとも中国人がコピーしない車であることは間違いない」って。イタリア発デザインは本当にどんどんコピーされて量産されて拡散されて来た。その時代の人らしい発言なのかもしれない。私もxx年前にイタリアの郵便局で、段ボールの底が抜けたらしい中国人男性が、靴のハイブランドのカタログやチラシをどっさり抱えながら、ガムテで箱を修繕していたのを見かけた。今考えるとあれって……。
https://www.ferrari.com/it-IT/auto/ferrari-luce
オフィシャルサイトを見ると、それはそれはとってもカッコいいですって。
でも……つまり、「でも」と言いたくなってしまう、そんなフェラーリの電気自動車。
もし車だけに費やせるお金、それもフェラーリ限定でと言われて札束を渡されたとしたら……あなただったら最新のスーパー電気自動車を買いますか?それとも、現行人気モデル?または乗らずに愛でるだけでいいと、歴代で一番好きなアンティークカーを買うのでしょうか。
