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トレーラーハウスマガジン③ 動く熱中症対策で次の夏を乗り切ろう!

こんにちは。
スタジオスケッチです。
トレーラーハウスの新たな提案を発信する【トレーラーハウスマガジン】。

今回はトレーラーハウスを使った熱中症対策(熱中症シェルタートレーラー)について提案をしてゆきます。

Created by Studio Sketch
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動く空間だからできる熱中症対策がある

年々厳しくなる夏の暑さ。外で仕事をされる方々の身体の負担は増すばかりです。

Drawing by Gemini

先般、熱中症対策の展示会を見に行きましたが、様々な展示されており多くの方が見に来られていました。ポータブルクーラー、送風機、送風作業着、熱中症診断アプリなど、様々な展示をみていると、ふと「この様々な対策を一つにまとめた移動できる空間があれば、必要とされている方々へ迅速に熱中症対策を提供できるのではないか」と思いました。そう、トレーラーハウスの出番です。

トレーラーハウスに個々の熱中症対策を組み込むことで、予防対策、救護対応、そして快適性という3つのメニューを、一括して必要な場所へ提供できるようになるのです。

それではこの3つのメニューを軸にして、具体的な熱中症対策トレーラーハウスの仕様を提案をしてゆきます。


予防対策について

まずは予防です。猛暑の中で就労している方々への、休憩室としての機能を充実させましょう。設備としては高断熱の構造体をベースにもちろんエアコンは完備です。そして体力を回復させるために、ゆったり寛げるチェアやソファを配置しましょう。こちらは汗をかいた状態でも気兼なく座れるよう、素材についても清掃しやすい素材のものを選択します。屋外用の家具を設置するのも良いと思います。

入り口には熱中症センサーカメラをつけます。入室時に自然に自分でチェックできる動線計画が必要です。

水分補給のための水道や冷蔵庫を設置。下水道がないところではウォーターサーバーも設置します。

そして停電時の対策として蓄電池を装備します。停電時の復旧までの間も熱中症予防対策として機能するために、少なくと日中はエアコンが稼働できる容量の電力を確保できる蓄電容量が必要です。また蓄電池についてはトレラーハウスが牽引移動することに対応できるよう、住宅用の据え置き型の蓄電池ではなく車両積載も可能な蓄電池を選ぶことが必要です。


救護対応について

次に救護対応です。体調が悪い時に身体を休められるよう、簡易ベッドを設置した救護室をトレーラーハウス内に設置します。この救護室にはWIFIとモニター設備がビルトインされており、症状によっては提携医療機関にWEB診断を行なってもらうことで適切な処置が取りやすくなるでしょう。

Drawing by Gemini

同時にAED、酸素マスクなど、資格者でなくても使用できる救護用品も搭載しておきましょう。救護用品の使い方は室内に設置したモニターで動画開設が見られるようにしておきます。


快適性をプラス

予防対策、救護対応だけでなく「快適性」をプラスすることで、猛暑で疲れた心の健康にもケアできるようにしたいものです。

室内はカフェのように落ち着くインテリアデザイン。その上で壁や天井の色彩は、体温を下げる効果があると言われている寒色系の淡いブルーを基調としたカラーコーディネートを行います。

屋外作業場に設置するトレーラーハウスには、更衣室も設置しておくことで、休憩時にストレスを感じることなく過ごせるよう配慮した設計も必要です。

汗をかいた方々が休む場所であるので、臭いについても対策を講じましょう。天井や壁のクロスについては消臭抗菌性のあるものを使用します。

換気については十分な対策を講じます。トレーラーハウスは建築物ではないので、換気については建築基準法で定める換気量を満たす必要は必須ではありますが、基準法同等もしくはそれ以上の換気性能が望ましいと思います。

具体的には24時間換気であると同時に熱交換型であることが良いでしょう。冷房効率の低下を抑えてくれます。また、ナノイー等の消臭抗菌に効果のある装置が搭載された換気扇も有効です。

上下水道の接続が可能な場所ではシャワーをつけると更に快適性が向上します。トイレもつけられるのであれば夏場の仮設トイレよりも快適になるでしょう。


熱中症シェルタートレーラーのイメージ

以上の内容をパッケージした熱中症シェルタートレーラーを企画設計してみました。

 外観イメージ Created by Studio Sketch

平時使用と更衣室・救護室使用を一つの間取りで対応できるようにしています。内部空間の左右に間仕切り引戸を設置することで、平時使用では引戸をオープンにして多くの方が休憩できるようにする。更衣室・救護室使用では間仕切り引戸を閉めることでプライバシーを配慮できるようにします。

救護室ではソファベッドを配することで、平時ではソファ、救護室使用ではベッドとして使用できるようにします。

インテリアのコーディネートは、体温を下げる効果があるといわれる寒色系の色彩をベースに、カフェのようにリラックスできる空間アプローチを施します。

平時使用 Created by Studio Sketch
更衣室・救護室使用 Created by Studio Sketch
インテリアイメージ Created by Studio Sketch

熱中症シェルタートレーラーは「動く熱中症対策」であるので、様々なシーンで活用できると思います。

例えば各自治体がストックできれば、自治体主催のイベントや公共工事への熱中症対策、学校の運動会等への貸出にも活用できます。

運動会への設置イメージ Drawing by Gemini

大人数を収容する施設やスポーツ会場やライブ会場にもストックしておくと良いでしょう。その他にもテレビ中継、ドラマ撮影、マラソン大会、サイクリングイベント、アトラクションパークなどの用途にも活用できます。

ライブ会場への設置イメージ Drawing by Gemini
サイクリング会場への設置イメージ Drawing by Gemini

その他にも建設現場への設置、工場内への設置、建物が建てられない市街化調整区域にある大型トラック駐車場への設置等も、熱中症対策に大きな効果があるでしょう。

トラック駐車場への設置イメージ Drawing by Gemini

身体をケアするためにも、夏を楽しむためにも、熱中症シェルタートレーラーで次の夏を乗り切りましょう。