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河童忌の雑感

芥川龍之介の百回忌(1927年7月24日永眠)。
河童忌に『一つの作が出来上るまで』を抜粋書写。

神様がこの世界を造つたものならば、どうしてこの世の中に悪だの悲しみがあるのだらうと人々はよく言ふが、神様も私の小説と同じやうに、この世界を拵(こしら)へて行くうちに、世界それ自身が勝手に発展して思ふ通りに行かなかつたかも知れない。

芥川龍之介『一つの作が出来上るまで』より

駄作を叩き壊す芸術家のように、おそらく神様もうんざりしているのかもしれない――と思う今日この頃。



うんざりといえば。念のため『2026年が百回忌』で間違いがないか、確認しようとしたところ…こんな回答が。

毎回、真っ先に出てきて嘘八百を並べ立てるAIに、ほとほとうんざり。
頼むから、邪魔しないで。百回忌は、永眠から99年目。

(どうやら、検索ワードに「-AI」をつけると鳴りを潜めるらしい。
それより非出没をデフォルトにし、必要な時だけ「+AI」をつける設定にしてほしい。鬱陶しくてかなわない)


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「ぼくはもう極楽行きは見合はせることにきめたよ」 と或る時、芥川龍之介が、例のいたずらつぽい眼をかがやかしながら、わたくしに話しかけたことがあつた。

佐藤春夫『われらが四季感』

宗派問わず、好きな寺社はたくさんある。浄土宗のお寺も好き。
ただ「極楽で修業し、また濁世に戻る」ことだけは、絶対に嫌。

今でも他者を救うことは難しい。どんなに著名人でも有能でも高潔でも世界を変えることは容易ではない。いわんや私においてをや。
無理難題は吹っ掛けないでくださいな…。

本当に、つくづく大変な世界に来たもんだと毎日歎息している。
この地球――仮宿――を出立する際、五段階評価では星ひとつ「二度と来たくない。他人様にもお勧めしない」をつけると思う。

日本が戦争に加担する、残忍で貧しい国になる前に、とっとと卒業させてもらいたいものだ。

あさきゆめみし より

過度な期待や執着もないぶん、悲観も薄目だけれど。