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子育て中のパパと、小さな手助け

7月24日。トーハクから帰る電車内にて。
私の斜め前に、小学生男児・女児を連れた、アラフォーくらいの男性が座っていた。S駅で三人が降りた後、座席に緑の定期券ケースが置き去りになっているのに気づいた。多分、小学生の女の子のものだ。

立ち上がって忘れ物を掴み、停車中のドアの内側に立ったまま「すみません!忘れ物です!」と大きな声を出したところ、雑踏の中で男性(パパさん)が気づき、こちらのほうに近づこうとするも、人が多くてなかなか来られない。その距離4~5m。

私も降りるわけに行かないので、人が途切れた瞬間「えいっ」と左手で下からすくうように投げたところ、見事にキャッチしてもらえた!(利き手が腱鞘炎なので、左手。まあまあうまく投げられたのと、パパさんの反射神経が良かったのが幸い)

遠くから「ありがとうございます」と頭を下げるパパさん。
これがスマホなら投げないけれど、プラスチックケースなら万が一落としても壊れないからね。

7月25日。朝、ゴミ捨てに出たところ、生後6か月くらいの男児を片手に抱き、片手で大きなゴミ袋を掴んだ若いパパさんに遭遇。マンション通用ドアをごみを抱えた手で開けているので「大丈夫ですか?(ごみ置き場の)ドアは開けますよ」と走って先に開扉。

「すみません。(ごみ捨てを)お先にどうぞ」と遠慮がちに頭を下げるので、「いえいえ、どうぞお先に。(赤ちゃんを抱いての開閉は)大変ですから」とドアを支えて、先に捨ててもらう。

笑顔で「ありがとうございました」と言っていただけて、ほっとした。
この後、赤ちゃんを抱いたままコンビニにでも行くのかな…と思っていたのだが、そのまま自宅に戻った模様。

ママさんは寝ているか、不在なのかもしれない。少しの間も目を離せない時期だから、抱いて連れてきたのかな…。

大事に育てられている子どもたちにとって、必死に育てている親御さんたちにとって、明るく優しい国であってほしいと心から願う。

取り敢えず私は、自分にできること――小さな親切を心がけよう。