「私なんかが」のブレーキを外す。自分の経験に値段をつけるという、大切な儀式

こんにちは、末吉宏臣です。

自分の言葉を紡ぎ、それを誰かに届ける。

そんな温かい発信にちょっとずつ慣れてきた頃、私たちは必ずと言っていいほど、ある壁の前で立ち止まってしまいます。

それは、自分の文章に「値段」をつけるという壁です。

無料で誰かに届けることはできる。

でも、いざ「有料」のボタンを押そうとすると、急に指がピタッと止まってしまう。

「私なんかの経験に、お金をもらっていいのかな」
「がめついと思われないかな」
「誰も買ってくれなかったらどうしよう」

多くの人が、「私なんかが…」というブレーキを強く踏んでしまいます。

僕自身も、いまだに新しい有料noteを出すときは、この声と向き合うことがあります。

でも、少しだけ視点を変えてみてください。

言葉に値段をつけるということは、お金を稼ぐためだけではありません。

あなたと、読んでくれる読者を守るために、とても大切なことなのです。

わかりやすく「場所」に例えてみますね。

無料のnoteは、誰でも自由に出入りできる「風通しの良い公園」です。

通りすがりの人にも言葉を届けられる、とても素晴らしい広場です。

でも、私たちが発信を続けていると、こんな経験に出会うことがあります。

「この話は、本当に必要としてくれる人だけに、こっそり手渡したい」
「けっこう生々しい失敗談だから、大勢の人がいる公園で大声で話すのはちょっと怖い」

そういう、繊細な、でも本当に価値のある経験を語るには、公園は少し広すぎると思いませんか?

だから、扉のついた「有料の個室」を用意します。

「ここから先は、少し個人的な深い話をしますよ」と看板を立てて、お金というチケットを払ってでも「聴きたい」と言ってくれた人だけを、その部屋に招き入れる。

そこで交わされるのは、公園のベンチでの世間話ではなく、温かいコーヒーやお茶を飲みながらの一対一の深い対話になります。

これが、有料noteの大切な役割のひとつです。

有料にするのは、読者を突き放すためではありません。絶対に。

批判や無責任な言葉からあなた自身を守ることです。

同時に、本当にその情報を必要としている読者に対して、最も純度の高い言葉を届けるための「やさしい工夫」なのです。

あなたがこれまで遠回りしてきた時間。
七転八倒しながら見つけた、あなただけのやり方。
人には言えなかった失敗や、それを乗り越えた小さな光。

それらに値段をつけることは、決して傲慢なことではありません。

「私の不格好な経験も、誰かの役に立つ立派な資産なんだ」と、自分自身で認めてあげるための大切な儀式です。

もし今、あなたが自分の生み出したものに価値をつけることをためらっているのだとしたら。

その重たいリュックを下ろしてみてください。

大丈夫です。

あなたの経験に値段をつけることは、それを必要としている誰かに、安全な場所で手渡すための「やさしさ」なのですから。

いつかあなたが、ご自身の尊い経験にそっと値段をつけ、その扉を開く日を。

僕はここ場所で、ずっと応援しています。

今日も、あなたらしい言葉と過ごせる、やさしい一日になりますように。

末吉宏臣


追伸:
まずは、先日お願いしました「Amazonレビュー」ですが、やってくださった方がたくさんいて、確実に増えました。

本当にありがとうございます!

その中に、こんな嬉しいレビューが↓
(すべてのレビューが宝物です!!)

稼ぐための有料noteもいい。

だけど、そうじゃない有料noteの付き合い方だってあっていい。

僕は、心からそう思って、いろんな角度から発信しています。

引き続き、書籍やnoteを楽しんでいただけたら嬉しいです!


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