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業スーで、見知らぬおばちゃんに◯意を覚えた日

望んだら手に入る
そんな言葉を吐いた先人をハリセンで
フルスイングでぶっ叩きたくなったことはない?

めっちゃ心が狭いなと思いながらも
見知らぬおばちゃんに◯意を覚えた
くだらない話。

そこのあなた、ちょっと聞いてくれますか?


前回、業スーで見たときは売り切れだった一品
嬉々として欲しがる人を尻目に、嫌そうにかっさらわれてしまう

業務用スーパーで、実家の両親が好きな梅干しを見つけた。
しそ梅、減塩、最後の一個。

「あった!」と手を伸ばした、その瞬間。

横から別の手が、すっと伸びてきた。
知らないおばちゃんだった。

そこからが長かった。
おばちゃんは、パッケージを裏返す。
眺める。また裏返す。

首を傾げる。
その間も通路をキレイに塞ぐように
カートを身体から離して「斜めに」置く。

この時点で結構イライラしている。

私はこういうとき割と遠慮しないように
心がけている、、、つもり

でも実際には、ちょっと様子を見ながら
一瞬でも先にいた人に譲ってしまう。

某C國の人と思われる人に、
私と棚の間が20センチしか
ないときに

狭い隙間に身体を差し込んで
商品をとられたことがある。

バスケで言うなら
リバウンド争いのような
激しいプレイ。

いや、そんな荒っぽさではなく
不意にパスカットされたような
華麗さすら感じた。

桜木花道には許されても
てめえには許されてねえ!!
どけや!!って思ったが

現実は苦笑いして、見たくもない
彼の背中を眺めることになった。

イメージの中では左肩をつかんで
右足で足払いして、テコの原理で
転ばせているところだが、現実にはできん。

そんなことを思い出している間
見知らぬおばちゃんのその顔が、
ずっと辛気臭い。

なんかずっと不満そうだし
首傾げてるし、僕の視線を意にも介さず
マイペースで眺めている。

まあ、とても長く感じる数秒なのだ。
空条承太郎のスタープラチナの能力があったなら
間違いなく使っただろう。

いや、それは大袈裟か(笑)

"少なくともこんな悩み方をしているということは、
 そんなに欲しくないってことだろ !"

"だったら戻せ。頼むから戻せ !
 こっちはめっちゃ欲しいんだ!"

昔見た、「半沢直樹」のドラマのように
スゲー顔で見ていたかもしれない。

ウソだけどw

でも、現実には何も言えねえ。

だから俺は、頭の中で手を合わせた。
もちろん、このおばちゃんにではない。

「神様。お願いします。
 あの人が梅干しを戻しますように。」

だが、無情にも彼女は梅干しを
売り場に戻すことはなかった、、、

もし手にとったら嬉々として喜ぶ客ではなく
なんか納得いかない?かもしれないけど
「最後の1個だし何となく取っておくか」
って客に渡ってしまった。

ほんの一瞬の迷いが生んだ悲劇?
だったかもしれない。

こうして俺は梅干しを目の前で掻っ攫われたが
その代償としてこのネタを手にれた!

次こそはちゃんと最短距離でここに来て
迷わず手に入れようじゃないか。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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