見出し画像

【自己紹介】戦うビジネスを手放した理由|4児の父|30代|地方|フリーランス

以前私は、周りから見れば、
いわゆる“成功している側”に見える立場で、
オンライン商材の販売に携わっていました。

2022年6月。

脱サラしてフリーの動画クリエイターになり、
1年ほど独学で試行錯誤を繰り返し
生活していけるだけの報酬を得られるようになりました。

クライアントの方々にも恵まれ、
自身のステップアップのために
入会したスクールでも、
たくさんの仲間に恵まれました。

そうした活動を続ける中で、
スクールの代表の方に声をかけていただき、

先輩クリエイターとして
個別相談をしたり、セミナーに登壇したりして、
高額商材の販売に関わるようになりました。

周りの仲間や生徒さんから見れば、
いわゆる「うまくいっている側」「勝ち組」に
見えていたと思います。

実際、その運営チーム自体も
少数精鋭で回っており、
選ばれること自体がとても誇らしいことでした。

ただ、今思うとそんな誇らしい活動の中でも
私の心は、たしかに違和感を感じていたと思います。


戦うビジネスとは

タイトルにある「戦うビジネス」とは、
下記を前提にしたビジネスのやり方のことです。

  • 他よりすごく見せて選ばれる

  • 強い言葉を使って届ける

  • 不安を刺激して人を動かす

  • 「今すぐ」「限定」「乗り遅れるな」と煽る

  • 断定的な表現を使う

  • 数字や実績、肩書きで信頼を取る

こうしたやり方は、
短期間で成果を出すうえではとても合理的で、
実際に多くの人を救ってきた側面もあると思います。

当たり前ですが、私はこれらを
悪だと言いたいわけではありません。

現代において自身のサービスを
たくさんの人に届けようと思うと、
必要になってくる場面は必ず訪れます。

そして、これらのやり方が
向いている人もたくさんいますし、
ビジネスで成功している方々は
漏れなく全員、このやり方を駆使している印象です。

私が所属していたクリエイタースクールでも、
上記のようなマーケティングを行っていました。

さらに、自身の事業を拡大するため、
採用と動画を掛け合わせた
自身だけのサービスを開発していました。

私個人としても、
これから「戦うビジネス」を加速させていこう

そんなフェーズにいたと思います。


2025年後半、立ち止まらざるを得なくなった

2025年後半、
自身を取り巻く環境が一気に揺れ動きました。

9月に妻の余命宣告と、
スクールの運営チーム解体。
10月には愛車が故障し廃車になり、
11月には母がくも膜下出血で倒れました。

一つひとつの出来事が私にとってはとても重く、
それまで保っていたバランスが、
一気に崩れた感覚でした。

妻の緊急入院により、
4人の子供の面倒を見ながらの生活を
一人で営んでいくことになりました。

今思い返してみても現実味が感じれないほど、
一気にいろんなことが起きました。

仕事が手につかなくなり、
プライベートのことで頭がいっぱいだったと思います。

強制的に立ち止まらされた感覚でした。

そんな、不安や無力感に苛まれる生活の中で、

今起きていることは
自分にとって大きな転機になる

そう考えるようになりました。
ただ、現実の辛さから
目を背けたかっただけなのかもしれませんが…

ちょうど年末だったこともあり
もう一度、自分の方向性を見直してみようと
自身の行動の振り返りや自己理解に時間を割きました。


ずっと感じていたモヤモヤの正体

そうした自己分析の結果、

  • 無理(余裕の無いこと)はしない

  • 自分のペースを守る

  • 押し付けない

  • 人の主体性を尊重する

  • 心の余裕や静けさを大切にする

私は心の中で、そんな“価値観”を
大事にしているということがわかりました。

言われて、過去を振り返ってみると
たしかに腑に落ちる内容でした。

一方で、これまで行ってきた
戦うビジネスの構造の中では、

  • 早く決めさせる

  • 比較させる

  • 不安をつくる

  • 欠けている前提で話す

こうした瞬間がどうしても訪れます。

表向きには「目の前の顧客が変化するため」と
言い聞かせていますが、

内側で起こっていることに蓋をして、
見ないようにしている感覚がどうしても拭えなかった。

人の内側に安心や余白を取り戻したいと思っているのに、

仕事としては、人の内側に焦りや緊張を生む役割を担っている。

そのズレや違和感が、
自分の足を無意識に止めていたのだと理解した時、

「これは弱さじゃなかったんだ」と、
初めて思うことができました。

そして、そんな自分を心から誇らしいと思えました。

ずっとモヤモヤとしていた霧が晴れたような感覚でした。

スクールの運営や自身の事業で求められていた役割は、

  • 相手の不安を言語化する

  • 今のままではダメだと気づかせる

  • 変わる必要性を強調する

  • 決断を後押しする

人を“前に進ませるため”に力を使う仕事でした。

でも私の本質は、

  • 人を落ち着かせる

  • そのままで大丈夫な感覚に戻す

  • 自分のペースを大切にする

  • 立ち止まって内側を見る余白をつくる

  • 無理に決めなくていい空気を保つ

人を“戻す・整えるため”に力を使いたい。

私が人に渡したい力の方向が、真逆だったんです。


これから自分がやっていきたいこと

今は、

  • 正解は教えない

  • 無理に前に進ませない

  • 不安を煽らない

代わりに、
外に向きすぎた意識を内側に戻せるような
そんな言葉を書いていこうと思っています。

成長しよう
変化しよう
自分を磨こう

そんな「戦うためのコンテンツ」が
今の世の中には溢れています。

繰り返しになりますが、
私は戦うこと自体が悪だとは微塵も思っていません。

ただ、私と同じように
戦う動機や原動力が「外側」になりやすい
現代の構造に、
疲れや違和感を感じている人が
たくさんいるのではないかと思うんです。

YouTubeを開くと
誰かが「そのままでいいのか」と煽ってくる。

SNSを開くと
誰かのキラキラした人生が
「羨ましいだろ」と言ってくる。

あなたの人生を背負っているわけでもない、
画面の向こうの誰かに、
あなたの人生が急かされる必要はないと思っています。

戦うのに疲れた人が、
「少し立ち止まってもいいんだ」
と思える場所をつくりたい。

そして、自分の内から
自然と無理なく溢れてくる
“やってみたい”
“戦ってみたい”を尊重したい。

2026年1月現在、
まだ何かを成し遂げたわけでも、
落ち着いた日常を
取り戻せたわけでもありません。

妻は静かにゆっくりと終わりに近づいています。

車を新調する余裕もなく、
家族みんなで出かけることもなくなりました。

母は後遺症で記憶が曖昧になり、
デイサービスに行くようになりました。

それでも、
自分がどんな価値観で生きたいのか、
どんな力を人に渡したいのかだけは、
以前よりずっとはっきりしました。

苦しい中でも見つけることができた、
自分が大切にしている価値観を

自分らしい発信と活動で
これから広げていきたいと思います。

やりたいことはたくさんあります。

それらをひとつずつ、
自分のペースで形にしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!

しゅがー# よろしければ、応援お願いします!いただいたチップは、クリエイターとしての活動費と、子供たちに美味しいご飯を食べさせてあげようと思います(*´ω`*)

この記事が参加している募集