獲物の分け前〜泉谷しげる「ELEVATOR+1』
ネット通販でも本当になかなか出ないアイテムが数多くありまして、割と近年に再発されたものでも知らぬ間に廃盤→入手困難になっていることが多々あります。
そういうアイテムの価値を知っている人が購入するわけですから、手放す時もそれなりのお値段がするわけなんですよね。
泉谷しげるさんのポリドール時代のアルバムが再発された時、これは早く買わないとなぁとか当時思ったわけなんですが、しっかり買い逃がしていつの間にかプレミア価格に。
久々に出品されているのを発見したんですが、やっぱりいいお値段でした。
出品者様の出品リストを確認したら、欲しいCDがかなりのお買得価格で出品されていたので、迷わずまとめ買い依頼を。
まー、無理なら単独だなと思っていたら、まさかの承諾が。ありがとうございます。
じゃ、行ってみよー。

•泉谷しげる『ELEVATOR+1』(UPCY-6987/ユニバーサルミュージック)
このアルバム、オリジナルは1984年の年末リリースだったと記憶してます。
実はこのアルバム、レコード盤ではなく、ミュージック・テープを購入したんですよ。
それはなぜかというと、カセットのみに収録された曲があったからなんですね。
それがこのCDのタイトルにある+1なわけです。
これまで『ELEVATOR』は2回CD化されていたんですが、その曲「PRIVATE」はこれが初CD化だったというわけです。
ちなみにカセットではA面の5曲目に収録されていたのが、このCDでは最後にボーナス・トラック扱いで収録されていますね。
通して聴くとやっぱり違和感があります。
ポリドール移籍してからの泉谷さんはオリジナル・アルバム3枚とライヴ・アルバム(2枚組)をリリースしています。
ちなみにポリドールではこれが最後のアルバムですね。
このアルバムの発売記念ライヴはビデオ・ソフト化されていまして(なぜか東宝からのリリース、そのためかDVD、ブルーレイ化はされてません)、『EVIL LIVE』としてリリースされました(付け加えますとライヴ自体のタイトルは「エレベーターショック」だったはずです)。
アルバムのタイトル曲のライヴ映像をどうぞ。
レコーディング・メンバー勢揃いなんですが、紹介するとベースは吉田建さん、ギターは柴山和彦さんと柴山好正さん、キーボードは福原まりさんと小滝満さん、サックスは矢口博康さん、ドラムスは鈴木さえ子さんと友田真吾さんです。
吉田建さんと柴山和彦さんはエキゾティックスのメンバーで、矢口さんと福原さんに友田さんはリアル・フィッシュのメンバー、小滝さんとさえ子さんは元シネマのメンバーでした。
このアルバムのスタジオ・レコーディングにはどうやらさえ子さんは参加していない模様で、友田さんがドラマーとしてクレジットされています。
さえ子さんがソロ・デビューしてアルバムを制作したり、ライヴもやっていたからかもしれませんね。
このアルバムからシングル・カットされた「UNDER PRICK」のライヴ映像です。
友田さんとさえ子さんのツイン・ドラムが強力ですね。
よく見ると、この日ゲスト参加のツアー忌野清志郎さんも映り込んでいます。
スタジオ録音版よりもちゃんとバンドの音になっているわけですが、吉田建さんプロデュース作品だったからなのかエレポップ寄りの印象が強いアルバムです。
このライヴを最後にバンドの他のメンバーが多忙でしたから、新しいバンドタワーズへ移行していきます。
吉田建さんと友田さんにギターで布袋寅泰さんが加わる形で、『EVIL LIVE』にはその顔ぶれでの「国旗はためく下に」が収録されています。ではどうぞ。
1985年に活動を始めたタワーズは布袋さんが多忙になったことで数本のライヴをやっただけになってしまいました。残念。
個人的には吉田建さんとのコラボレーションという印象が強いポリドール時代の作品、この再発シリーズで揃えたくなりました。
本日はこれでおしまい。
ではまたー。
