獲物の分け前〜宇宙戦士スターボー『たんぽぽ畑でつかまえて』
ネット通販のチェックは継続中なわけですが、オムニバス盤に目当てのシングル曲が収録されていたら、オムニバス盤を入手で満足してしまうこと多いんですよ。
大抵の場合、そういう歌手やグループのアルバムは高いこと多かったりするので。
今回は別のアルバムを購入すると決めて、まとめ買いしてみようと探していたら、破格値で出品されていたわけです。具体的値段は書けませんがw
じゃ、行ってみよー。

・宇宙戦士スターボー『たんぽぽ畑でつかまえて』(PCD-1437/P-ヴァイン)
みんな大好きスターボーといえばデビュー曲で代表曲の「ハートブレイク太陽族」はメチャクチャ有名だと思います。
細野晴臣さんと松本隆さんの元はっぴいえんどコンビの作品だということも知られていますよね。
さすがに物好きだった私でもリアル・タイムでレコード買う勇気はなかったんです。
CD時代になって、オムニバス盤『テクノ歌謡』と『イエローマジック歌謡曲』に収録されていたので満足したんです。
勿論、アルバムがCD化されたのは知ってましたが、当然購入しなかったのです。
今回購入して『テクノ歌謡』シリーズではなく『電子音楽インジャパン』シリーズからのリリースだったこと知りました。へぇー。
とりあえずその「ハートブレイク太陽族」です。
テレビ出演時の映像でしかも生演奏(!)ですね。こりゃすごい。
レコードほどテクノっぽくは歌ってないんですね。
メイクや衣装は特撮の戦隊ものの影響なのかな?リリース時は確かクラッシュ・ギャルズ結成前だったはずです。
あ、ピンクレディやキャンディーズをテクノ風のアプローチをした感じかもしれませんね。榊原郁恵さん「ロボット」みたいな。
私はまだ高校生で上京してなかったんで、キャンペーンを生では体験してなかったんですけど、日本語を話せないという設定があったらしく(!)、○か✕で質問に答えていたとか雑誌で知って苦笑してました。
そもそも日本語話せないなら、なんで質問の意味を理解できた?という最大の疑問が。
それよりも細野さんと松本さんのコンビがよく引き受けたのが最大の謎でしたし。
成功例のイモ欽トリオは番組あってのプロジェクトでしたし、長江健次さん含めて魅力的なキャラクター揃いだったことを強調しておかないと。
まー、スターボーはしっかり方向転換して、シングル「たんぽぽ畑でつかまえて」をリリースします。
デビューが1982年ですから、花の82年組に入っていても不思議ではないはずなんですけどね。
リニューアル(?)後は真っ当なアイドル路線となったわけですから。
当然(?)細野さんと松本さんはこの曲には携わらず、馬飼野康二さんが作曲・編曲を担当しました。
アルバムの片面は細野晴臣さんと清水信之さんの共同作業で、片面は馬飼野さん担当ですね。
細野さんと信之さんの共同作業という点では同じ1982年デビューの真鍋ちえみさんが思い出されます。
真鍋さんはCBSソニーで、スターボーはポリドールからのデビューだったのが、その後の運命を分けたような気がしますね。良くも悪くも。
アルバムを初めて通して聴いた印象は清水信之さんの貢献度の高さや大貫妙子さんやEPOさんの仕事を含めて再評価すべき存在だなとか、馬飼野康二さんのソングライティングの能力の高さやアレンジャーとしても素晴らしいと思いました。
通して聴くことが再びあるとは思えませんが、おそらく手放すことはないでしょうね、このアルバム。以上です。
ではまたー。
