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【自己啓発第2話】なぜ、自己啓発を「話し半分』に聞いた方がいいのかー教授が研究をもとに解説ー

自己啓発の本や講座、セミナーに参加して、人生が劇的に変わる人は、果たして、いるのでしょうか。 もちろん、中には人生の転機になる出会いもあるかもしれません。
 
しかし、多くの人が、時間やお金を費やしたにもかかわらず、やがて元の生活に戻っているのも事実です。
 
なぜでしょう。
 
それは、この地球上に同じ人間が存在しないからです。
同じ顔の人がいないように、同じ人生を歩む人もいません。
 
生まれ育った環境。
性格。
価値観。
能力。
人間関係。
年齢。
置かれている状況。
すべてが異なります。
 
だから、ある人に効果があった方法が、あなたにも効果があるとは限りません。
 
ある経営者が成功した方法。
ある起業家が実践した習慣。
ある講師が人生を変えたという考え方。
それらは参考にはなるかもしれません。
しかし、処方箋ではありません。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ


経験は確かに大切です。しかし、その経験は、どこでも、だれにでも成り立つのかというと、そうとは言えません。
経験には再現性や普遍性がない場合も、多いのです。
 
この地球上に、まったく同じ顔の人はいません。
それと同じように、まったく同じ人生を歩む人もいません。
生まれ育った環境も違う。
才能も違う。
価値観も違う。
出会う人も違う。
だからこそ、他人の成功談や失敗談を、そのまま自分に当てはめても、得られるものには限界があります。
 
ネット上には、今日も魅力的な言葉があふれています。
「これだけはやめなさい」
「これで人生はすべてうまくいく」
「成功するためのたった3つの方法」
「3か月で収入を増やす方法」
どれも思わずクリックしたくなる言葉です。
 
発信者たちは、限られた数秒の中で私たちの注意を引こうとしています。結果として、より強く、より刺激的な表現が競い合うようになります。
 
また、「新」という言葉にも、人は弱いものです。
新理論。
新常識。
新発見。
 
ここでも考えてみて下さい。そんなに「新」しいものが、次から次へと、出てくるでしょうか?実際には、多くが過去から語り継がれてきた考え方を、新しい言葉で表現し直したものに過ぎません。
人間の本質は、変わらないからです。

古くから伝わることわざには、大きな価値が


ことわざは、長い年月の中で、人々が経験を通して確かめ続けてきた知恵だからです。

もし役に立たなければ、その言葉は次の世代に受け継がれません。
一時的な流行として消え去ったでしょう。

それでも残り続けているということは、そこに時代や文化を超えた普遍的な真実が含まれている可能性が高いからです。
 
その一つが、「話し半分に聞く」ということわざがあります。

これは相手を疑えという意味ではありません。
どんな話にも、その人なりの前提や経験が含まれていることを忘れない、という意味です。

成功談も。
失敗談も。
専門家の意見も。
私の話でさえも。
 
まずは話し半分に聞いてみる。
そして、自分自身の経験と照らし合わせながら考えてみる。
そのくらいの距離感が、情報に振り回されないためにはちょうどいいのかもしれません。

ネット上の華やかなキャッチコピーにも、振り回されないように注意しましょう。
 
信じるな、ではありません。
鵜呑みにするな、です。
「話し半分に聞け」です。

情報があふれる時代だからこそ、この古いことわざは、ますます価値を増しています。
 
人生を変える秘訣は、一つではありません。
誰かが作った万能な成功法則は存在しません。
だからこそ、 「話し半分に聞く」 という姿勢が大切なのです。
 
自己啓発を否定する必要はありません。
しかし、盲信してはいけません。
学ぶ。 試す。 自分で確かめる。
そして、自分に合うものだけを残していく。

AIを使う「新」読書術


最近、私が本を選ぶ際に、一つの工夫をしていますので、ご紹介しましょう。これは、手軽で、なかなか画期的です。
 
書籍のタイトルは、読者に手に取ってもらうために作られています。ですから、魅力的な言葉や、刺激的な表現が並ぶのは当然です。

「人生が変わる」
「成功する人の習慣」
「最強の○○」
「最新版」
 
こうしたタイトルを見ると、私たちの心は自然と動きます。それにつられて購入し、がっかりしたことも少なくありません。

本を購入する前に、一度立ち止まることをお勧めします。
 
なぜなら、多くのビジネス書や自己啓発書は、まったく新しい知見を提示しているというよりも、既存の研究や過去の知恵を、新しい切り口や表現で紹介していることが少なくないからです。
 
もちろん、それ自体は悪いことではありません。難しい研究成果を分かりやすく伝えることには大きな価値があります。
 
ただ、「本当に新しい内容なのか」、「学術的にはどの程度裏づけられているのか」を知ったうえで購入するほうが、より賢明でしょう。

「新」がいたるところにあふれています。しかし、考えてみて下さい。そんなに新しい知見が、次々と世に出てくるわけはないでしょう。過去の焼きまわしも多いはずです。
 
そこで私が活用しているのが、生成AIです。
本を買う前に、まず次のようにAIに尋ねてみます。

「以下の書籍の内容を要約し、学術的根拠の観点から論評してください。
書籍『〇〇〇〇』 △△△△著」

すると、その本の主張の要点だけでなく、どの部分に研究的な裏づけがあり、どの部分が著者の経験や解釈に依存しているのかを整理して把握することができます。

もちろん、AIの回答もまた「話し半分」に聞く必要があります。3種類のAIで、同じことをやってみてください。私は、このAIを使った読書術で、本をほとんど購入しなくなりました。しかし、あなたにお勧めするわけではありません。あなたは、あなたの読書術を磨いてください。
 
YouTubeの動画も、最初から最後まで視聴しません。動画を文字お越しした文章を、そのまま張り付けて、AIに分析してもらうことが出来ます。Geminiなら、動画のURLをそのまま張り付けるだけで、大丈夫です。

自己啓発系YouTubeを視聴するまえに、これを是非やってください。あなたの貴重な時間を無駄にしないために。動画のかなりの部分で、話が盛られていたり、学術的根拠に欠けていることが分かります。
 
AIを使い倒しましょう。考えるだけで終わるか、行動を起こすか。本気で自分を成長させたい、未来を切り拓きたいと思う方は、私たちのコミュニティにご参加ください。私たちと一緒に、次の成長ステージへ踏み出そう。
 
 
 


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