AIアートという難しい世界
マネタイズ部門では男性向けの美女AIがまだまだ隆盛ですが、マネタイズではなくAIイラストの技術向上、プロンプトを突き詰めていく方向へシフトしている方は幻想世界の構築やヒーリングアートなどアートの方向へ向かいつつあるように感じます。
先日AIアートフェスティバルで受賞した「生命の木」もアートとしての

プロンプトや作品の魅せ方、構築の仕方のコンテストであったと思っています。
AIに対する誤解・誤認識
よくイラストレーターさんの中にはAIはパクリであるという認識をされている方がいらっしゃいます。
モデルとして同一イラストを読み込むことで専用LoRAを作成するなど悪質なことがない限り、パクるという行為はできません
元来、AIは膨大な学習データーを読み込みそこから咀嚼することで画像を生成します。
そして画像生成にはプロンプトと呼ばれる命令が必要です。

これは上のAIイラストに対するプロンプトです。
本来プロンプトは単語で形成されますが、この作品のプロンプトはあくまでも生命の循環を表していたため、この木がなんであり魂の吸収と放出を示すための構文になっています。
この構文を作るのにかかった時間は一ヶ月です。
AIはアートである一方で言語の世界です。
ここに行き着くまでいくつも構文を書き換えひとつのプロンプトで数十回生成して望むものが出るのかどうか。そこを考えるのです。
一期一会のAI
プロンプトでAIが形成されるということが理解できると、プロンプトを駆使することで「自分の言語で生成したAIアート」というものにたどりつきます。
パクったからできたのではなく、どう言語化できたかでAIはその作品を生成していきます。
そして同一プロンプトを使用したからといって、同じものができるわけではないということです。



これらは先ほどのプロンプトで作成したものですが同じプロンプトであってもこうして全く違うものが生成され、同じものが生成されないというのがAIアートの難しさと面白さです。
生成者はこれを「ガチャ」と呼びます。
つまりプロンプトを回して自分の納得のいくものを出す楽しみと苦しみを味わいます。
AIなんて簡単でしょ?とよくクライアントさんにお言葉をいただきますが、残念ながら納得のいくものができるまでプロンプトを思考し何度も実行するのです。
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