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もう「嫌われたくない」で疲れない。“丁寧ないい訳”をやめる、たった一つの習慣。

いつも読んでくださり、ありがとうございます。 人生の“景色”を変える、思考のリニューアルをお届けする、すぎやすです。

先日、私が講師を務めるセミナーの、仲間内での練習会を開きました。 「本番前に、ぜひフィードバックをください!」 そんな呼びかけに、本当に多くのコーチ仲間が、大切な時間を割いて集まってくれたのです。

おかげさまで、的確で温かいフィードバックをたくさんもらい、本番に向けて大きな勇気とヒントをいただきました。感謝しかありません。

ただ、その練習会が終わった後。 私の心に、ふと、あるさざ波が立ちました。

参加できなかった数人の仲間から、こんなメッセージが届いたのです。 「デモ、参加できなくてごめん。どうしても子どもの用事で抜けられなくて」 「ごめん、急に仕事が入っちゃって…」

もちろん、とても有り難い、丁寧な連絡です。 でも、同時にこうも思いました。 「いやいや、謝る必要なんて、まったくないのに!」と。

皆さんの貴重な時間を使っていただくのですから、来られる方だけで、というのは大前提。私自身、まったく気にしていないのです。

…と、そこまで考えて、ハッとしました。 「あれ、待てよ。これ、自分もやっていないか?」と。

友人からの誘いに、断る必要があった時。 「ごめん、その日は〇〇があって…」 相手は何も聞いていないのに、つい、行けない「理由」を詳しく説明してしまっている自分が、確かにいる。

なぜ、私たちは、聞かれてもいない「理由」を、わざわざ付け加えてしまうのでしょうか。

その心の奥を、そっと覗いてみると、ある一つのプログラムが作動していることに気づきます。 それは、「悪く思われたくない」という、自動思考のプログラムです。

相手は何も気にしていないかもしれないのに、「断ったら、関係が悪くなるかも」「何か理由を言わないと、不誠実だと思われるかも」と、心の中の警報が、少し過敏に鳴り響いてしまう。

その結果、聞かれてもいないのに「〇〇だから」と、自分を守るための理由を並べてしまうのです。

もちろん、本当に説明が必要な場面もあります。 でも、もし「常に人の目を気にして、理由を言わなくては」と感じているとしたら…どうでしょうか。 それは、少しだけ、心が疲れてしまっているサインかもしれません。

この「悪く思われたくない」という気持ちが過剰に働いてしまう根っこには、「自己信頼感」の問題が隠れていることがあります。

私自身、長年の会社員生活で、この「自己信頼感」という課題に、嫌というほど向き合ってきました。 自己信頼感とは、「ありのままの自分を、自分が認めてあげる力」のこと。

この心の土台がしっかりしていると、他人の評価に過剰に怯える必要がなくなります。 「理由がなくても、きっと相手は分かってくれる」 そう思えるからこそ、シンプルに「ごめん、今回は行けないんだ」と伝えられる。

そして、その「相手を信頼する姿勢」が、結果的に、より良い人間関係を築いていくのです。

…とは言っても、「自己信頼感を高めましょう!」なんて、言うは易し、ですよね。 私も、この感覚を身につけるのに、本当に長い時間がかかりました。

だから、もし、あなたが誰かに理由を説明しすぎてしまった時も、決して自分を責めないでください。 大切なのは、その瞬間に、こう気づいてあげることです。

「あ、また『悪く思われたくない』プログラムが、顔を出しているな」と。

この「認知」こそが、何より重要な第一歩です。 自分をジャッジせず、ただ「そう感じているんだね」と気づいてあげる。 この気づきの繰り返しが、少しずつ、しかし確実に、あなたの自己信頼感を育てていきます。

とらえ直しを、習慣にする。 その小さな一歩が、あなたの見る世界を、驚くほど軽やかで、優しいものに変えてくれるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

メンタルコーチ すぎやす(杉村康之)

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【この記事を書いた人:杉村康之】
かつて、「頑張っても報われない」「誰にも弱音を吐けない」と一人で抱え込み、仕事で心を壊して2度の救急搬送を経験しました。そんなどん底から、どうやって50歳で人生の景色を変えたのか。その泥臭い全記録を公開しています。
[誰にも頼れず、一人で抱え込んだ日々を超えて。「弱さ」を「強さ」に変えた、私の31年間の記録。]


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