「塩は、距離で決まる。」
塩の粒ひとつで、まずくなるわけじゃない。
でも、塩振りは丁寧にやりたい。
雑に振れば、雑な味になる。
だから、振り方が決まっている。
左に串、右に塩
僕は右利きだ。
左手に串。
右手に塩の入った缶。
この形が基本になる。
利き手で塩を振る。
反対の手で串を持つ。
まず構えを決める。
それが塩振りの土台だ。
一本なら、点ふり
串が一本の時は点ふり。
狙った場所へ塩を落とす。
一本ずつ丁寧に。
点で置いていくイメージだ。
大量なら、横ふり
4本、5本とまとめて振る時は横ふり。
横に動かしながら、一気に塩を振る。
本数が増えると、
点では追いつかない。
だから横で振る。
右手の動きは、一定だ
ここが大事だ。
点ふりでも横ふりでも、
右手の動きは変えない。
振る強さも。
リズムも。
いつも同じだ。
では塩加減はどう調整するのか。
濃さは、距離で決める
塩缶と串の距離。
それだけだ。
近ければ濃くなる。
遠ければ薄くなる。
変えるのは距離だけ。
右手の動きは変えない。
動きを固定するからブレない。
距離で調整するから再現できる。
毎回同じ味に近づける。
動きを固定する、という技術
塩振りは感覚に見える。
でも感覚だけじゃない。
構えを決める。
動きを決める。
距離で調整する。
手をバラバラに動かせば、
味もバラつく。
手を固定すれば、
味は安定する。
塩の粒ひとつでまずくはならない。
でも、
丁寧な動きは、
丁寧な一本をつくる。
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