見出し画像

「焼き鳥の塩は、薄く振っている。」

焼き鳥に使う塩は、なるべく口当たりの柔らかいものを選ぶ。

塩は主張が強い。

振りすぎれば、鶏の旨みより先に塩を感じてしまう。

鶏の味を引き立てるためのに使う。

その考え方だ。

店には、いろんな塩がある

お店の塩は一種類ではない。

食塩。

瀬戸のほんじお。

ゲランド。

ピンク岩塩。

粒の粗いもの。

粒の細かいもの。

食材によって使い分ける。

焼き鳥には柔らかい塩

焼き鳥に使うのは、口当たりの柔らかい塩だ。

角の立った塩よりも、鶏の旨みを邪魔しない塩を選ぶ。

塩で食べさせるのではなく、

鶏を美味しく食べてもらうために塩を使う。

焼き鳥はわざと薄く振る

ここからが本題だ。

杉の屋の塩は薄い。

わざとだ。

理由がある。

塩加減の感じ方は、人によって違う。

ある人にはちょうどいい。

ある人には辛い。

ある人には物足りない。

全員にとっての正解は存在しない。

だから最初からドンピシャを狙わない。

少し薄めに振る。

だから卓上に塩を置く

足りない人は足せばいい。

ちょうどいい人はそのままでいい。

濃く振ってしまえば薄くはできない。

でも薄く振れば濃くできる。

引き算はできない。

足し算はできる。

だから薄く出す。

酒が進むと塩が欲しくなる

もう一つ理由がある。

最初の一本と、三杯目の一本では感じ方が違う。

酒が進むと、人は少し強い塩を欲しくなる。

体が塩を求めるからだ。

そんな時、卓上の塩が役に立つ。

自分のタイミングで、自分の好みに合わせて足せる。

薄く出すことは不親切ではない。

むしろ親切だと思っている。

薄さは余白だ

濃く振るのは簡単だ。

味を決めてしまえばいい。

でも、それは押し付けにもなる。

薄く振る。

そして足りなければ足してもらう。

自分好みの味を決めるために、

あえて決めきらない。

それは矛盾しているようで、

一番多くの人が美味しく食べられる方法だ。

薄く振る。

焼き鳥の塩は、

職人が作り出す、計算しつくした余白なのである。

▼ご予約・店舗情報はこちら 🔗 公式サイト https://yakitorisuginoya.com/ 📍 深井本店 https://maps.app.goo.gl/s847rfof5TeWjxCt8 📍 なかもず店 https://maps.app.goo.gl/ggxF86Q4UvMME1NY8 📍 北花田店 https://www.google.com/maps/place/炭火焼鳥+杉の屋+北花田店/ 🍽️ ご予約はこちら 深井本店 https://www.hotpepper.jp/strJ001128168/ なかもず店 https://www.hotpepper.jp/strJ001200051/ 北花田店 https://www.hotpepper.jp/strJ003893551/

いいなと思ったら応援しよう!