Pasta
慣れ親しんだパスタの始まり、歴史について
パスタは小麦から作られている為、パスタの歴史のその始まりはいつからと言われると答えづらいところではあるが、古代小麦を粗く引き、練って、熱い鉄板で焼き、硬くてきめの粗いパンの様なものが作り始められたのは紀元前四千〜前三千年頃と言われている。
つまりパスタの歴史を知る前に小麦の歴史を知ったほうが理解できそうなので少し記述します。
古代ギリシャやローマでは、紀元前にすでに小麦の基本的な2つの調理法が確立させていた。水を加えて練ったものを焼く方法と、粒のままあるいは粉に挽いてから茹でて粥にする方法である。紀元前五世紀頃からは裸麦が多く用いられるようになり練り粉に適した小麦が出来る。
一方で穂先のある小麦はポレンタを作るのに使われたと言われている。その理由としては、この時代に地中海沿岸で回転式粉挽き機が普及し始めたからである。
やがて小麦の品種は二種に絞られるようになる。パン作りに最適な軟質小麦と現在パスタに使われている硬質小麦である。
それらは、紀元1世紀に北アフリカやシチリアからイタリア本土に伝わっていく。この頃にパスタを発明する材料や技術は揃っていたが、五世紀に残されたローマの美食家アピキウスの料理書にはパスタの記述はされておらず、硬質小麦やセモリナ粉を活用する条件は整っていたもののまだ現在のパスタの様なものは存在していない。
一方、中国でも小麦の文化は発展していき紀元三世紀以降の文献にはラオワンという詰め物パスタを最富裕層の人々は食べていたとされているが、同じ頃のユーラシア大陸の反対側の人々はラヴィオリの存在さえ知らなかっとされている。そして中国でも同様に紀元前三千年から小麦や大麦が普及し始め、紀元前5〜前4世紀にかけて回転式粗挽きが登場し状況は急激に変化していく。小麦を粒のまま食べていた中国人はこうして麺や饅頭を食べるようになり、小麦を練って作る餅(ビン)を作り上げる。
こうして中国は硬質小麦の存在を知らないまま独自の発展を進めイタリアよりも何歩も先を進んでいた。
パスタは材料も作り方も極めて単純だが、はるか昔から存在していたわけではないことがわかりました。新石器時代の遺跡からはパンの原型が発掘されたがパスタそのものの痕跡はどこにも残されておらず、起源については未だに議論されています。
また、パスタの起源は諸説あるがいづれにせよイタリア人に直接伝えたのはアラブ人だとされている。
